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(短編集)

アーモンド入りチョコレートのワルツ



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アーモンド入りチョコレートのワルツの評価: 4.40/5点 レビュー 47件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 41~47 3/3ページ
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No.7:
(5pt)

なぜかなつかしい。

他のレビューを見てもわかるように、本書の3編はそれぞれテーマとなる曲がある。クラシックやピアノ曲に親しみのない人のために曲の解説がさりげなく入っているが、話自体は曲を知らなくても問題なし。
子供時代~少年時代の色彩の中で、どこか心温まるストーリー。作家の方々が賞賛するだけあって、すんなりと読者を引き込ませる文章力はさすが。おかげで通勤の暇つぶし用に買ったのに、結局一日で一気に読み終えてしまった。
読みやすいので誰でも楽しめるが、特に少年時代を振り返って感傷に浸りがちなお年頃の方にオススメ。
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
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No.6:
(5pt)

オトナも読みたいキラキラ宝箱に入った3篇の小説

昨今の児童文学ムーブメントの中で文芸評論家・北上次郎氏が数多のキラ星作家たちの中で一押しし続けているのが、森絵都さんである。ついに来た! 彼女の作品の待望の文庫化が本書だ。収録されている3篇の小説にはそれぞれクラシックの或る名曲が通底奏楽としてキリリとやさしく流れている。①従兄弟の少年たちだけが集まって別荘で一夏を過ごす話では、親分格の少年は毎晩寝る前にクラシック観賞タイムを強制的に設ける。子どもたちはレコードのはじめから、あるいは途中で居眠りしてしまう。なんでクラシックを聴かせたいと思うのか? ②不眠症の少年が球技大会をさぼるために、誰もいない旧校舎に忍び込むと、バッハが不眠症者の為に描いた曲がピアノの旋律に乗ってどこかから聞こえてくる。少年は音の聞こえる場所へ行ってみる。そこで・・・。③魅力的で不思議なピアノの先生と少女の繊細であたたかい交流の話。どれもほっぺたを寄せて抱きしめたくなるような逸品揃いである。
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
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No.5:
(5pt)

クラシックが聞きたくなります

表紙のデザインに惹かれて買ったのですが、中学生時代が懐かしくなるような素敵な作品です。
3篇の物語にはすべてクラシック音楽が絡んでいます。シューマンの「子供の情景」、サティの「童話音楽の献立表」など。有名な作品ではないので、私自身は曲自体は聴いたことの無いものでしたが、読みながら曲をイメージし、音が流れている感覚で本を読むことができます。出てくる音楽を、みんな聞いてみたくなりました。
登場人物がみんな魅力的です。中学生の、自分を抑えられなくてついやってしまう衝動的な行動や言動。嫌な奴だと思ってしまいつつも、裏にあるその人の思いを知ると、急に許してしまう感覚に陥ります。
「駄目な自分。それはそれで仕方ない。だからあなたはあなたを受け入れなさい。」とすべての人に後押ししてくれているような「やさしさ」をテーマに持ったストーリーです。
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
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No.4:
(5pt)

紙に閉ざされた至福のメロディー

夢中でページをめくるその指先から、今にも明るいピアノの音色があふれてきそうな、森絵都さん初の短編集。本のタイトルにもなっているエリック・サティの「アーモンド入りチョコレートのワルツ」をはじめ、3つのピアノ曲から生まれた3通りの物語が収録されている。森絵都作品では定番のことながら、物語の主人公たちは、大人と子どもとの境で揺れ動く少年・少女たち。2つ目の「彼女のアリア」では、卒業式当日の、どこからか古ぼけた香りがしてきそうな旧校舎の音楽室を舞台に、中学生のつつましくささやかな恋愛が描かれている。素直じゃない僕だけど、森絵都さんの才能にちょっとだけ嫉妬した。
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
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No.3:
(5pt)

良いです。

思春期のなんともいえない時期を表現した短編集。
児童書だけれど、コレはある意味大人が読んだらまた別の感動があります。
まさしく小学生から中学生を対象にした本なんですけど、
思春期の子が読むのと、大人が読むのとでは、全然ちがった感想が出ると思います。
瑞々しくて爽やか。そしてシックな雰囲気の小説です。
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
4043791011
No.2:
(5pt)

なんだかあったかい

森絵都の本すべてに共通するんですけど、
なんだか読んでてあったかい感じがします。
3つの短編からなっている本ですが、
どれにも共通してある曲がついています。
その曲を聴きながら読み直してみたくなる、そんな本です。
活字慣れしていない人にも楽に読めるし、
すべての人に楽しめる本ではないでしょうか?
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
4043791011
No.1:
(5pt)

感動!!

感動しました!!泣けてきます!!この本を読んで、この本に使われた三つの曲が聞いてみたくなりおもわず、この三つの曲のCDを買ってしまいました。それほど感動したんです。十三歳・十四歳・十五歳と言う思春期の時期を、いろんな観点で書いていました。みなさんも、この本を読んで思春期と言う時期をもう一度体験してみては?
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)より
4043791011

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