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あなたをずっと、さがしてた
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あなたをずっと、さがしてたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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悲痛とも言えるあとがきを読むと、酷評するのもいささかかわいそうかなと思ってしまいます。 ただどうにも、主要女の子2人の会話がおじさんの会話にしか見えず、結末に至るまで苦痛でした。 30歳の女性ならうなぎを喜ぶのもわかりますが20歳の女の子が「何でも奢る」って言われてうなぎを頼むかなあ? それがどうにも、決して実力不足というわけでなく、結末を描きたいがために勇み足というか、ちょっとやっつけで描いてないかな?とおもうから残念なんです。 その証拠に、といって良いかわかりませんが、結末部の日常描写(花屋のくだり)はとても魅力的でした。 個人的にメフィスト賞は森博嗣、清涼院流水、ときて蘇部健一が3人目だったことにとても重要な意味があると思っています。 作風が作風なので頭でっかちな人から叩かれることも多いと思いますが、応援しています。 まだ蘇部先生の作品は数作しか読めていないので、これから追っていこうと思います。 | ||||
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表題作は、敢えて言うならライトな恋愛ミステリー。Web上で期間限定無料公開され話題になっていたらしく、そのため読む前から何かあるぞと思い込んでいまい、実際冒頭からそんな雰囲気も醸し出しています。 ラストは衝撃的ではありましたが、それまでの展開には無理があった感じです。先ほど書いた先入観もあり、不自然さがありありだった気がします。でも、ミステリー好きな方なら、手軽に楽しめるのではと思います。 「四谷三丁目の幽霊」という短編も収録されていますが、ツッコミどころも満載で遊び心が詰まった小説かと思います。 | ||||
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バカミスの帝王だ。デビュー作から五冊くらいは読んでいる。バカバカしくて大好きだった。 ずいぶん楽しませてもらったが、ここ数年ご無沙汰していた。久しぶりだなあ。 小説Xとして発表され、タイトルは公募したそうだ。面白い試みである。 最後の一行で世界が反転する!というのが売り文句だ。 看板に偽りないし、たしかに予想できなかった。 読者をミスリードするドンデン小説というのは過去に例もあるし、絶賛するほどではない。 読みやすくて普通に楽しめたけど。 併載された「四谷三丁目の幽霊」は、バカミスならぬバカ恋愛小説だ。 バカなのはいいが、ダジャレが多くて笑いのレベルが低い。悪くはないが物足りない。 | ||||
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これまでのレビューでかなりひどいことが書かれているが、そこまでひどい作品だとは私は思わない。無料公開している時にレビューを書き、私は★★★★★を付けた。無料でこれぐらいの内容のものが読めるのであればということでの評価だ。 物語の核であるラブストーリーはベタではあるものの、それなりに読ませる展開を見せるし、文章も稚拙ということはなく、普通の作家レベルの文章力は十分にあり、私は結構楽しんで最後まで読ませていただいた。 確かに、真相には相当な無理があるのは事実であり、そんなことで本当に騙せるのかとは思った。 しかし、この作品以上にひどい真相で、なおかつ評価されているミステリ―はいくらでもある(たとえば、「姑獲鳥の夏」)。そんなことで本当に騙せるのかという疑問さえ許容できれば、真相の意外性は相当なものがある。 【電子オリジナル版】というKindle版があることが判明。540円で本の半額であり、価格差が大きすぎる。なぜ、別々にしているのだろうか。右の方にある「Kindle化リクエスト」は必要がない。 それなりに知名度のある作家なので、「読み放題」にすれば相当な読者がつくと思うのだが。 | ||||
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