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死と乙女
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死と乙女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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話が途中で分岐し、最後にまた同じ話に戻る。 ちょうど、涼宮ハルヒの分裂と涼宮ハルヒの驚愕のようです。 死と乙女が優れているのは、2つの話を上下の2段に配列して、 どちらかだけでも連続して読みやすくしているところです。 また、各段落が同じところから始まり,長さの調節は挿絵をすこしいれて雰囲気を出しています。 赤川次郎にこういう実験的作品があることを知りませんでした。 解説にもありますが、第3の物語が頭に浮かんでいるのかもしれません。 小説の作家としての専門性に驚愕。 | ||||
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主人公の視線から物語りは進行していくのですが、途中で、2つの話に分かれてしまいます。 偶然、友人の父親の自殺の気配を読み取ってしまい、それを友人へ伝えたときの話と伝えなかったときの話です。 ですから、途中から、上段、下段で話が同時進行的に描かれているのです。 章立ても、当然、まったく同じ、本をめくって見ないと、2つの話が描かれているとは思わないことでしょう。 読み方にも、上段だけを、下段だけを、上段・下段を交互にといったようにいろんな方法が取れますので、1つの選択肢でこうにも話が変わってしまうなんて、と思うかもしれません。(少なくとも、私は3回は読んでしまいました) 願わくば、主要人物それぞれがハッピーエンドになる話も赤川さんの中にあったのでは、と想像して星4つとしました。 | ||||
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