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泣くな道真 -大宰府の詩-
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泣くな道真 -大宰府の詩-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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神様ではなく、人間道真の姿が魅力的。続きが期待される作品。 | ||||
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史実と想像、様々な人物にも、後世に伝わっていること といないことがあるはず。それのつなぎめをうまくつく ろって、作品となる 作家さんの営為は尊敬するしかない。 | ||||
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知らない世界ではあるけれど、 説得力ある世界。 良かったです | ||||
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京の都で右大臣にまで上り詰めた菅原道真は、謀反の疑惑をかけられて太宰府に送られてしまう。 突如としてVIP中のVIP(しかも反逆罪)を押し付けられた太宰府の官吏たちはあれやこれやと気をもむが、肝心の道真はふさぎ込むか恐慌状態かどちらかを繰り返すばかり…… 良く言えば噂に左右されない、正しく言えば周囲に興味を持たぬ窓際族の男保積(ほづみ)はそんな道真の話し相手になり、機嫌を取ることを命じられた。 歴史的真実とされているいくつかの事象について大胆に再解釈を交えつつ、太宰府の行政マンたちや市井の日常を描いた作品。 レビュータイトルの通り、当時の時代用語を頻繁に交え平安時代の太宰府(福岡)の雰囲気は上手に書けていた。 ただ肝心のストーリーはのっぺりとした平坦なもので、キャラクターも魅力に欠けている。 主人公が正しく昼行灯な上、相棒的立ち位置の女もキーパーソンの道真も現代的な普通の感性を持ち常識的な言動に終始するため、話がぜんぜん盛り上がらない。 | ||||
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今1巻を読み終わったところですが、すぐ2巻を買うつもりです。序盤から物語に吸い込まれました。本を開くと光があふれて、いつのまにか物語の世界にいる、あの感じです。さすが平安時代だけあって、漢字が難しいですが、kindleで辞書を引きながら読みまして、学びの楽しさもありました。おすすめです。 | ||||
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歴史が苦手な私でも一気に読めた | ||||
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『応天の門』を読んでいて、菅原道真がおもしろくなり、この本に行きつきました。 これもグランドホテル様式でしょうか。ほぼ出演順に、太宰府権帥に任ぜられた菅原道真、太宰府の怠け者下級官吏の龍野穂積、太宰府の全権を握る小野葛絃、その甥の小野葛根、その妹の恬子(小野小町)などなど。 泣くな道真の最初の山場は第3章。そこから終章まで、それぞれが役割を得て大活躍。 文庫書き下ろし。 ああおもしろかった。 | ||||
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東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ 大宰府に左遷されたあとの道真の姿が生き生きと描かれています。 | ||||
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コロナ禍の中、活字を見るのも億劫になっていたが、この本が突破口になった。当然の事乍作者の古典の知識量の底知れなさに驚きつつ、コミック調に歴史的人物の素顔かもしれない性格を、読む人を楽しくさせるように描写する力に敬服させられた。冒頭の難しい言い回しに飲まれず先に進むと、その後に愛すべき道真が登場する。久しぶりに、一気に読み切ってしまった。菅原道真という硬いイメージが、本当はこんな人物だったかも知れない、と思うとなんだかホッとした。 | ||||
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澤田 瞳子作品 | ||||
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面白かったです。 時代小説系で、江戸時代が舞台じゃなくて、軽く読めるもの、ってなかなかないのですが、本書は、歴史の授業で習うような実在の人物もたくさん登場しつつ、歴史小説的な重たさはなくて、気軽に読めます。 舞台は平安時代、私でも知ってる「菅原道真」さんが主人公。 この道真さんが、大宰府に左遷されてくるところから物語が始まりますが、道真さんは、ちょっと困ったちゃんながら、行動力もあって、憎めない人物として描かれているのが良いです。 あと、小野恬子(おののしずこ)さんと言う人が出てくるのですが、この人は百人一首などでも有名な「小野小町」さんなのですね。 最後の方まで気が付かず・・。まあそれはそれで楽しめましたが。 続巻があるなら読みたいです。 ただ、特に序盤で、人物名が頭に入らず、読み進めづらかったので、できたら登場人物リストがあるとよかったです。(自分で書き出してリストを作ってからは、すらすら読めました) | ||||
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左遷された菅原道真というと、都恋しと女々しく過ごしてあげく客死。雷神と化して祟りまくるイメージでした。この本を読んで、こういうとらえ方もあるか~と思わされました。大宰府ってただの田舎じゃない「遠のみやこ」なんだと言うことがよ~くわかりました。 | ||||
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大宰府に配流された後の菅原道真の物語。激しい雨が上がって陽光が射してくるような前向きなストーリーで楽しめました。 近年の大宰府考古学の成果を反映させた力作だと思います。ただ、その成果がナマ硬な文章になってしまっている部分もあり残念です。 あとは、登場人物の選択する行動の動機づけに、納得がいかない、共感できないものが多くて、突然なんで?とかどうしてそんな?とかよく思ってしまい、イマイチ入り込めなかったのも残念ポイントでした。 | ||||
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