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巡査さん、事件ですよ
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巡査さん、事件ですよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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プロローグはしっかりした本格物が始まりそうな雰囲気を漂わせて、そろそろと幕を開けます。 ところが本編に入ると、いきなりユーモアミステリーのお約束のようなキャラ(トラブルメーカーの隣人とか、お節介好きな大家さんとか、etc.…)が次々と出て来て、明るいコージー調になります。 でも、やっぱり普通のコージーじゃない。なんせ主人公は若い男性。しかも、ちゃんと刑事としての訓練を受けているのに、訳ありで都会から飛ばされてきた巡査さん。という設定なので、愉快なコージー調でありながら、事件はちょっと悲惨で、捜査は結構本格的です。 重厚な本格物は好きだけど、たまには軽い物で息抜きしたい、でも、あまり軽すぎるのも…という向きにオススメかな、と思います。 ウェールズの田舎の自然にも癒されます。 | ||||
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アマゾンのお勧めにこの作品が出てきた時、「ああ、のどかな田舎でおまわりさんがちょっとしたトラブルに巻き込まれながらのんびり過ごす日常ものだな。この乾いた東京砂漠を彷徨う日々、こういうのを読みたかったんだよ!」と思い購入したのですが…… かなり凄惨な殺人事件が発生!やばいやばい、八つ馬鹿村みたいになってきたぞ!と焦りました。 でも事件の凄惨さがあるからこそ、主人公エヴァンの過ご北ウェールズの村の微笑ましい日常が際立つのかもしれません。英語ではなくウェールズ語を話す人々に囲まれ、二人の美女との三角関係に悩み、大家さんの美味しい料理による体重増加に悩む日々が……。 | ||||
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訳がうまいので、面白かった。主人公の実直さがよく出ているし、それにからんでくる二人の女性もいい。 全体的に上品な作品だと思った。 | ||||
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ウェールズの片田舎を舞台にしたミステリーです。 主人公は気の優しい巡査で、表紙の印象もあってついつい優男をイメージしそうですが体育会系のがっしりした巨漢との設定。実はわけありで田舎に赴任してきたらしく・・・。 のんびりしていそうな田舎で事件発生、田舎の人間模様が浮き彫りになり、というおなじみのパターンで、一作目としてはまずまずの出来と思いますが、主人公には好感が持てるもののまだ愛着がわくというほどでもなく、今後の展開を期待したいと思います。 | ||||
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『貧乏お嬢さま、メイドになる』から始まる"英国王妃の事件ファイル"シリーズを書いたリース・ボウエンの別のシリーズ。 といっても、こちらの方が貧乏お嬢さまより10年ほど前から始まっています。 時代はおそらく書かれたのと同じ1990年代(ポケベルが活躍しているので)。 舞台はウェールズの田舎にある架空の村。有名なスノードン山の近くにあるようです。 ウェールズ色が濃く、観光でで来たよそ者にはちょっと冷たい感じもしますが、いたって平和な村。 そんな村の登山道で死体が見つかり、事故ではなく殺人事件だとわかります。 巡査のエヴァンは、捜査する担当ではないのに何かひっかかるものがあり、独自に調査を始めます。 このエヴァン、優しい性格と見た目のせいか村の女性達からやたら好かれ、彼女たちの気持ちを傷つけないようになかなか苦労しているよう。 お気楽そうですが、実は訳があって都会から村に来たことになっています。 村の人々も個性豊かで、怪しく見える人がいたり、ライバル意識むきだしの人がいたり、過去がある人がいたりと、この先色々関わってきそうです。 地形や山道がどうなっているのかが少々わかりにくかったですが、気楽に読める話でした。 貧乏お嬢さまのようなラブコメとは違って割と本格的なミステリーですが、 村の状況が分かってくると段々面白くなって味わい深くなるのではと思います。 今年の夏は、8月に貧乏お嬢さまの新作"Four Funerals and Maybe a Wedding "が出て、 9月には『貧乏お嬢様さまと時計塔の幽霊』と、この『巡査さん、事件ですよ』が同日に出て、 リース・ボウエンのファンとしては嬉しい限り。 この作家には"モリー・マーフィーシリーズ"というもっと長いシリーズがあり、 邦訳でも最初の『口は災い』『押しかけ探偵』が出ているのですが、 ヒロインが割と強い性格のせいか私は3作目で挫折してしまいました。 だから今度のエヴァンが主役の"英国ひつじの村"シリーズには今度こそ!と期待しています。 それに訳者さんも貧乏お嬢さまと同じ方なので安心でき、真面目な中にユーモラスさがある独特の雰囲気も楽しめるのではないかと思います。 | ||||
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