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紫色のクオリア
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紫色のクオリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 1~20 1/4ページ
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文庫本版が欲しかったけど、どうやらもう売ってなくて、売っていたとしても高くなっているので、泣く泣く電子書籍版で読んだ。 本格的なSFもの。メモしながら読んでいたけど、すごく分かりやすく噛み砕いて説明してくれたお陰でほぼ理解できた。結構難しいことをやってる話ではあると思う。第一章の見え方の話は面白かった。ロボットに見える力があんな風に使えたら、そりゃもう神の領域だよな。第二章からシュタゲ、まどマギ的な話になってゆくけど、結局のところロボットに見える力とそこまで繋がりがなかったので、そこは期待外れだった。しかも救えないという選択に落ち着いているので、どちらかといえばビターエンド。話は第一章のほうが面白かった。余韻もうーんって感じ。 ただそこまでSFものが得意ではない自分だけど、SFものの面白さって考え方や価値観を変えるところにあると思っていて「ロボットに見えるから改造ができる。即ち、どんな人間でも治療できる」という発想の飛躍具合や、マルチバース的に因果を移動しながら、人間原理や万物の理論だのの領域までいくのは素晴らしいと思った。SFものにハマっていきそう。でも運命を受け入れるって、彼女が死ぬのを覚悟しろってことだから嫌だわ。やっぱりシュタゲみたくハッピーエンドがいい。というわけで星4 | ||||
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読み終えた時、「すごい小説を読んだ…!!」 という小学生みたいな感想しか出てこなかった。 私はSF関係の知識が全くなく、読解力も語彙力も高い方ではないのだが、それでも、様々な量子力学の理論とそれに基づいた主人公の行動がスムーズに理解できた。文章力と物語の構成力が高すぎる。間違いなく、傑作。そして、間違いなく、天才が書いた小説。 | ||||
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「俺と彼女と絶対領域」「青春ブタ野郎」が好きな人ならオススメ | ||||
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周囲の人々がロボットに見えるヒロインが魅力的ですらすら読めました。 科学的な話も出てきて面白かったです。 | ||||
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初めはそこまでのめり込めなかったのですが、読み進めるたびに加速度的に面白くなっていってビックリした。とても良かった。 | ||||
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ところどころ、んんん?なんか論理おかしくないか?と思うところはあったけど、そんなところもたいして気にならないほど素晴らしかった! クオリアのワンアイデアをここまで昇華させるとは! 作者の著作が少ないのが唯一の難点。もっと読ませてほしい | ||||
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前半では人間がロボに見える女のプラモと人間の認識について触れている 彼女はぼんやり天然系に見えてその実とても頑固。幼い頃から狂言扱いでいじめられたせいか 物語が始まる時点ではすっかり生物がロボに見えることを割り切っているというか諦めている 他人の意見はどうでもいい、人間は私にとって無機物と変わらないという残酷さがチラつくのだ。 生身の怪我を機械のように修理できてしまうのだ。彼女にとって人間は修理できると心の底から信じている。 彼女はプラモ作りが好きで、将来はプロの造形師になりたいと言っているが、彼女の認識で当てはめると人間を組み上げているわけで・・・ 後半は彼女が組織に目をつけられ脳みそホルマリンになるため、サイコレズが何度もタイムリープしてトライアンドエラーで助けようとする 後半はほぼサイコレズの失敗苦悩語り。結局めちゃくちゃ頑張って時空を超えるサイコレズなのだが、無駄でしか無い 個人で完結している彼女にとって、自分のために見を粉にして頑張ったサイコレズに放つトドメの一撃は強烈である サイコレズは所詮寄り添うしかできず、レズの前に寄り添おうとしたジャングルジムちゃん言葉が後々響いてくる ドリルって、内心の狂気とか羊の皮をかぶるみたいな比喩かと期待してたんだけどなぁ・・・ | ||||
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ちゃんと綺麗に終わってないんですよね…とても残念。 主人公は「運命を操作しようとせず、あるがままを受け入れる」ことにしたってことなのかなあ。 | ||||
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本作は1巻完結のSFライトノベルです。 知る人ぞ知る名作であり、衝撃的で挑戦的な作品であるといえます。 ネタバレなしでレビューします。 ・良かった点 ストーリー展開が非常に秀逸で、他に類を見ないでしょう。 文章も読みやすく、1巻完結なので気軽に読むことができます。 ・注意点 良くも悪くもライトノベルです。 文章やストーリーは容易に理解することができますが、 「科学的にどうなの?」と思うシーンが多く、納得できない部分もあります。 「友情・努力・勝利」的な展開に嫌悪感のある方にはオススメできないと感じます。 ・結論 科学(のようなもの)をテーマにした作品です。 話自体は漫画版のほうがわかりやすいかと思いますが、 小説版は1巻だけで完結しますので、こちらもお勧めです。 | ||||
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まずは量子力学に関して、言葉を並べているにすぎない。科学を専攻してジャーナリストになった人の記述の方が正確かつ明解。 シュレーディンガーの猫などは何回も引用され勝手な解釈をつけられて作品中に出てくるが....ぶっちあげた話、あまり頭のキレる人が書いた作品でないことが表現されている。 まあ、中学生にウケる程度のSFレベルだ。 会話の部分はけっこう面白い。 | ||||
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SFと聞いていましたが、こんな話だとは思いませんでした。 ラノベだけじゃなく、ある程度どんな文章でも読めるよ、という人にしかオススメできません。 好き嫌いあると思いますが、私はどちらかというと好きではなかったです。 ストーリーですが、読んでいくうちに話がどんどんとち狂っていく。狂気を感じた。頭おかしい。 うえお先生は他の作品から入ったので、こんなの書けたんだ、と少し驚きです。すごい文章力だと思います。 気持ちの動きや話の展開についてなぜ?と深く追求する話ではないです。考察はいらないと思います。 ゲームですがマブラヴオルタネイティヴと同じものを感じました。 メジャーなクオリア問題のテーマが取り上げられており、中二病の時に色々私も勉強しましたのでその辺り楽しく読めました。 ただ読後感が中途半端に終わりましたし、何度も読みたい作品ではなかったです。 章の区切りが細かく、読みやすさは◎でした。 このように冷めた気持ちで淡々と読めるライトノベルもいいかなと思います。 | ||||
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ネタばれは書かないが・・・ 本書の構成 ・短編(25%) ・短編と見せかけてめっちゃ長い長編(75%) かなり読み応えあります.萌え要素はかなり薄く,新海誠作品風味といった感覚で読むことをお勧めします 1人でも多くの人にこの衝撃を.どうしたらこんな作品がPONと書けるのでしょうか(笑) | ||||
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かねてより評判を聞いていたので期待して読んだのですが、文章の読みやすさと挿絵の可愛さくらいしか評価できる点がなく、首をひねりつつ読了しました。話が動き出すまでが長い割に、本編が始まって以降の展開にさほど面白みが無いのが辛いです。場面ごとのドラマの描写もほぼ皆無。すべて「この件はこうなった」「次はどうだった」みたいな主人公の述懐だけで進みます。話の骨格(シノプシス)をそのまま読まされているようなもので、正直なところ小説を読んでる気はしなかったですね。 あと、SF要素をふんだんにちらつかせていますが、肝心な所は「過程はどうでもいい、この世界はこうなっているのだ」という前提ありきのため、センス・オブ・ワンダーとか、そういうのは無いです(笑)。主人公の試行錯誤はかなり独善的(時に非人道的)でもあり、そこまでしてヒロインのために行動する動機付けを(長い前置きの割に)掘り下げられていないため、「ヒロインが大切なのではなく、頑張る自分に酔ってるだけ」と感じられてしまい、途中からはかなり白けて読んでました。 まあこの辺は、主人公のキャラクターに疑念が湧くかどうかでかなり作品の印章が変わるだろうなと思います。そういう意味では絶賛してるユーザーさんが殆どなので、単に私には合わなかっただけかもしれません。 最後に、やたらと文章の横に強調点を打つのは、ラノベという事を勘案してもやめて欲しいですね。「ここ大事だからね!」「分かってるよね」と言われているようで、この作者さまは読者を信頼してないんだなーと感じ寂しくなりますので(笑 | ||||
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1巻完結でありストーリーにも勢いがあるので一気に読み終えることができました。ただ、言葉の使い方に違和感を感じることが多少あるのはまだ見逃せますが、さすがにSFの域を超えてただのイタい妄想に近くなっているように感じました(特に魔法少女?になったところや万物の理論?でなんでもありになっているところ)。まあヒトがロボットに見えるという設定からしてある程度予想を付けてから読むべきであったと思います。 | ||||
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平行世界を題材に、予想外の展開へ進むSFライトノベルです。 題材、文体、状況描写、人物描写、総括の5点を順に述べます。ネタバレにはなりません。 【題材】 題材とストーリーの組み合わせが秀逸です。 平行世界、時空間の移動、人とロボット、クオリア、さらには魔法少女まで、 SFやファンタジーの定番ネタをふんだんに盛り込んでいます。 これほど大量のネタをよくまとめることができたなあ、と感嘆しました。 しかも展開を予想できませんでした。 【文体】 「あたしたちだけのもの。」 「・・・・を教えてくれた友だち。」 という類の体言止めが多用されていたため「ラノベっぽさ」や「甘ったるさ」を感じてしまった。 読点(、)の数も多く、ややしつこく感じた。 普段から格調高い文体に親しんでいる人にとっては苦痛かもしれない。 【状況描写】 『紫色のクオリア』では語り手である主人公が 「こんな事件が起きた。あたしはこんな行動をした」 というように、ストーリーをそのまま語りますが、5W1Hを詳しくは語りません。 とりわけ後半のストーリー展開は速いと言えますが、 「え?主人公は今どこにいるの?この組織って、どんな組織なの?いつの間に時間が経過したの?」 と違和感を覚えた読者もいるかもしれません。 【人物描写】 登場人物たちのキャラ設定に「作り物っぽさ」を感じました。 男性読者が抱く「こんな女の子がいたらなあ」という願望を叶えるために作り出されたような印象を受けました。 もっと丁寧に、感情が揺れ動く過程や、「愛」の美醜や、執着心を描くことができれば、この作品の深みがさらに増したはずです。 【総括】 ここまで厳しいことを書きましたが、星は2個でも3個でもなく、4個です。 平行世界という定番でありながらも難しいテーマを使い、怒涛のストーリーを成立させた作者の腕前は見事です。 | ||||
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普通この手の話ならもっと長い巻数になっててもおかしくないのに、今まで読んだ話がすべてこの一冊に書かれているとはとても思えない 最初は変わった女の子との日常だと思ったらいつの間にかSFの話に入り、さらに後半からはタイムリープしまくるという予想外の展開に 後半はもう狂気そのものでした、本を読んでいて恐怖を感じたのは久しぶりです。タイムリープものでこれを超えるものはそうそう現れないと思います ちょっと中間あたりで難しい話も入ってきたりしますが、そこだけなので特に気にする必要はありません 先ほども言いましたが、一冊だけなので気になったら即購入してもらってもいいと思います。 | ||||
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元々はショートストーリーだったらしい。 アイディア勝負のショートストーリーとしてみれば面白いけど、強引に膨らませて一冊にしている感が否めない。 はっきり言って、この本を読むのと、話のタネだけ聞くのと、感じる面白さはほとんど変わらないと思う。 それくらい一発ネタに頼り切った話。 人間がロボットに見える少女。それぞれのロボットはかなりパーツが違い、特徴がある。 『人間がロボットに見えること』により、いくつかの特殊能力が生じる。 ようは『ロボットに見えること』が特殊能力の発想まで飛躍していくのがちょっと面白いだけ。 | ||||
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やはり久光さんはウマイ!続編書かないかなー 中断してるアクマのミカタは無理なのか? | ||||
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うーん。けっこう評価されていたので読んでみたのだが、それほど面白いとはおもわなかった。 「ラノベっぽくない」「SFとして評価された」という紹介がネット上でよく書かれていたので、てっきり『タイム・リープ』的な小説なのかと思ってしまったが、ぜんぜん違った。 まず「ラノベっぽくない」についてだが、文体は新井素子風(ちょっと違うけど)で『タイム・リープ』のようなジュブナイル系の文体ではなく、期待していたものとは違った。まあ確かに、昨今の過剰な萌えラブコメ(?)みたいなものではない、という意味ではラノベっぽくないとは思う。 また「SFとして評価された」についてだが、「これはすごい!」と思うような題材ではなかったし、ラストの解決策もあまりスマートなものではなくSFとして評価されたことには疑問を感じる。物理学と哲学を物語に取り入れるのはよいが、消化不良気味に感じた。 第二話は量子力学を取り入れたストーリーで、これがSFとして評価されたらしい。しかし、少なくとも私には合わなかったようだ。 挿絵はとてもすばらしいもので、この点は評価に値すると感じた。 | ||||
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ラノベの完成度としてはトップクラス。SF映画のようだ。 内容的には、題材はパラレルワールド。 様々なIFが展開され、 途中で主人公が生意気なライバル(?)を拷問するシーンがあるんだけど、 活字でさらっと流れるだけで、実際にはそんなシーンもない。 百合関係にもなるんだけど、そんなシーンもない。 それが想像だけで終わるのが怖いんだよね。 主人公と親友が男を取り合い。二股をかけられる。これも想像できない。 ありとあらゆる可能性を模索しながらストーリーは進み、 一端の結末を見せるが… これで「クオリア」ワールドは終わったのだろうか?実はこれもまたパラレルではないだろうか? 個人的にはホラーっぽいなとも思った。人間がロボに見える時点で異常だし。 主人公があまりに思い切りが良すぎて。 | ||||
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