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瑕疵借り
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瑕疵借りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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瑕疵借り。 聞きなれない業界用語とのことだが、賃貸のアパートマンションなどで住人の変死などのあった事故物件を借りて住むものをいうそうだ。 ぞっとしないではないが短期間借りても事故情報は二年ほど消えないらしい。 そんな瑕疵借りをする人物を中心に4話の短編集で構成されている。結構面白かった。 一般文学通算2574作品目の感想。2021/09/24 16:20 | ||||
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管理会社やオーナーからの依頼により、 事故物件に住むことを仕事とした青年。 それを通して事故の真相を明らかにし、 残された人々の靄を振り払っていきます。 なかなか珍しいタイプの小説で面白かったです。 | ||||
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タイトルからして不動産関係の本かとおもったら、小説であった。 女性の方のほうが共感できるとおもいますので、ぜひ女性の方にも読んでいただきたい。 | ||||
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僕が死んだ。 生きていた、存在した事実までが冒涜されたり、消去されることが許されてはいけない。 僕にも、家族がいて、仲間がいて、大切にしたい記憶がある。 遺された私は、真実を知らず、過去とも決別できず、無明の闇に。 僕の死を、意味のあるものにし、光を与えたまえ。 いま、闇夜を照らす“星”とならん。 | ||||
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理屈で畳みかけるポーズを取りながら、これはいたわりのお話だなあ。とほのぼの読みました とりあえず、3年かけた執念に報いて貰っとけ。いつの間にか3年になってたんだなあ、と、結菜ちゃん、君だけは単純な浅慮と我儘ってやつだよ。と 個人的には「転機のテンキー」と「保証人のスネップ」辺りの順番入れ替えた方が読後の印象が良いかな 楽しく読みました | ||||
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この著者の作品初読。 瑕疵・・・という言葉知らなかった。 瑕疵(かし)とは、キズ、欠点、不動産業界では所謂「訳あり物件」のことで、そのうち事件・事故などの心理的不安から借り手がつかないのが心理的瑕疵。 その解決のため雇われた人物・藤崎達也が本物語の主人公なんだけど、本書は4つの短編集になっており、主人公ではなく、瑕疵物件事件に関わる人物の視点で物語が進んでいく。 訳あり物件、それも心理的問題ありというと一番容易に連想するのが、心霊・オカルトだろうが、本書の4話ともそれに直結する話はない。 代わりに、何らかの貧困問題と関わっていて、そこから生まれる人情話に涙を誘発された。 なかには現実感の薄い無理な設定の話(私的には第4話)もあるが、最後は気持ち良く読み終える、ボリューム的にも程良い短編集でした。 | ||||
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