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わたくし率 イン 歯ー、または世界
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わたくし率 イン 歯ー、または世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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頭が良い人というのは四六時中こんなことを考えているのでしょうか。 さぞかし苦しいのだろうなと思ってしまいます。 本書の内容についても正直あまり理解できませんでした。 読み手は無視してご本人のはけ口に使われているような? ぶっ飛んでるなという感想です。 | ||||
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クラシック音楽でも洋画でも前衛というのが西暦1900年ごろから主張されて、クラシック音楽では聴きざわりが悪い不協和音を多用した曲がはやるようになったけれど実際には単なるこけおどし。確かに著作権の保護期間が終了しているとはいえベートーヴェンの田園交響曲とかシューベルトの未完成の旋律をそれ自体をそのままもう使えないからそういう前衛がはやるようになったけれどそれはたんなるこけおどし。パブリックドメインになったクラシック音楽の曲を配信しているユング君のサイトで「これが悪いのは作曲の技術がなくてもこの形式を採用すれば時代の最先端の曲を作曲できちゃう」と。今日はまだ存命中の小説家であるル・クレジオ「砂漠」を読んでいて今の時代にもまだ立派な文学はあるのに川上未映子さんはこんなのを書くということは実力がまったくない小説家なのだろう・・・って感じましたね。この小説は芥川賞は候補で終わりましたが仮に受賞していたら綿矢りさ「蹴りたい背中」並みの受賞作で最下位を争う小説だったと思います。この小説を読むにあたり図書館で借りて読んだ記憶がありますが仮に中古でも本物の金を払っていたら読み終わった瞬間に壁投げのようことをしてその日にさっさと古本屋に売っていただろうなと思います。僕が川上未映子さんの小説で読んだことがある小説はこの小説と芥川賞を受賞した「乳と卵」だけですがもう読むことはないと思います。掲示板で「普通の日本人よりはるかに日本文学に詳しい人から「なぜ芥川賞受賞作で良い小説がないのか?」と訊かれてどう返事を返せばよいのか困っていて、私は英文学の選考ですが「自国の日本文学もろくにわからない人が外国文学なんてできるのか?」とせせら笑うように言われて困っている」と書き込みがありましたが前述したノーベル賞作家のル・クレジオ「砂漠」は確かに偉大な純文学で読みごたえがありますが、芥川賞はそう公言している人もいる通り基本的には売るため話題作りの賞ですから、川上未映子さんの小説で芥川賞を受賞した「乳と卵」は確かにその外国人が読んだらせせら笑うように薄っぺらい小説だったんでしょう。その外国人は川端康成「雪国」を読んでいるのでしょうが今の時代の日本純文学で「雪国」に匹敵する純文学なんてまったくありませんから。 | ||||
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芥川龍之介がすきな方にはおすすめかもしれません | ||||
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最後まで読めば話がわかるようになってるらしいですが独特の読みずらい文章にギブアップしました。 最初の数ページで読むのをやめたのは初めて。 面白いのかすら判断できません。普通の文章と文体で書いて欲しい。 | ||||
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予定より早く到着し、とても良い状態で届きました。 | ||||
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この作品は明らかに永井均の影響を受けていると思う。彼の議論を下敷きにすれば一見めちゃくちゃにも見えるこの物語もしっかり読み解くことができる。 しかし、今のところコメント欄に「わたし」と「私」の使い分けに言及した人すらいなさそうなので、この作品をそのように読み解いた人はいないのだと悲しくなる。私は、そのような読み方こそが必要なのだと思っている。 | ||||
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単に「奇をてらった」の一言でかたずけられる本作。 読んでいて読むのを途中でやめようかとも思ったほど、悪い意味で変な感じを感じる小説だった。 一応最後まで読みましたが、この人の小説はもう読むことはないです。 私には合いそうにないからです。 | ||||
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日本の小説をあまり読んでいなかったのでこれを読んでみた。 読み始めて、この文体は谷崎潤一郎の現代大坂女性版なのかなと思ったが、それともちょっと違うようだ。意味がわからないところも多い。その文体はまあ面白いと言えば面白いんだけど、読みづらくてあまり感じるところがない小説だった。もうこの人の小説は読まないだろうな。 | ||||
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佐々木幹郎著『中原中也 沈黙の音楽』を読み終えてから、読みたくなった。 理由は前著の内容や、かつて著者が「情熱大陸」で、息つく間もなく詩を朗読していた姿を見たことも関係がありそうだった。きっかけはそれぐらい。 三年子に止められても、青木を追い。女に罵られてもraison d'etreを叫び続ける。また、自己に問い続ける。〈新しい意識の流れ〉という感じがした。読みやすいといっても、斜めには読めない。読む側が試されている感覚が残る。 著者の幼児体験は、どこか私の幼児体験と重なっていた。オセロはなかったが、母方の祖母と訪れた家にゼンマイ仕掛けでシンバルを叩く猿の人形があった。 しかし〈空間充填〉とも言える連続したエネルギーの放出。著者の本は続けては、決して読めない。 | ||||
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処女作のエッセー集が大変に面白かったので購入しましたが、わたしにはよく分かりませんでした。 熱が出た時に見る夢、あと全く事前知識なしに読む、夏目漱石の草枕などの感じです。 詩人の脳内はこんな感じなんでしょうか? 文法は狂っているわけではないのに目をつるつる滑る文です。 | ||||
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芥川賞を受賞した乳と卵よりも面白かったです。 一人称独特の仕掛けが肝で、心を持っていかれます。 おすすめです。 | ||||
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「どやっ!どやっ!あたしは特別なんや!」とマウンティングしているような、 グイグイ来る感じが大変苦手でした。 | ||||
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彼女にしか書けない小説です。 川上未映子作品を読むなら芥川賞受賞の「乳と卵」より確実にこちらの作品をオススメします。 なんともない物語を面白くする力は文章に秘められた彼女の才能だと思いました。 | ||||
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これは、そもそもパクりじゃないのかと思うのですが... 何処かで読んだ気がする人が多いはず。 | ||||
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これは凄い。全く共感できず、そもそも意味不明でした。なんでこれが芥川賞候補になるのか評価基準が知りたいです。川上未映子さんはいい感じなんですけど。 | ||||
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主人公に全く共感できなくて、途中で諦めようか悩んだ。 1年くらい寝かしてから、また読み始めた。 最後に主人公をまくしたてる彼女に共感して、 自分がこの主人公に共感できなくても大丈夫だったんだと安心してしまった。 関西弁で独特の世界観。 文学って難しい。。 | ||||
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えっ?なんだこれ……。と思いながら読んだ。 すると突然、あ!わかるわかる。と思う瞬間がある。 そして、なるほどそういう……はあん。と気になってくる。 でも、青木の彼女の方が一枚も二枚も上手で、その言葉の選び方というか 主人公に対する手痛い態度というか、それの方が私にはズキューン!!ときて そこのシーンからは主人公が、大変大変ぼんやりしてきた。 多分、存在も含め全てが。 だけど、自我という意味でみると全体が自我なんだよな。 高校生の頃に読んだらどう感じたかと思います。 | ||||
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「トンネルをぬけたら雪国だった。夜の底が白くなった」。 主語がないってステキやん、とかいいながら、男にストーカーして「奥歯くれ」とかいったり。 わたくし率、イン歯ー、または世界、タイトル買いしましたが、このタイトルはないだろと思ったらきつそうです、本文にもにたような言葉づかいのセンスが横溢していると思います。 デパートでメイクをしているが、、外国人のモデルの切り抜きをもってきて、これにしてくださいというような客を相手にして夢でうなされ、念願の歯科助手に。 そういうモチーフとこの文体が好きかどうかで割れると思います。 延々と私語りが続き、オチまでサービスシーンがないと書かれていましたが、好きな人にはそういう文体やモチーフ自体がサービスになっています。 | ||||
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この本のどこがどう面白いのか全く理解出来ない。ラストまで読めば面白くなるのだと信じて、とても読みにくい独創的文体を読み進めるも、あっけらかんと終了… 中途半端な関西弁もとても癪に障る。 結局は誰がどうして何がどうなったか?と、聞かれたら私は全く答えることが出来ないだろう。それがとても悔しいので星1つ。 この本では、そんな事自体どうでもいいのかもしれない。 凡人にはわからない世界観なのだろう。この本を『傑作だ!』と絶賛される方が少し羨ましい気もする。 夢野久作のドグラマグラを読んだあともこんな気持ちになったっけ。ドグラマグラ好きにはもってこいの作品かもしれない。 | ||||
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正直、ちょっとしんどいくらい読みづらかったです。主人公の頭の中の自己中心的な世界が怒濤のように垂れ流されていて、読者への説明不足と感じながらも、「この話どう落ち着くの」と興味本位で読んでしまいました。最後の方でちゃんと読者と感覚が近いであろう人物が登場して、「ああ、今までの読みづらさはわざとなのね」と納得できます。読み始めた時の印象は「???」でしたが、最後まで読めば意外にちゃんとした話になっています。 ですが、クライマックスで主人公の悲しみや辛さがわかると、こちらまでなんとも悲しくやるせない。こんな話にしないとダメですか?って気持ちになりました。 主人公は最後に現実を自分自身で受け止めることができた、ハッピーエンドという見方もできるけど、ラストで幼女を連れていた人物の ぼそぼそとしたコメントにも悲しい読後感がただよいます。 著者の力量としては星三つでは辛口かもしれません。書くのは大変な作業だったんじゃないかなとも思う。 でも、個人的にはもっと爽やかだったり幸せな気持ちになれるようなものが読みたかったので (タイトルから痛快で楽しそうなイメージを持ってしまった)。 とはいえ、「乳と卵」はどんな話なのかと、他の作品にも興味をもっている自分もいます。 | ||||
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