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亡霊の柩



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【この小説が収録されている参考書籍】
亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)

亡霊の柩の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

高いリーダビリティ

背乗りから始まるサスペンス風ミステリー。槙野・東條シリーズの最新刊ということだが、今回は槙野に焦点を当て、過去の因縁との決着を見る。この作家の描写力とリーダビリティの高さは折り紙付きで、今回も最後まで一気読み。もっと早くに読んでおけばよかったと思わせる一冊。
亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)Amazon書評・レビュー:亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)より
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No.2:
(4pt)

途中までは一気よみ。

題名からして幽霊などが絡んでくる物語になるのかと期待していたのですが、オカルト的でおどろおどろしい世界観があるということもなく、普通の殺人事件の捜査でした。
話の展開は面白く、途中まではすぐに読んでしまったのですが、犯人がわかってしまった最後のほうは前半ほどの面白みに欠け、読むのに何日もかかってしまいました。
亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)Amazon書評・レビュー:亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)より
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No.1:
(5pt)

根底にあるのは人の情

今回は前作までのような、おどろおどろしさは少なく、ドキドキ感が足らないと思っていたが、期待通り(?)複雑な登場人物の設定は、最後まで真相究明が困難で、読み始めると途中で止められず、お約束通りの寝不足に陥ってしまった。
今作に限らず、犯人とその周りの人物、警察官や探偵まで、吉田恭教は実に人の情をあらゆる角度から掘下げて多面的に表現している。
槇野因縁の事件が解決して安堵したが、東條有紀ファンとしては、次回はぜひ東條因縁の事件も解決して欲しい。
反面、それでシリーズが終わってしまうのではという寂しさもあるのが複雑な心境。
ゴールデンウィークは、書棚からシリーズを取り出して、改めて吉田恭教ワールドの面白さに浸ってみようと思う。
亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)Amazon書評・レビュー:亡霊の柩 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)より
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