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(短編集)
アーモンド入りチョコレートのワルツ
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【この小説が収録されている参考書籍】
アーモンド入りチョコレートのワルツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 1~20 1/3ページ
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普通かな | ||||
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絹子さんとサティおじさんのいる部屋はおしゃれで素敵で、ちょっと憧れます。 表題の言葉も心に残ります。 でも、ピアノ曲が聞こえてきそうな活字作品を読みたい気分だった私的には、期待外れでした。 ピアノ演奏シーンもありますが、どちらかというと10代の人間関係を描いたさらっとした短編集です。 | ||||
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森絵都さんは大好きな作家さんで、言葉の使い方が読み手にすんなり入ってくるので直ぐに引き込まれその世界感に入ります。 どのお話も もっともっと読んでいたかったくらいでした。 そしてサティの「金の粉」を聴いてみようと思います。 | ||||
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音楽をモチーフにした文芸作品は意外と色々あります。私が若かりし頃に何度も読んだ『ノルウェイの森』(原曲:ビートルス。曲はあんまり好きじゃないけど)、先日再読したミステリ小説『世界を売った男』(原曲:ボブ・ディラン。こちらも曲はあんまり好きじゃないけど)、等々。スティーブン・キングの『Stand By me』もありますね。 さて、この作品はクラシック曲をモチーフにした短編集です。クラシック作品も本作もどちらも素敵ですので是非あわせて一緒に鑑賞してみてほしいと思います。ちょっとだけ人生が豊かになった気になれます笑 以下に収録された短編について感想と概要を記します。 『子供は眠る』・・・ぼく。智明。ナス。じゃがまる。章くん。5人の夏休みの話。一番年長の章くんはボス然として君臨していたが、その暴君ぶりに不協和音が生じてくる。最後に章くんの「もの言わぬ優しさ」が暗示されるのだが、私には単に章がコミュ障にしか見えなかった。夏の情景描写としてはとても綺麗で素敵であったが、個人的には一番イマイチ感を感じた(筆者は章くんを肯定的にとらえているようだが、私は否定的にとらえた)。 『彼女のアリア』・・・本作では一番好きな短編。高校受験前の中三生「ぼく」は突如不眠に苛まれる。あまりの体調の悪さに楽しみにしていた体育祭をバックレようと無人の校舎に行くと、漏れ聞こえてきたピアノの音。ピアノを弾いていた少女藤谷に「ぼく」は惹かれて行く。ちょっとしたツイスト(音楽のジャンルでなく、ちょっとした物語の起伏)の後、最後にキュンキュンなる終わり方(おっさんキモくて申し訳ない)。読後、不眠の友にのために作られたというゴルドベルク変奏曲をYouTubeで検索してしまうこと請け合い。 『アーモンド入りチョコレートのワルツ』・・・個性的なピアノの先生、絹子先生のもとに通う奈緒と君絵。そこへ突然現れる変なフランス人のおじさん。通称サティおじさん。シュールな展開の思春期のとんがった気持ちが絶妙に調和した作品。エリック・サティのピアノが改めて聞きたくなるはず。書き方が非常に美しくまた丁寧で、内容も素敵な小品。 <さいごに> ジェンダーフリーが叫ばれる現代に言いづらいですが、私が購入したものの表紙はちょっと女の子女の子しており、おっさんが購入するにはちょっと気恥ずかしかったです。内容も、中学生が主人公ということから、子供向けに思えるかもしれません。でも、十分大人の読書に耐えうる作品だと思います。かつての中学時代を思い浮かべたり、お子さんと重ね合わせながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。 | ||||
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総ページ数200前後の短編集。3作からなり、それぞれ70,50,100ページ前後。 個人的には真ん中の「彼女のアリア」がお気に入り。 変化をテーマにしながら永遠の一瞬を感じさせる作者の手腕にただ感激。 | ||||
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髪の毛が挟んであって、嫌な感じがしました。次は違うところで買いたいと思います。 | ||||
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難しく、読んでて楽しくない。森絵都さんのなかで、はずれだと思う。 | ||||
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みかづきを読んでとても面白かったので、森絵都さんの本を数冊買ってみました。微笑ましいし、面白かったけれど、中高生むけかな〜と思いました。 | ||||
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小学生の子供が図書館で借りてきて、気に入ってほしいといわれ購入しました。 | ||||
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子供の頃、何てことはない景色や場所に無性にあこがれていた。 それは、友達のバレエ発表会での楽屋だったり、外国のおとぎ話だったりする。 あの、観客からは見えない舞台の左右の袖って、もしかしたら一つの街なんじゃないか。 お店があって道があって人があふれかえっているもう一つの世界だと夢想しては わくわくしていた。 『世界の昔話・○年生』の本の中では、大人たちが寝静まった後、姫がこっそり床下の扉を開け階段を下り 夜道を歩いて城で開かれる舞踏会に行っていた。 だが、大人が気付いて床下を見た時には、階段は存在しなかった。 この床下の世界にも行ってみたくてたまらなかった。 表題作の『アーモンド入りチョコレートのワルツ』の、絹子先生宅で開かれる木曜日の夜の秘密のパーティ。 これを読んで、あの何とも言えない憧れと、「いやそんなものは本当はないのだ」という絶望を久しぶりに思い出した。 読んでは忘れていく小説が多いが、このお話は死ぬまで忘れない。 そして、私も、「絹子先生大好き!」といえる側の人間でありたいと思う。 | ||||
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中学生が読むにはいい内容だと思います。クラッシックミュージックにも興味を持てるかもしれないです。 | ||||
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中学2年の孫たちに読ませたいと思って送りました。 この年代の子供の本を探すのが大変ですが、ようやく、良い著者を知って、 他にもこれから送ろうと思います。 | ||||
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いま、一番好きな森絵都さんの本のなかで初めて買った本です。 文体がとにかくすばらしくて、ストーリーも秀逸です。 僕はこの本を読んで、もっと森さんの本を読みたいと思いました。 出会えてよかった本です。 | ||||
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ピアノの調べに乗せた3作から成る短編集。 どの作品もとても優しい文体に包まれていて、思春期の子供時代を懐かしく思い出させ、切なさもありながら、心温まる物語になっている。 読みやすく、主人公たちの情景、そして心情を容易に想像することができる。 こんな気持ち、そういえば僕も味わったことがあったなと。 おすすめは、「彼女のアリア」 主人公が一心不乱に走り出したとき、感動も物語も動き出す。 | ||||
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無事受け取れました。満足です。また購入しますのでリピーター価格の設定よろしくお願いします。 | ||||
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病院の待ち時間に読もうかなと、カバンに忍ばせています。退屈な待ち時間を楽しませてくれることを期待しています。 | ||||
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中学生の少年少女を主人公にした三つの短編が収録されています。 どのお話も、その年代特有の感情を丁寧に描かれていて、どこか切ない幕引きで余韻に浸れます。 また、失われてしまうきらきらと輝く素敵な時間には、思わず自身の体験を重ねてしまいました。 甲乙つけ難いのですが、個人的には「彼女のアリア」が気に入っています。 登場人物が少なく、無駄のないシンプルなストーリー展開に引き込まれました。 大人から子供まで、幅広くオススメできる一冊です。 | ||||
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森絵都の短編集。3編とも主人公は中学生。それぞれ、ロベルト・シューマン、J.S.バッハ、エリック・サティの音楽が素材として織り込まれているのが特徴である。 繊細で、柔らかで、優しい文体が読者を包み込む。しかし、ストーリーもテーマもしっかりと練られている。どれもちょっと変わった物語なのに、あらすじをうまく展開させていて、力みもない。音楽とも調和し、ちょっと真似の出来ない独自の世界を描き上げることに成功している。 基本的には主人公と同じ年代の読者がターゲットになるのだろうが、その層だけに読ませるのはもったいないと思ってしまうような、なかなか見事な短編集だった。 | ||||
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もし、この本をあえて一言であらわすとしたなら 「せつなさ」 だと思います。 大人とは違う、少年少女の胸の内。 この本を読んで、今ではすっかり大人になったけれど、かつて「少女」だった頃の自分を思い出しました。 多感で傷つきやすかった少女だった頃の自分と、登場人物が重なって涙がこぼれることも…。 傷つきやすかったかもしれないけれど、すごく真っ直ぐに物事を見つめていた頃は、今よりも毎日がキラキラしていたかもしれません。 大人になる段階で、どれだけ大切なものをなくして、見失ってしまったんだろう…。 この森絵都さんの作品は「あの日の自分」へタイムスリップさせてくれます。 作品のタイトルはすべてクラシック音楽です。 音楽を知らなくても十分作品を楽しめますが、もし、その音楽を聴いたり、知っているなら、この作品の持つ世界観がさらに広がると思います。 | ||||
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思春期独特の心の揺らぎや悩みがやさしい筆遣いで紡がれています。 読み進めるうちに懐かしい気持ちになれる一冊です。 | ||||
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