すべて真夜中の恋人たち
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すべて真夜中の恋人たちの評価:
3.37/5点 レビュー 127件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全256件 141〜160 8/13ページ
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それは冬子とまったくちがう生き方をしてきたから、冬子の気持ちは全然理解できないものなのだと思います。
鈍い女性が主人公です。
人にも、自分にも鈍いです。
傷つかないように、なにか厚くてぶよっとした皮を一枚かぶって、その中で生きてるような。
さみしいさみしい、って泣いてわめいてみせて、哀れに思ってもらえるような器用さもありません。
さみしいということも、無意識に気づかないようにしています。
ぼんやりとしています。
この本ではもう一人女性が出てきます。
友人の聖とかいてありますが、冬子と聖の認識は友人ではなかったと思います。
ちゃんと友人と言う認識になったのはきっと最後の方で二人で泣いたところだと思うんです。
聖も生きにくそうな、冬子と別のタイプの不器用な女性です。
冬子には友達がいませんが、聖にもきっと友達はいません。
冬子の存在がどれほど必要だったか、連絡がつかなくなってから気づき、そして腹がたったんでしょう。
なんで連絡してくれないの、ってなる気持ちよくわかります。
印象的なシーンは、恭子さんが聖のことを批判するシーン。
恭子さんからみた聖は、冬子からみる聖とは全く違っていたのでしょう。
あと、典子さんの「登場人物~」のシーン。
まさにザクッときました。
登場人物でなくなった人間には、たしかによく相談できます。身近な人には、逆に出来ません。
評価が3なのは、終わり方があんまり好きじゃない。
なんにもない終わり方。でもそこもきっと好き嫌いにわかれるでしょう。
あと、この小説にでてくるそれぞれの女性のだめな部分が全部自分に当てはまった気がして辛いので。