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探偵女王とウロボロスの記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
探偵女王とウロボロスの記憶 (講談社タイガ)

探偵女王とウロボロスの記憶の評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

読ませるための知識の押しつけがしんどい

事件と物語の理解に必要な専門知識が,主人公らから何度も語られるのがしんどく,
そららを踏まえての展開には,先がおおよそ見えてしまい,今ひとつ入り込めません.

このほか,終盤にて導き出される真相,さらにはどんでん返しを含む真相も併せて,
つじつまの合う論理は示されるものの,もったいぶった割には大きな驚きの類はなく,
小難しく,遠回りな言葉や表現に煙に巻かれ,最後までピンとくるものはなかった印象.

一方,ラノベ畑のご出身と聞いたせいかもしれませんが,冗長な表現はいかにもで,
刑事の軽いキャラクタや,蛇とウロボロスをやたらに絡める言い回しも狙いすぎです.
また,シリーズ作の途中の巻のような語りがあったり,続刊を想定しての前フリなのか,
中途半端に過去の出来事を匂わせる演出は,残念ながら却って違和感を抱かせることに….

主人公を奇才のように扱う様子も,その背景が曖昧なためにうわべだけの言葉となり,
過去に起因し,何度か行われる特技(?)にしても,同じ理由で奇行にしか映りません.
結果,彼女の中で見えている世界が伝わらず,こちらも物足りなさが残ってしまいました.
探偵女王とウロボロスの記憶 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:探偵女王とウロボロスの記憶 (講談社タイガ)より
4062941104

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