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ウォーターゲーム
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ウォーターゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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吉田修一は、最初に読んだ元職員はあまりピンとこなかったが、悪人はまあ感動し、横道世之介はまた違った可能性を見て、熱帯魚・怒り・パークライフ・さよなら渓谷…と読んできた。この人の本は、生活感ありありでリアルなのが特徴と思っていたが、このウォーターゲームは経済小説的。しかし楡 周平ほどこの分野は得意ではないようで、それほど面白い話ではなかった。 最初読み始めた時に、水道の民営化の話だと分かって、おお、今のご時世にピッタリの話題だ、吉田さんすごいな…と思って読み始めたが、ダムをダイナマイトで爆発させて水害を起こし何百人も殺して…と始まったら、よほどのことがないと興ざめするだろう。 しかも話が日本だけにとどまらず、キルギス地区の水道民営化まで絡んできて、美人女性スパイ(日本人)が、肉体美を餌に仕事に絡むとか、最後の最後には飛んでいる旅客機の外に出てロープに釣り下がって、海に落ちて助かっているとか、もうSFの世界に突入した感じ。思わずミッションインポッシブルかい!!と突っ込みたくなります。 この人の特徴として、性描写もリアル…と言う事がある。しかしこの「ウォーターゲーム」に限って一切そのような事も出てこない。これでは何を楽しみに本を読めばよいのか。残念でならない。 | ||||
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続きものだったようで当然のようにリアリティのないスパイたちが出てきました。 今時謎の美女スパイとか設定がきついです。 ダム決壊作戦も序盤でこの会社がこういう暗躍をしていてダム決壊を目論んでいたと説明しちゃって緊張感がないです。 もうちょっとそこに住む一般人の視点を書かないとリアリティがないです。 | ||||
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新聞連載時とずいぶん違うことに驚きました。 心臓に埋め込まれた装置のこと、彼を捨てた実の母親のこと、富美子さんのことが省かれていました。 詩織ちゃんもこの本では登場しません。 一番おもしろくはらはらした部分をなぜ削除してしまったのでしょう。 新聞では毎日楽しみに読んでいた作品だったのになんの盛り上がりもなく読み終わりがっかりです。 三部作が台無し。 | ||||
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