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紫色のクオリア



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【この小説が収録されている参考書籍】
紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリアの評価: 4.20/5点 レビュー 69件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

ポワポワしてそうで一人で完結してる美少女と男勝りでお節介焼くクレイジーサイコレズ

前半では人間がロボに見える女のプラモと人間の認識について触れている
彼女はぼんやり天然系に見えてその実とても頑固。幼い頃から狂言扱いでいじめられたせいか
物語が始まる時点ではすっかり生物がロボに見えることを割り切っているというか諦めている
他人の意見はどうでもいい、人間は私にとって無機物と変わらないという残酷さがチラつくのだ。
生身の怪我を機械のように修理できてしまうのだ。彼女にとって人間は修理できると心の底から信じている。
彼女はプラモ作りが好きで、将来はプロの造形師になりたいと言っているが、彼女の認識で当てはめると人間を組み上げているわけで・・・

後半は彼女が組織に目をつけられ脳みそホルマリンになるため、サイコレズが何度もタイムリープしてトライアンドエラーで助けようとする
後半はほぼサイコレズの失敗苦悩語り。結局めちゃくちゃ頑張って時空を超えるサイコレズなのだが、無駄でしか無い
個人で完結している彼女にとって、自分のために見を粉にして頑張ったサイコレズに放つトドメの一撃は強烈である
サイコレズは所詮寄り添うしかできず、レズの前に寄り添おうとしたジャングルジムちゃん言葉が後々響いてくる
ドリルって、内心の狂気とか羊の皮をかぶるみたいな比喩かと期待してたんだけどなぁ・・・
紫色のクオリア (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:紫色のクオリア (電撃文庫)より
404867904X
No.5:
(3pt)

狂気を感じた

SFと聞いていましたが、こんな話だとは思いませんでした。
ラノベだけじゃなく、ある程度どんな文章でも読めるよ、という人にしかオススメできません。
好き嫌いあると思いますが、私はどちらかというと好きではなかったです。
ストーリーですが、読んでいくうちに話がどんどんとち狂っていく。狂気を感じた。頭おかしい。
うえお先生は他の作品から入ったので、こんなの書けたんだ、と少し驚きです。すごい文章力だと思います。
気持ちの動きや話の展開についてなぜ?と深く追求する話ではないです。考察はいらないと思います。

ゲームですがマブラヴオルタネイティヴと同じものを感じました。
メジャーなクオリア問題のテーマが取り上げられており、中二病の時に色々私も勉強しましたのでその辺り楽しく読めました。
ただ読後感が中途半端に終わりましたし、何度も読みたい作品ではなかったです。
章の区切りが細かく、読みやすさは◎でした。
このように冷めた気持ちで淡々と読めるライトノベルもいいかなと思います。
紫色のクオリア (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:紫色のクオリア (電撃文庫)より
404867904X
No.4:
(3pt)

なかなか面白味を感じる部分に入らなくて疲れるが、 伏線と設定を活かした中盤以降は割と盛り上がる。

周囲の人間のことがロボットに見えるという少女を友人に持つ中学生の話。

女の子ばかりが登場するライトノベルだが、
内容はかなり入り組んだSFになっており、
並行世界やタイムスリップネタなどが豊富に含まれる。

スロースタートな上にスローペースな展開なので
なかなか面白味を感じる部分に入らなくて疲れるが、
伏線と設定を活かした中盤以降は割と盛り上がる。
量子力学や思考実験の要素が強く、難解ながら不思議な体験ができる。

ただ、主人公がそこまでして友人を守りたい気持ちに説得力が薄く、
何もかもを捧げて試行錯誤する原動力が理解できなかった。
また、かなり引っ張った割に
張り合いのない結末は好みが分かれるだろう。
紫色のクオリア (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:紫色のクオリア (電撃文庫)より
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No.3:
(3pt)

話は面白い

序盤は説明ばかりで女の子も可愛くないし退屈です。しかし1/3読んだ辺りから面白くなってきます。そこからは一気に読めます。難しい概念も分かりやすく書かれていて、知識がなくても問題ありません。
 ただ話自体は面白いのですが、いかんせんディティールの描写がおざなりでした。とにかく人物の行動原理がイマイチ共感できませんでした。まぁそこは所詮ライトノベルというところでしょうか。
紫色のクオリア (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:紫色のクオリア (電撃文庫)より
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No.2:
(3pt)

わたしのレビューをあてにする必要は無い

かなり厳しく評価して星3つにしました。
感想としては買って良かったです。

オリハルコンレイカルがすきなので綱島志朗さんの表紙をみて表紙買いしたといっていいです。
ここのレビューも参考にしましたけど。

・話のテンポが素晴らしかったです。
・文章を読んでその光景を想像することが容易にできましたので表現力も高いと思います。
・活字を読んでもまったく苦痛になりません。
・世界解釈もSFものが好きなわたしにはとてもあっていました。

じゃあ何故、評価が低いのか…

エンディングに納得がいかなかったためです。
理解できなかったのではなく納得できなかったと言っておきます。
登場人物にはおおきな障壁があり最終的にそれを乗り越えます。
…いえ、彼女たちはまだ運命を乗り越えてはいないかもしれません。
しかし小説では乗り越えたか、もしくは乗り越えるでろうかのように描かれています。
しかし仮に運命を切り開き、乗り越えるのが己の意思でなくてはいけないことがわかったとしても
それであの因果から抜け出せるとは思えません。

すくなくともヒロインは消滅するべきだったと思います。

予断ですが
この本がすきなら岩波新書の量子力学入門も読むと良いでしょう
他の量子物理本とは一線を隔しています。
具体的にいうと他の量子物理入門書があまりに比喩的で幼稚すぎるのです。
ぜひお勧めします。

あと、確立は収縮ではなく収束と記してほしかった。
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No.1:
(3pt)

なんとなく懐かしい

量子系から跳んで読んでみました。
いやー、これは懐かしの新井素子。
ちょーっと薄くてくどいけど。
これが面白かったヒト「いつか猫になる日まで」「ディアナディアデアス」
「扉を開けて」「グリーンレクイエム」
あたりは気に入るんじゃないでしょうか。
ネタにされるとつい日常生活にひっぱりたくなるキャッチーな物理用語が満載。
紫色のクオリア (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:紫色のクオリア (電撃文庫)より
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