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iの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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サラバや通天閣と違って非常に浅い。読んでガッカリした。 | ||||
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西加奈子は聡明で繊細な子供の描写が非常にうまい。 心理描写はわかるな…と思う所もあるし、文章も上手いけど、あまりにポリコレ的テーマを詰め込みすぎなうえ、登場人物が偽善的な人ばかりで、胸焼けした。 特に主人公のアイはひどい。 例えば兄弟や親友がいて、兄弟や親友は国に残されたけど、自分はたまたま裕福な家庭の養子に選ばれた、とかなら、アイがなぜ選ばれたのは自分なのか?なぜ自分だけ不幸から免れたのか?と悩むのは分かるけど、特にそういうのがあるわけではなく、見知らぬ人にすらそう思い、死者の数をノートに書くのは、自意識過剰すぎて気持ち悪い。 (一応なぜ?と思うのに至った理由は、説明されてはいるが、動機として弱すぎると感じた。アイが、それ程までに繊細なのだ、と言われたら、そうですか、としか言えないけど) そこまで繊細なら、革命家や聖人として活動すればいいのに、ただ裕福さを享受して、自分からは何もせず、ウジウジ悩むだけ。 じゃあ、シリアに帰って清貧生活してろよ。と思った。 さらに後半、反原発デモで出会った、ユウというフリーターバツ2のオッサンと恋に落ちて、休学という展開も寒すぎて震えた。 大学院まで親の金で行って、オッサンとのラブロマンスにより、勉強に身が入らなくなったのが原因で、休学。ナメてる。 私は存在してていいんだ!と思えるように至った理由が、バツ2のオッサンとのラブロマンス…くだらないし、薄っぺらい。全然共感できない。同じセリフの繰り返しが何度も出てきてクドイ。感想:いいから働けよ。 | ||||
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小説としては読ませますが、メッセージ性には疑問、と思います。 主人公のアイは、シリアの生まれで、アメリカ人の夫と日本人の妻という裕福な家庭に養子として迎え入れられ、アメリカそして日本で暮らすことになります。 優しい両親に愛され、何不自由なく育つも、自分がたまたま恵まれた環境にいることについてずっと罪悪感を抱き続け、苦しむアイ。 アイが「たまたま恵まれている自分への否定的感情」と「他者への有り余る想像力」を持て余し、苦悩し続け、そしてそれを克服するまでのストーリーが本作です。 冒頭が「この世界にアイは存在しません。」から始まるように、自分の存在についてが大きな主題のひとつです。 アイが最終的に自分を肯定することができたのは、理解のある素晴らしい親友と夫に巡り会えたことが非常に大きい。 人との関わり合いの中で、自己肯定感を持つことができるようになるのは、ごくごく当然の流れだとは思います。 しかし、アイの自己肯定感は、いささか他人の存在に依存し過ぎています。 趣味の問題もありますが、後半のミナとの友情劇は、暑苦しすぎます。 内向的な主人公の心の葛藤を主題に選ぶなら、もう少し内向的な「一人でも生きていける強さ・逞しさ」を描いてほしかったです。 もしくは、もう少しアイが、自分の抱えた罪悪感を何とかするために能動的にあがいてくれていればと思いました。 もうひとつの主題ともいえる「他者への想像力」についても言えることですが、アイは当事者でもないのに他者の痛みに思いをを馳せることについて、罪悪感を感じるという状態から、「痛みを感じることで、苦境にある誰かとともにあることはできる」と、肯定的に捕えることができるようになります。 しかし物語を通じて辿りつくのが「捉え方の変更」だけかと思うと、正直「それだけ?」と思いました。 大学生時代、親の金で楽な生活をしていることを恥じながら、バイトなどをしようとはしない。 結局親から自立しないまま、出会った恋人とそのまま結婚。 (ついでに言えば、バチイチ子2人、フリーのカメラマンが夫なら、経済感がガラッと変わりそうなものですが、そういった描写は一切ありません。) 恵まれていることに罪悪感を感じるなら、働いて少しでもお金を稼いでみれば?ボランティアでも何でも、自分が役に立てそうなことをしてみれば?と思っていただけに、想像力についてのメッセージに異論は全くないのですが、ひっぱってきた割にはアクションが足りなくて、もどかしいです。 帯に煽られて考えすぎたのかもしれません。 最初にも書きましたが、文章としては面白いと思います。 | ||||
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内容がありそうで、無い。 iとかユウとか、それっぽい韻を踏んで、実際に起こった事件厄災を絡めて物語は進んでいく。筆力はあるのでそれなりに読めてしまうし、まるで「深い話」をしているように思える。 けれど後半になればなるほど、作者は自分に酔っているのでは?これって御本人の自叙伝では?というのが透けて見えて、辛かった。そして、はっきり言って面白くはなかった。 もう次回からは本の帯の文言に騙されないように注意します。 | ||||
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血や命がメインテーマのように書いてあるのに、結局自己中心的な主人公やその親友の行動に、小説の矛盾を感じて共感できなかった。大切な、主人公の、自分と繋がるはずの「命」は、体外受精で4つ作って3つは廃棄しているし、 レズビアンの親友は一回の男性との安易な関係で妊娠し、中絶を考えるも、「自分の体、心、命のために産むことにした」と。お腹の中の、生きている命を考えたとは一度も言わない。 全てが自己中心的に回っていて、テーマは良かったものの、今どきの思考のみ、作家の思想が浅くてうんざりした。 | ||||
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実在する事件事故の死者数など、現実のことを多少なりとも反映した小説であり、また少しでも世の中を良くしようと、現実を変える目的を(たとえ著者の希望に過ぎなかったとしても)内包した小説であるにも関わらず、現実感に欠ける描写、現実感に欠ける登場人物の感情変化は、読み手の想像力に大幅に頼らざるを得ない文章表現だったのではないでしょうか。特にエンディングに向け、物語が展開する時の主人公の感情変化は、それまで丁寧に描写したはずの負の感情を、乗り越えるには随分と説得性に欠けました。ゆえに、偽善と感じてしまうのかも知れません。 | ||||
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i とは数学における、虚数単位であり、中学の数学教師がそれは存在しない、と言った。冒頭で語られるこの言葉に私は惹かれたが、数学の深遠さにはあまり立ち入らず、最後まで感情移入できませんでした。小川洋子さんの、「博士の愛した数式」のような小説を期待してしまったのかもしれません。世界で起こっている悲惨な出来事、その羅列が語られ、全体的に何が言いたいのかよくわかりませんでした。本の帯に掲げられた中村文則、又吉直樹の絶賛の言葉に騙されました。 | ||||
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主人公の心理描写がくどい。 悩んでいるジェスチャーだけで結局何もしない。 贅沢な暮らしは変わりなし。 つまらなかった。 買うので無かった。 | ||||
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西加奈子さん、大好きです。「ふくわらい」を過去何人に勧めたか知れません。 しかし…この作品はダメでした。読みながら頭の中で(で?ーーで?)と声を発してしまった。 テンポが悪く、とても読みずらい。そして主人公のキャラクターや悩みに興味が湧かず到底同情も出来ない。 だから?なに?で?の繰り返しで、本を閉じてしまいました。好きな作家さんの作品を完読出来なくて悲しいです。私には合わなかった… | ||||
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サラバで感動した直後にこっちを読んでみたけど、これはダメだ……。劣化版サラバやん。間接的に震災を経験して生きることについて悩むとことか、二番煎じに感じた。 物語の大半は裕福に育った主人公が不自由せずに生きてることに罪悪感覚えて悩んでるだけだし、トルストイの復活の主人公みたいに自分が思い込んで植え付けた贖罪のために能動的に行動するわけでもないし、読んでて退屈だった。 | ||||
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夫に「よかったよ。」と勧められたので 読み始めたのですが。うーーーん。 私には終始ネガティブに思えて、ダメでした。 夫とは映画とか割と意見が合うほうなのですが、 人それぞれ感じ方は違いますね。 | ||||
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「サラバ!」が、すごく面白かったし感動的だったので、期待して読みましたが・・・読んでいていらいらしました。今、話題のネタを無理やりつなげて主人公にいちいち悩ませているんだけど、どのエピソードも浅いし、上辺だけの感じがしました。 作家は、まだこういう問題を掘り下げて人に感動を与えるにはまだまだ力量不足なのでは?と思いました。 | ||||
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個人的な感想です。つらい不妊治療をして授かった命も物語では、いとも簡単に登場人物にならなくなる。友だちも子どもが欲しいと言っていたはずなのにいらないと言い始める。ふざけていますか?命に対する思いの違いを感じ、モヤモヤ感がいっぱいでした。他にも西さんの作品を買っていたのですが、読む気になりませんでした。最初に読まなければよかったのかもしれませんね。 | ||||
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うだうだと何が面白いかわからなかった 100ページ読んで、売却してしまった。 | ||||
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読んでいてイライラしました。考えすぎの人の話。つまらな過ぎて買って損しました。何がいいのか全然分かりませんでした。 | ||||
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この本をセクシャルマイノリティ、不妊で悩む方、難民、 被災者、家庭問題で絶望的な生活を強いられてる人。 その当事者の人々が読んだらどう思うかな?感動するかな? しないと思うんだよね。結局、見下してるんだよね。高みの見物。 不幸そうに見える人を作者が不幸な人だと勝手に定義付けて その人に勝手に同情したり、悩んだり申し訳なく思ったりするみたいな。 そんなこと考えること自体が差別なんだけど、それに気づいていない。 主人公が自分のアイデンティティーを見つけられないのは 他者を差別していて自分を特別視しているからではないかな? そんな人に世界は居場所を用意してくれるかな? | ||||
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直木賞作家とは、この程度かと思わせる内容。又吉が本気で評価したとは信じがたい。当てにならない推薦です。この人の他の作品は読んでませんので、直木賞受賞作に期待します。 | ||||
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アメトーークで紹介されたので読んで見た。光浦さん、又吉さん、そして作者の西さんには大変申し訳ないが、何か面白いか、さっぱり分からない。ごめんなさい。評価控えようかと思ったけれど、お金を出しているので評価させて頂きました。「サラバ」も同様でした。すみません。 | ||||
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西加奈子さんの作品はどれもけっこう好きなのですが、この作品はイマイチです。 メッセージの押し付けが強いわりに、薄っぺらいというか浅いというか、そんな印象の作品だと思いました。 登場人物の感情や考えがステレオタイプすぎるかな、と思います。 登場人物に人間くささが無いので薄っぺらく感じてしまうのかもしれません。 ただ、決して悪い作品ではないとも思います。 | ||||
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何かして叶わなかったとかならまだまし、ただ何もしない主人公がうじうじ悩み、いろんな不幸に勝手に打ちのめされるだけ。 妊娠とか、分かるきもちもあったけど、終始主人公にイライラして、途中でやめました。 | ||||
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