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iの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 21~40 2/5ページ
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本書は人間のアイデンティティ、帰属意識について書かれている。 主人公のアイは養子であり、 アイを養子として迎えた両親は日本人の妻とアメリカ人の夫である。 そして、アイ自身はシリア人だった。 この設定だけでも色々考えさせられるし、 現実のこの世界でもそういう立場として 生きている人は結構いると思う。 単一民族の割合が殆どの日本、 日本人としては なかなかその立場から考える機会がなかった。 もし自分自身が 血の繋がりがない家族、人種のバックグラウンドが違う家族と共に生きる環境下で、 沢山の無償の愛を貰ったとしても、 自分の立場について何も考えずいる のは、難しいかもしれない。 本書の物語は色々派生していくが、 その部分だけでも価値のある本だなと 思いました。 | ||||
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お気に入りの本は読了後もっかい読みたくなるってのはよくあると思いますが、このℹ︎は読了後、ぎゅっと抱きしめたくて抱いた本です('°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)世界はℹ︎であふれてる。 | ||||
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夫に「よかったよ。」と勧められたので 読み始めたのですが。うーーーん。 私には終始ネガティブに思えて、ダメでした。 夫とは映画とか割と意見が合うほうなのですが、 人それぞれ感じ方は違いますね。 | ||||
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胸に焼きつくようなお話です。 自分とは全く関係のない土地で起きている事件をどう捉えるか。 深く考えさせられました。 自分が今ここにいることを強く意識して、生きていこうと思います。 | ||||
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※ネタばれ含む この小説の中の主人公は向き合えないほどの苦しみを抱えることによって、過去の自分を恥じることに至る。でもその苦しみの中で、苦しみは正真正銘自分のものでしかないけれど、この苦しみに寄り添おうとしてくれる人たちによって、自分は心を取り戻すことができると言う。その場面に心が震えた。久しぶりに純粋な愛に触れることができた。そんなふうに思えた作品だった。 | ||||
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「サラバ!」が、すごく面白かったし感動的だったので、期待して読みましたが・・・読んでいていらいらしました。今、話題のネタを無理やりつなげて主人公にいちいち悩ませているんだけど、どのエピソードも浅いし、上辺だけの感じがしました。 作家は、まだこういう問題を掘り下げて人に感動を与えるにはまだまだ力量不足なのでは?と思いました。 | ||||
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個人的な感想です。つらい不妊治療をして授かった命も物語では、いとも簡単に登場人物にならなくなる。友だちも子どもが欲しいと言っていたはずなのにいらないと言い始める。ふざけていますか?命に対する思いの違いを感じ、モヤモヤ感がいっぱいでした。他にも西さんの作品を買っていたのですが、読む気になりませんでした。最初に読まなければよかったのかもしれませんね。 | ||||
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西さんの作品はこちらが始めてでしたが、主人公の心情に引き込まれながら読ませていただきました。 主人公アイは世界中の凄惨な事件や災害、紛争に心を痛めつつも、自身の恵まれた環境に罪悪感を感じています。 誰しもこのような感情を持ったことはあるのではないでしょうか。私は海外旅行に行った時、貧しさのため幼いうちから働く子供たちを見て、言いようのない罪悪感を感じました。また、そう感じる自分は良い子ぶっているだけではないか、偽善者ではないかとも感じました。 まさに主人公もそういった罪悪感、偽善の狭間で自身の在り方を模索していきます。 多少アイの心情描写がくどいところもありましまが、恐らくアイというワードにi(虚数)、愛、I(英語で'"私")等の意味が込められており、それらの意味が重なりあっていくストーリーになっています。 ほかの西さんの作品も読んでみたくなりました! | ||||
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他の良いレビューの人が書いているように良かった。読んでよかったと思いました。悪いレビューの人の 酷評はお門違いな批評だと私はおもいました。 | ||||
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久しぶりの西加奈子さん作品を読了。シリア生の少女がアメリカ人男性と日本人女性の養子になり、自分のオリジナリティが故の孤独を感じて生きていく姿が印象的。世界中で事件や事故や、911や日本での東日本大震災で亡くなった方々の数をノートにしたためて、亡くなったかの哀しみを共有するかのような習慣。主人公自身に起きる妊娠と流産を通して、死と生をさらに身近に感じる。かなり興味深く、読めました。 | ||||
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うだうだと何が面白いかわからなかった 100ページ読んで、売却してしまった。 | ||||
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読んでいてイライラしました。考えすぎの人の話。つまらな過ぎて買って損しました。何がいいのか全然分かりませんでした。 | ||||
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この本をセクシャルマイノリティ、不妊で悩む方、難民、 被災者、家庭問題で絶望的な生活を強いられてる人。 その当事者の人々が読んだらどう思うかな?感動するかな? しないと思うんだよね。結局、見下してるんだよね。高みの見物。 不幸そうに見える人を作者が不幸な人だと勝手に定義付けて その人に勝手に同情したり、悩んだり申し訳なく思ったりするみたいな。 そんなこと考えること自体が差別なんだけど、それに気づいていない。 主人公が自分のアイデンティティーを見つけられないのは 他者を差別していて自分を特別視しているからではないかな? そんな人に世界は居場所を用意してくれるかな? | ||||
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直木賞作家とは、この程度かと思わせる内容。又吉が本気で評価したとは信じがたい。当てにならない推薦です。この人の他の作品は読んでませんので、直木賞受賞作に期待します。 | ||||
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アメトーークで紹介されたので読んで見た。光浦さん、又吉さん、そして作者の西さんには大変申し訳ないが、何か面白いか、さっぱり分からない。ごめんなさい。評価控えようかと思ったけれど、お金を出しているので評価させて頂きました。「サラバ」も同様でした。すみません。 | ||||
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西加奈子さんの作品はどれもけっこう好きなのですが、この作品はイマイチです。 メッセージの押し付けが強いわりに、薄っぺらいというか浅いというか、そんな印象の作品だと思いました。 登場人物の感情や考えがステレオタイプすぎるかな、と思います。 登場人物に人間くささが無いので薄っぺらく感じてしまうのかもしれません。 ただ、決して悪い作品ではないとも思います。 | ||||
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何かして叶わなかったとかならまだまし、ただ何もしない主人公がうじうじ悩み、いろんな不幸に勝手に打ちのめされるだけ。 妊娠とか、分かるきもちもあったけど、終始主人公にイライラして、途中でやめました。 | ||||
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シリアで生まれ、米国人の男と日本人の女性の夫婦の養子となるアイ。血がつながっていないことに対してコンプレックスを持ち、自分の存在さえ疑う。虚数を表すi(アイ)が自分の名前と同じであることで興味を持つ。ところが、iは想像上の数字であり存在しないものであると教わる。「アイは存在しない」という柵に取りつかれ、アイの心に秘めながら日々を過ごす。孤独な主人公を自分と重ね合わせて読むのもよし、孤独感を持つ人々がいる事実を想像しながら読むのもよし、何か自分と共感できることを見つけながら読めるだろう。詩的な文章が心地よく、だけれども内容は人生の厳しさや意図せず置かれた厳しさや、思いがけない幸せの存在を表現している。読みようによっては重い話題ではあるが、何かしら心に沁みるものがある。 | ||||
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西加奈子さん、大好きなんですが、 この作品は 途中泣きそうな場面もあったものの あまりハートを掴まれなかったのはナゼだろう。 一番の理由は主人公かなー。 姿形や表情がありありと映像化できなかった。 アイだけじゃなく、 他の登場人物にもなんだかグッとこない。 『円卓』の主人公や、おじいちゃん、手芸部の部長とかみたいな おもろくて魅力的な人が出てこない。 皆んななんか、嘘っぽいというか。 でも アイの苦悩は、私は良く分かります。 裕福さゆえの罪悪感。 自分と世界との境界線。 子供を産むことへの拘りや不妊治療のあたりは、胸が苦しくなる。 現実的な男性には、理解出来ないんだと思いますけど。 西さんもお母さんになられて 今後どんな作品に変わっていくか楽しみにしています。 | ||||
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西加奈子さん、好きなのですが… ざっくりいうと、なんだかんだすごーく裕福で恵まれた子供が、何も行動に起こすこともなく、 働くこともなく、ただうじうじ悩んで大人になって、幸せな結婚してもまだ悩み、 でも最後に自分だけスカッとした、みたいな話に思えるのはひがみでしょうか。 身近にも日々の生活が苦しい貧困とか、いじめとか、病気とか、死ぬほど苦しい問題が渦巻いています。 なのに世界のニュースにだけ心を痛めるっつーのもなんだし。 て、まあ物語的にそうしているのはわかりますが、やっぱりなんだかなあ…。 もうちょっと行動しろよ、せめて働けよ! と腹立ちました。 深そうに見せて、とても浅いお話。あ、もしかして私の理解が浅いのかしら。 | ||||
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