すべて真夜中の恋人たち

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

すべて真夜中の恋人たちの評価:

3.37/5点 レビュー 127件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全256件 101〜120 6/13ページ
No.156
(5pt)

とても面白い。妻にも薦めた。

一見冴えない主人公だが、うちに秘めた感情の起伏に共感した。心理描写が素晴らしい。これまで知らなかったけど、すっかり川上未映子のファンになってしまった。他の著書もタイトルが変わっていてさらに読みたくなる。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.155
(5pt)

川上未映子という怪物的天才。

もったいなくて引用がちょっと出来ないのですが、入江冬子が典子に浴びせられる言葉が、
特に仲が良い関係の人から言われたのではないにも関わらず「これは酷すぎる」と。
 
浅い関係の友人から言われてもこんだけ傷つくような言葉があるんだ、と。 
文才というのはお綺麗な、あまり思いつかない言葉を羅列する力なんかではなく、
真実を一般の人よりずっと深く見抜く才能なんだな、と 思い知らせてくれる作品です。
その深い洞察を、後はさらりと書くだけです。

そこまで辿り着かずに(なんかつまらん会話の小説だなあ)って本を閉じたら人生の
大きな損失なのですが、それもその人の運命か。本好きは全部丁寧に読まなくても
パラパラとめくったときにその本の一番の「肝」にぶち当たるので、304ページある
この単行本の中のわずか10ページほどで私はそこに行き当りました。

オカルトか、って?そうですよ。恋愛なんて後ろから誰かが自分を好いて見ていたら
振り返らなくたってわかるじゃないですか。黙って立っとったって、好きだの殺気だの、伝わって
くるじゃないですか。古本屋に入っていって(こっちかな)って引っ張られる方向に行って
棚を見たら「これだ!」っていう本がちゃんと待ってるじゃないですか。

宇宙を流れる小さな塵、その塵が二つ、一瞬かすめて触れ合って、またそれぞれが全く
別の方向に流れていく。人間の関係なんてそんなものです。違いますか?
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.154
(5pt)

すごい恋愛小説です。びっくりしました!

本当に、不器用に生きていていて、感情をうまく表現できない冬子さんの感覚。すばらしい描写ですね。私には共感呼びすぎでした。
突然見つけた三束さんへの思い。どう表現して良いのかわからないし、自信がないんだよね。
でも、その自然の戸惑い感、本能的な愛の感覚、すごく良く表現されています。
後半は、残りのページが減っていくのがとても寂しく思えるようになりました。

喫茶店の前、雨で立ち尽くすシーン、泣きたくなるような気持ち、良くわかりました。すごく描写が強烈で印象に残ります。
そして、ルンルン気分で帰って来たアパートの前で聖が待っているシーン。ちょっと驚き。冬子さんを本気でほっといて、という感覚。

登場人物がたった3人のこの小説、ストーリーの展開はちょっともったいない感じがしますが、感覚の繊細さ、鋭さは驚くばかりです。
私も真冬の寒い夜の散歩が好きで、あの研ぎ澄まされた暗さや光の感覚はわかる気がします。

川上先生の作品は初めてだったので、大変驚きました。良い読書体験でした。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.153
(5pt)

ショパンの子守唄の描写が最高

現実みたいで泣いた。
冬子も聖も私のことのように思える。
こんなひどい感覚で生きている私はどうかしてるんじゃないかと思っていたが、冬子も聖も私以上にひどい為、救われる。でも同時に傷をえぐられる。
他の登場人物の言動への突っ込みの入れ方も同感。

冬子がショパンの子守唄を聞いている時の妄想の描写がすごい。それを書くためにこの小説を作ったのかなと思った。聞きながら読んだらトリップした。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.152
(4pt)

きれい

文体がとてもきれいできらきらしたような印象が残りました。
読みやすいか読みにくいかで評価が分かれそうだと感じましたが、個人的には読みやすく一気に読み進めてしまいました。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.151
(2pt)

著者の本を初めて読む人にはお勧めしない

初めて読んだ川上三映子の本だった。初期の頃の奇抜な題名の本たちに気圧されて食わず嫌いで読んだことなくて、試しにこの本から読んでみたけど、もっと斬新な文章を書く人かと思ってたから肩透かしくらった。
うまく行動を起こせない主人公に終始もやもや。読み終わってももやもや。
でもこういうタイプの人は共感できるのかもしれない。私は主人公より若いけどここまでな人に会ったことはない。
個人的に起承転結はあまり重要視していない。
表現が上手いから最後まで読めた。それだけ。
次は食わず嫌いしてた方を読んでみたい。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.150
(4pt)

すばらしい文体。もっと深くへ。

川上未映子は「みみずくは黄昏に飛びたつ」で知り、その後「乳と卵」「ヘヴン」「きみは赤ちゃん」を読み、続いて本作を読んだ。
どんどん文章に磨きがかかっていて、「みみずくは」で村上春樹と語っていた重要である文体について、彼女ほどのものを書ける若手作家はいないんじゃないかという域に達していると思う(エラそうにすいません)。1ページ読めば、この文章が川上未映子が書いたものだというのがすぐわかる。
純文学の恋愛小説らしく、ありきたりな恋愛は描かれていない。ちょっとひねくれた恋愛である。
主人公の冬子がアル中みたいになっていくのも、狂気を感じる。

ただもう少し、渾身の小説が読みたいと思った。
「みみずくは」で話していた「地下二階へ連れていく物語」を川上未映子の小説で読んでみたい。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.149
(3pt)

リアルな女性の日常感覚

恋愛小説ということだけど、壮大なものではなく、ごく平凡な20~30代女性の恋愛と日常を描写したような作品だと思う。 
 もしこの本が評判がよいとしたら、そういう平凡さや、リアルな女性の仕事、恋愛、生活感覚が共感を呼んだからではないだろうか。 
 太田光が帯で「天才が紡ぐ繊細な物語に超感動、美しい表現はもはや言葉の芸術」と紹介していたのだけど、個人的にはそこまでの感動はなかった。 
 けど、主人公冬子が学生時代を振り返ったり、内省をする場面では、自分自身の体験と重なるところもあったり、物理学の話が少し出てきたり、面白いと感じる箇所はありました。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.148
(4pt)

いろんな人の感情を知る小説

とても良い作品でしたが、レビューが低い方が多かったので書かせていただきます。
恋愛小説として期待すると、最後まで盛り上がりのシーンが多いわけではないので物足りなく感じる方が多いのかもしれません。人と接するのが得意でない主人公が、如何にして世間から自分が見られているか客観的に理解しながら、自分のやり方で人生を切り開いていくという物語です。淡くてはかない恋心が、恋愛を知らない主人公の中では“恋”とさえも認識されず、ただただ気持ちだけ大きくなって行く展開は、読んでいて本を閉じる間もないほどわくわくする展開でした。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.147
(4pt)

じょうずに愛をかわせない人々

基本的には何も起こらない物語という印象。
主人公は、友だちとも、異性とも、じょうずに心をかわすことができない。
誰かを愛するということもどうも難しいままに34歳になってしまったらしい。
初体験も相手にひどいことを言われて女子として異性と関わるのにも挫折し、同性の他人にもずいぶんひどいことを言われっぱなしのままになっていて、他人と本当の意味での関わりが持てないまま、ついに酒に溺れるようになる。

そんな彼女が異性にはじめてエロスじゃないけど愛を感じて、関わりを持ちたいと思うまで
そして肉体的な関わりはないけれど、はじめて自分の中から"言葉"が"生まれた"。

という感じかな
初恋物語のような感じだが
誰もが人生に一度くらいこういうことってあるなあと思った。
今時こういうタイプの人は多いだろうな…。
しかし読後感としてはすごく痛い。

聖と主人公はネガとポジのような関係でこの友情も、こうしてはじめて、つながりを求めることを通じて主人公たちが手に入れたもの、ということになるだろうか。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.146
(1pt)

ただ、ただつまらない

太田光の推薦であること、美しい装丁に惹かれ期待して読みました。
美しい文章、ストーリーにはっとさせらるのかと思いきや、、、
美しいのは装丁だけでした(笑)

冗長な文章とストーリー。そして何より登場人物の肉付けが薄すぎます。
他のレビュアーさんも仰っていましたが、
著者に内気でコミュニケーション下手の女性を描くというのはかなり無理があるようです。
元ホステスで、テレビで拝見してもおしゃべり好き、コミュニケーション上手のようでした。
もちろん社交的な性格であっても優れた小説家であれば真逆の人間を描くことはできるはずですが(笑)。
著者はそうではないということでしょう。

著者は本当に小説が書きたいのでしょうか。
表現したくてしょうがないことがあって、小説という形にしているのでしょうか。
読んでも何も伝わってきません。
ただの小説もどきの文章というだけで、なぜこれだけ業界うけするのでしょうか。
しかし、ここのレビューを読んでもわかるように一般読者はこの作品の真価を見抜いているようです。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.145
(5pt)

いいですよ。

予想に反して評価が悪いなと思い、レビューしてみました。
私はとても面白かったですよ。
途中でダラダラする事もなく。
お酒の部分はそこを読んでいる時はなんじゃ?と気持ち良くないのですが、読み手にそう思わせる事も重要では。最終的には主人公を語るに必要な流れだと。
評価はバラついているので、八方美人な物ではない。それで良いんじゃないですかね。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.144
(5pt)

面白くないけど素晴らしい

この本のテーマは「それぞれの価値観」と「美しさ」かと思います。
私は、一度この本を途中で放り出してしまいました。しかし、思いたって最後まで読んだ時、素晴らしい作品だと思いました。 詳しいことはあえて言いません。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.143
(4pt)

単身赴任の暇な夜用

最近川上さんの本を読むようになりました。なかなか心理描写が上手です。そのたび感心して読んでいます。ただ、少し時間が経つと中身を忘れてしまいます。私に問題があるのかもしれません。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.142
(1pt)

暗すぎるひとたち

タイトルと出だしが気に入って買いましたが、だらだらと暗い話で読めなくなりました。
登場人物がどれも好きになれなく、会話もまったくつまらなく、聖という人の会話は理屈っぽくて苦痛でさえありました。
著者の本は初めてですが、まさか読むのが苦痛になるとは...。
生理的にこの内容はだめみたいです。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.141
(4pt)

純粋に人を想う気持ちがすごくリアル。

普段あまり小説を読まないもので、技法だとか難しいことはよくわかりませんが…稚拙ですが感じたままに感想を述べさせていただきます。
主人公の女性の、純粋に人を好きでいる 熱くて綺麗で切ない気持ちが、すごくリアルに鮮明に描かれています。だれかを「好き」という想いが、本当に綺麗で素敵な気持ちだなと感じさせられます。恋人が、好きな人がそばにいてくれることだけでもう、本当にしあわせなことだな、と改めてすごく思わさせられ、純粋な気持ちを大事にしたい、恋人を大事にしたいなと思いました。
ラストも少し意外でこれはこれでリアルというか、変につくりものっぽくないのがよかったと思います。
川上未映子さんの本はヘブンも読みましたけど、物語自体にそんなに起伏はないのになぜかはやく続きを読みたくなります。
ただドカンと心に響いて余韻が残るほどではないので星4つです。でも、面白かったしなかなか好きな本です。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.140
(4pt)

濃紺の世界

言葉を丁寧に扱って 紡いで 出来た本なんだなあと思いました。

ひとつひとつ、じっくり丁寧に描かれていて
その気持ちがずんずんと伝わってくる物語でした。

女性ってこんなだよね というようなお手本のような女性が出てきて
あー、あるある。わかる、わかる。

と、頷いて読みました。

女性の友情って どこで繋がってるかがわかるような。

なんとなく、主人公の気持ちがわかる気がしました。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.139
(4pt)

何という美しい小説、だが技法にやや欠陥も

若い女性のとても切ない純愛が、美しく描かれている。ほとんどありそうもないと思われるくらいピュアな恋の物語。恋愛経験もない地味な35歳の女性が主人公の「わたし」。偶然知り合った高校の物理学教師の58歳の初老男性「三束(みつつか)さん」に片思いになる。彼から「光」の物理学について教えを受ける。酒を飲まないと男の人と話すことができないくらい内気な「わたし」は、悶々と苦しんだあげく、彼の誕生日にお祝いの会食を企画する。食後、夜道に立つ二人のどちらからともなく、手が触れ、「わたしたちは指と指の背をふれあわせたまま、動かなかった」(p276)。彼が指先を握り返してくれる。思わず、「三束さん、わたしは三束さんを、愛しています」と告白してしまう。みるみるうちに涙が溢れ、顔をぐしゃぐしゃにして泣いてしまう「わたし」。「彼は何も言わずに、わたしに手をにぎられたまま、わたしのまえに立っていてくれた」(p278)。口づけがあったわけでもない。それで別れて、物語は終幕に。彼から手紙がきて、彼は高校教師ではなかったことが分る。

散文詩のような美しい純愛物語だが、しかし本書は、小説の技法という面で、まだ少し欠陥を抱えている。「わたし」と「三束さん」を抽象的に描く為かもしれないが、それ以外の登場人物があまりにも類型的に描かれすぎているからだ。とりわけ「わたし」と同い年の親友の女性「石川聖」は、本書で重要な人物なのに、週刊誌などにありがちな紋切り型に造形・表現されているので、いかにも低俗な女性であることしか分からず、彼女のディテールと個性が描かれていない。フロベールやプルーストのように、脇役の個性やディテールをも絶妙に表現し得たならば、本書はもっと傑作になっていただろう。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.138
(5pt)

何を持って良しとするか

読了後、そういえばこの本の評価はどれほどなのだろうと思って見てみたら、あまりに評価が低いものが多いのと、どうやってこの本を読んだのだろうか? と思い、いつもは書かないレビューを書くことに。

まずこの本は、恋愛小説ではないと思います。確かに恋愛の描写は出ますし、それが一つの転機やきっかけになっていることも事実ではありますが、この作品が描いているのは、それがメインではないと思います。

主人公の女性の持っている静謐さ、誠実さ、弱さ、長所短所、そのどちらも彼女であり彼女を成立させている要素です。
主人公や登場人物に共感できないという感想を抱いた人は、ある意味この本の良い読者なのかもしれません。
だって、それほどまでに私や自分という存在と、この本に出てくる人物がきちんと違う人物だからです。
また、切実さを感じないという感想を抱いた人もそうです。きっとそれが、あなたとこの主人公の違い、なんです。

彼女は彼女の生き方があって、彼女だけが持っている独特な空気や感じ方を持っている。
世の中に生きる誰しもがある意味そうであるのと同じように。
作者は、それほどまでに誠実に冬子という一人の人物を描いたのです。

こうであるべきという前提でこのお話を読んだら、きっと面白くないかもしれません。
寄り添い読み進めることで、誠実に描かれた冬子という人物をどれだけ「彼女という人物」として読んでいくことを楽しめるかでこの本の読後感は変わるかもしれません。

*以降ネタバレ注意
校閲の仕事をしていることもあり本をまともに(楽しんで)読めない、そして担当の聖(や過去の彼氏)からも自分がない(選択してない)・イライラするといわれた彼女ですが、彼女は、三束さんと出会い、別れ、一つの『言葉』を自分の中から生み、見つけます。
彼女という人物に寄り添い読み進め、そんな彼女が自らの『言葉』を最後に一つ生み出す/見つける。
その言葉は、彼女自身なんだと思います。誰にも何にも代えがたい、彼女という言葉なのです。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860
No.137
(2pt)

最初から最後まで主人公の悦。

有名な本だというので読みました。
よかった点は、状況描写ですとか、風景描写が綺麗でした。最初の入りなども読みやすかったと思います。
悪かった点は、私にはとても合わなかった。登場人物誰一人として感情移入も出来なければこういう風に生きたいと思えるような生き方もしていない。
主人公は終始ぼんやりし、自分がなく受け身で、それなのに自分の世界を否定されると怒るのです。その展開しかも終盤ですしそれを中盤にやって最後に少しでも変わるなら希望はあるというものを、結局なにもない終わり方で友人との喧嘩の終着点も解決策ではないし、最初と最後で主人公の心のあり方も人生観も変わらないまま。その生き方を友人や元彼にイライラするとまで言われているのに自分は変わる気すらなく。
友人は友人でいい人という印象なのは最初だけで、他人からその人の悪口を聞いて主人公が反発したと思えるような展開。根本的に主人公と合わないのでは?と思いました。
好きになった人も、嘘っぽいと思っていたら本当に嘘をついているし。感情のない人形のような男に思えました。いいとこばかりを見ているような。
最初から最後まで主人公は自分の世界にいて、こんな人間本当にいるの?というくらいでした。
よく言えば繊細な美しい日常風景の小説。悪く言えば悪意があるとすら言える人間描写の残るものもない小説。

私には合いませんでした。
すべて真夜中の恋人たち Amazon書評・レビュー: すべて真夜中の恋人たちより
4062172860