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ガラスの殺意



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【この小説が収録されている参考書籍】
ガラスの殺意

ガラスの殺意の評価: 4.10/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

記憶障害を見事に描いた作者の筆力を評価。

記憶障害の女性が、「人を殺した」と通報。ところが、10分と記憶が保てないので、捜査が難航。一読?となったが、設定が飲み込めると、一気に引き込まれた。記憶障害を見事に描いた作者の筆力はすばらしい。特に関心したのは、生理を忘れてしまうエピソード。女性作家ならでは、と思った。

 犯人は誰なのか、と言うミステリー的興味と別に、記憶障害の人に罪を問えるのか? とか、介護問題など、身に積まされる社会的問題にもスポットが当たり、とても興味深く読んだ。特に介護問題は他人事じゃないので。

 ただ気になったのは、ラスト前で、「実は」と不幸を追加する事。露骨にドラマを作り過ぎだと思う。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.7:
(5pt)

切ないきもちに。

殺人事件が発生。
そのミステリーは二転三転していく。
20年前に交通事故に遭い、記憶に障害がある女性。
無色透明のガラスのごとく、健忘の悲しみを描く。
”わたしの頭の中に存在しない20年の人生”とは。
ガラスは色づくときはあるのか。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.6:
(5pt)

泣ける…

読後、思ったことはまるで「東野圭吾」作品をもっと高めた感じ‼️
とにかく、何重にも返しがあり、最後の数ページは涙が溢れました。
久々に良い本に出会えた。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.5:
(4pt)

障害がある人が有罪か無罪

脳に障害を持ち記憶できない女性が殺人事件の犯人なのか。有罪か無罪か。その事件の真相を調べる刑事の母親は痴ほう症になり、介護が大変。夫は優しい見方なのか敵なのか。興味深いテーマとストーリー展開に感服。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.4:
(5pt)

おすすめ

犯人の動機と事件の締め方に多少強引な感じを受けたが、記憶障害をもった主人公の描写は正直背筋が寒くなるほど上手く、物語のラストは非常に切なく豊かな余韻を残した。
 秋吉理香子のファンはもちろん、初見の方にも心からオススメできる一冊である。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.3:
(4pt)

切なくて泣けます

ストーリーがすごく良かったです。
特にラストの展開がすごかった
せつないけどすごくいい終わり
おすすめです。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121
No.2:
(5pt)

今年最高

ことばにならない。すごく良かった。テーマ、プロットの意外性。展開の意外性。ストーリーの深み。今年一番。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
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No.1:
(4pt)

二転三転する展開に目が離せないサスペンス長編(ネタバレあり)

秋吉 理香子さんの作品なので、きっと捻りがあるんだろうと
冒頭から様々な想像をしながら楽しめた作品。

殺人事件に高次脳機能障害を絡ませた展開は斬新で
ラストまでドキドキしながら一気に読めました。

交通事故に遭い、記憶障害を負った柏原麻由子が主人公。

記憶出来る時間は10分~20分程。

認知症の母親を持つ刑事、桐谷優香のエピソードを本筋に大きく絡める事で
読者の意識をそちらに向かせる趣向はお見事でした。

二転三転するストーリー、騙し騙される展開だけに留まらず
親子・夫婦間の在り方、愛情の深さも感じ、読後感も良い秀作です。
ガラスの殺意Amazon書評・レビュー:ガラスの殺意より
4575241121

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