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(アンソロジー)
忍者大戦 黒の巻
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忍者大戦 黒の巻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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参加している五人のうち事前に読んだことがあるのは二人だけですが、作品の解説を読む限り五人ともミステリー作家さんです。なので時代劇っぽいテイストは少ないかもしれません。用語を誤って使っている作品もあったし。 5作品ともミステリーの要素を含んでいることもあって結構楽しめる作品でしたが、個人的に一番気に入ったのは 霞流一「忍夜かける乱」! 天下泰平になった江戸時代中期。女郎屋で腹上死した小大名の遺体を自邸に運ぶ伊賀忍者とそれを阻止しようとする甲賀忍者の戦いを描いています。 両陣営複数の忍者によるの奇想天外な「忍法」による潰しあい、命を懸ける対象の馬鹿馬鹿しさというか虚しさ、そしてミステリー仕立ての一種のどんでん返し。いずれをとっても僕が熱愛する山田風太郎を彷彿とさせる一品です。 なお、他の四作品は、オチはともかくとして戦闘シーンでは(おそらく意図的に)従来知られている「忍術」や「忍法」を踏襲しているように思われます。 | ||||
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