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(短編集)
虚談
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虚談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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出がらし?な感じがして残念でした。 | ||||
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「○談」シリーズの最新作だが、本シリーズの中では異色作と言って良い。「妖怪は人の心の中に棲む」がモットーの作者の作品は、本シリーズを含め、人間心理の機微を扱ったものが多いが、本作は「実録系怪談話」に焦点を当てているのである。 それも、<嘘>と断った上で、「実録系怪談話」を語ったり(フザけているのかと思った)、「実録系怪談話」と本当の怪談との中間の様な話を語ったり、作者の意匠が良く掴めない。「この世は人の<嘘>と<誤解>(記憶違い)で成り立っている」とのメッセージを送っている様でもあるが、正直、無味乾燥な出来で楽しめなかった。 「虚談」という表題は、勿論、虚構の物語という意味なのだろうが、全ての小説(創作)は虚構なので、意味を成していないと思う。ただし、作中の語り手の<私>はどうやら作者自身の投影らしく、作者が子供の頃から書籍好き(書痴)で仏教にも詳しかった事、イラストレータ養成学校に通った事などが書かれているので、作者の原点を窺がい知れるという点が唯一の救いか。 | ||||
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