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泣くな道真 -大宰府の詩-
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泣くな道真 -大宰府の詩-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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京の都で右大臣にまで上り詰めた菅原道真は、謀反の疑惑をかけられて太宰府に送られてしまう。 突如としてVIP中のVIP(しかも反逆罪)を押し付けられた太宰府の官吏たちはあれやこれやと気をもむが、肝心の道真はふさぎ込むか恐慌状態かどちらかを繰り返すばかり…… 良く言えば噂に左右されない、正しく言えば周囲に興味を持たぬ窓際族の男保積(ほづみ)はそんな道真の話し相手になり、機嫌を取ることを命じられた。 歴史的真実とされているいくつかの事象について大胆に再解釈を交えつつ、太宰府の行政マンたちや市井の日常を描いた作品。 レビュータイトルの通り、当時の時代用語を頻繁に交え平安時代の太宰府(福岡)の雰囲気は上手に書けていた。 ただ肝心のストーリーはのっぺりとした平坦なもので、キャラクターも魅力に欠けている。 主人公が正しく昼行灯な上、相棒的立ち位置の女もキーパーソンの道真も現代的な普通の感性を持ち常識的な言動に終始するため、話がぜんぜん盛り上がらない。 | ||||
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大宰府に配流された後の菅原道真の物語。激しい雨が上がって陽光が射してくるような前向きなストーリーで楽しめました。 近年の大宰府考古学の成果を反映させた力作だと思います。ただ、その成果がナマ硬な文章になってしまっている部分もあり残念です。 あとは、登場人物の選択する行動の動機づけに、納得がいかない、共感できないものが多くて、突然なんで?とかどうしてそんな?とかよく思ってしまい、イマイチ入り込めなかったのも残念ポイントでした。 | ||||
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