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奇跡の人 The Miracle Worker



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【この小説が収録されている参考書籍】
奇跡の人 The Miracle Worker
奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫)

奇跡の人 The Miracle Workerの評価: 3.87/5点 レビュー 39件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21~39 2/2ページ
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No.19:
(4pt)

奇跡の人へのオマージュ

弘前に移り住み、昨年、本家『奇跡の人』を読んだ。最初はキワモノかなと思って読み始めたが、なかなか、どうして、日本でローマ字という無理はあったが、津軽の盲文化と重ね合わせたところはアイデアだと思った。
しかし、それにしても、母よしの言動は矛盾が多いなぁ。
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No.18:
(5pt)

己の可能性

解説を読むまでヘレンケラーのことを全く知りませんでした。「実話を元に青森を無台に作り直したお話」という形になりますが、そんなことはどうでもよく、安先生の一人の人間の可能性を信じて絶対に諦めない姿勢に強く感動しました。どんな生の形を持って生まれた人間でもいつか必ず花開く、弱さは必ず強みになる、と。それはれんのことであり、キワのことでもある。もちろん安自身も。そして、社会も。そしてそれは、自分の可能性を自分で信じていかなければならないとも読み取れます。はじめは誰かの加護の元育ちますが、いずれは自分自身の力で前へ進まなければならない。そのためには、どんなときでも己の可能性を信じていくことが何よりも歩む力となる。それを安先生は教えたかったのでしょう。「他人と比較して足りない部分は、別な形に変わってその人の長所になっている」というような意味合いのことを安先生は言っていました。私はいつも他人と比較してばかりの人間でしたから、この部分を読んだときは心を打たれました。もしかしたら――自分にもあるかもしれない。自分にしかもっていないものを、と。久しぶりに涙流して心が晴れ晴れしました。また一つ、素敵な作品に出会えたことを感謝します。
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No.17:
(2pt)

残念

ヘレンケラーの日本版みたいで つまらなかった 期待はずれだった
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No.16:
(4pt)

アメリカ留学もした才女、去場安(さりば・あん)の挑戦を描く。

ことばを解さない故に“けものの子”とよばれていた介良男爵家令嬢・れんを
救うために、はるばる青森までやってきたのは、自らも弱視で失明の不安に
悩む安だった。
安は、見えず、聞こえず、話すこともできない子どもに、どのようにして
ことばを教えるのか…。

多くの使用人の表の顔と裏の顔、愛憎うずまく家族、日本特有の社会習慣と
身分制度など、盲聾唖のテーマを咀嚼し自家薬籠中の物とした本書。
決してけっして、ヘレンケラーとサリバン先生の物語を日本に置き換えた
だけの翻案小説だと、思わないで欲しい。
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No.15:
(1pt)

良く知られるヘレン・ケラーとサリバン先生のお話

おそらく「ヘレン・ケラー」という名前を知っている人なら誰もが知るお話を、ただ昔の日本に置き換えた作品。イタコや瞽女などの登場を「オリジナリティ」とすることはできるかもしれないが、それ以外はお粗末という言葉でしか言えない。言葉の選び、描写はさすが原田マハさんだなと感じ、だからこそ最後まで読み進めることができたため、0に近い物語の創造が残念で他ならない。昔の日本の様子や青森の文化など、有名な話や短時間インターネットを使って調べられる内容をただ盛り込んでいるだけであり、もう少し内容に深みや構成の練りが必要だったように感じる。

おそらく、本書で感動した人は、是非ヘレン・ケラー著『わが生涯』(The Story of My Life)などの自伝著を読んでほしい。
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No.14:
(1pt)

オマージュ風の創作と呼ぶには無理があり過ぎる唖然・呆然の愚作

唖然・呆然の愚作である。ヘレン・ケラーとサリヴァン教師の物語と設定、ネーミング、エピソード等がソックリで、何の目的で本作を執筆したのか皆目不明である。

本作をオマージュ風の創作と呼ぶには無理があり過ぎて、最早、何と形容して良いのか分らない。作者も作者だが、これを出版した出版社の見識も疑われる。
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No.13:
(5pt)

涙しながら一気に読ませる良作

ヘレンケラーを知っているヒトには先が読める展開であるにもかかわらず、一気に読まされる文書力はさすがです。設定に違和感あるところで好き嫌い別れていますが、これも原田マハさんの世界です。
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No.12:
(5pt)

五感があるような本

本の中の風景、人の表情などが眼に映る様な本です。見えず聴こえず喋れずでも、本の中から浮き出てくる感じです。
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No.11:
(4pt)

舞台が日本であるということ

賛否両論ありそうな作品だけど、昔の日本を舞台にしたことで、昔の古いしきたりや地位、考えなどの時代背景が思い浮かび、日本人として考えさせられる作品になっているのが良かったです。
その中で、主人公のれんと安、さらに重要な存在となるキワとのストーリーは目が離せないくらい夢中で読み進めてしまいました。
もちろんヘレンケラーの奇跡の実話があってこその話ですが、伝記とは違う物語だからこそ、時代背景、家、教育、友情などの展開に感動できる作品でした。
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No.10:
(1pt)

リスペクトとは

ヘレンケラーに対してのリスペクト、といえば聞こえはいいですが、介良れん・去場安というあまりにも安直すぎる名前、そして水(ウォーター)のくだりなど、全く同じ物語である必要があるのか?と感じてしまいました。

全盲・聾唖の女の子と教師の話、という設定はともかくあまりにも話が同じすぎて、もはやこれを小説と呼んでいいのか迷います。
文庫版書評には「全く同じ話と思う方もいるだろうが、それを日本でやることで、よく知らない偉人の物語ではなく身近に感じれる、そこに意味がある(要約)」とありましたが、本当にそうでしょうか。

リスペクトとパクリは紙一重だと良く言われますが、この作品を読んでその差は「影響を与えられたものごとから、自分の伝えたいことやオリジナルを加え、(先のものもふまえて)どちらも伝えていきたいという気持ち」ではないかと感じました。

そう考えるとこの作品からは自分なりの工夫、自分が伝えたいこと、というものがあまりにも感じられません。話・人物の名前までほぼ同じのこちらの作品をリスペクトと呼ぶのは、どうしても少し違う気がしてしまいます。パクリとまでは言いませんが、この作品の存在意義が読了した今でもわかりません。リスペクトという言葉の意味を考え直し理解するきっかけになったことだけには感謝しています。
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No.9:
(1pt)

フィクションとしての価値はなし

表現などのアウトプットは流石と言える。しかし、
設定がまんまヘレンケラーとサリバン先生なのが、評価に困る。
落ちも読めてしまう。
フィクションという言葉の性質を考えると、0点に等しい。
小説は何のために書くのか?その哲学をよく考えなおして
欲しい。ヘレン・ケラーを真似した小説なら、ドキュメンタリー
や評論で十分足りている。こんな本を出してしまう編集や
出版社のモラルにも問題がある。
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No.8:
(4pt)

どうなんだろう?

上手いとは思うが、少し文体が生真面目すぎるのではないだろうか?そもそも去場安(サリバアン)ってどうなんだ?とさまざまな疑問を抱きながら最後まで、初めて読む原田マハにまだなじみうす
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No.7:
(3pt)

軽く反感

自分の担当生徒以外の事には配慮がない「教育」に軽い反感が。
この場合「キワ」は教材扱いだわな。子供に「自らの身を顧みて、自ら姿を消す様な思い」をさせるのが「教育者」のやり方と思いたくはないな…。
更に「自分の分際では到底届かない世界」を垣間見させて体験させて、取り上げる様な真似になるなら「初めから見せない方がマシ」。だろうよ。的に。「教材」なら「教材」でも良いが、それならそれなりの手順は踏んで、初めに本人にも含み置いておくのが「誠意」ってもんじゃないか?
「女子教育」に燃えるなら「キワ」も「女子」でしょ?が、「ボサマの子なら、まあ都合よく使って良いか」が、透けて見えるのが「お嬢様」の限界なんだろうと思った。
世間知らずの「善意の人」は周囲をなぎ倒すなー。と、そっちの方に意識が行ってしまいました。
イタコが「頼んでもいない、報酬も払わない」相手にお告げをする辺りから白け始め、そのまま読了しました。
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No.6:
(4pt)

泣きました

原田さんの本は好きで何冊も読みました。原田さんの描く女性の人物設定が好きです。この本もそういう意味ではステキな女性たち(年齢問わず)が登場して一気に読みました。れんとあんの三重苦との闘いはもちろん、当時の女性の地位の低さなどもお話しに厚みを加えていたと思います。が、こんなにパロディ感満載にしないといけなかったのかなぁ?れんとあんの名前なんてちょっと笑ってしまうくらいで…そこが☆ひとつ減点です。
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No.5:
(5pt)

涙で先が読めません

まだ読み終えていません。涙で先が読めないので・・・胸が苦しくなるほど感動しています。
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No.4:
(5pt)

凄い

「奇跡の人」原田マハ
ニューシネマパラダイスのラスト並に、泣いた。
この20年なかったことだ。
言葉にならない熱い思い、真実は目に見えない、そして物語の力。
ヘレンケラーの奇跡の人を日本バージョンに焼き直した物語だが、
ヘレンケラーとサリバン先生の凄さを、私たちの腹に落とす、その「翻訳力」に舌をまいた。
ヘレンケラーとサリバン先生の実態は物凄い実態である。これは事実。
でもその事実を周囲の人にできるだけそのまま理解してもらう「翻訳力」こそ、これからの時代に重要な事。
絶食系男子、セックスレスなど、生き物としての本能が弱まっている時代に
その人間としての「熱さ・厚さ」をどうやって理解してもらい、それを行動に移してもらい、再び人間として・生き物としての営みの大切さをはらに落としてもらうために。
原田マハの渾身の作品。
その熱気が静かに熱く伝わる作品。
また鼻水がたれてきた。
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No.3:
(5pt)

まさに奇跡

一気に読める感動作だ。

ヘレンケラーとサリバン先生の物語を、
日本のふるき時代にかえて展開する。

最後の
『water』に、
いつどのようにたどりつけるのか、待ちながら
最後まで一気に読めた。

三味線の人物は、実在なのか、
ヘレンケラーにもそのようyな存在があったのか、
オリジナルな人物なのか、
不勉強でしらないのだが、
この人物がいることによって
物語は深まっているような気がする。
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No.2:
(5pt)

おすすめです。

よく知られたヘレンケラーとサリバン先生の話で、内容も想像できるはずなのに、読み始めたら止まらず、最後には涙が出ていました。
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No.1:
(5pt)

みごとな換骨奪胎です

おなじみのストーリーの日本版で先が読めるにもかかわらず、
巻を措く能わず感涙を誘う作品です。マハ様、絶好調ですね。
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