■スポンサードリンク


死と乙女



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
死と乙女
死と乙女 (角川文庫)

死と乙女の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

実験的小説

一つの選択で物語が変わってしまう.
同時並行する世界感を表現した実験的小説.

二つの世界で起こることは違うのだが,違うきっかけで少女が成長して大人になっていく物語.
そして結末は一つのことに収束していく.

 選択肢一つで世界が変わるという考え方はだれもが想像したことがあると思う.
あの時ああしたら,こうだったかも知れない.どちらの世界がいいのか.それを具現化している.

 一人の人生も選択肢一つで変わってしまうなら,人それぞれの人生が全く違うのはあたりまえだけど,
おもしろい.すれ違っただけの人にもその人の物語があり,まだ見たこともない人にもそれぞれの人生がある.
その物語が交錯したり近づいて,また離れたり.

 小説はその他人の人生を垣間見ることができる.
 だからおもしろいと思う.
死と乙女 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死と乙女 (角川文庫)より
4043870094

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!