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真夜中のユニコーン 伊集院大介の休日
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真夜中のユニコーン 伊集院大介の休日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ほんとに栗本先生のキャラに私は珍しいくらい この小説のヒロインに共感持てなかった。 こういうタイプの女の子、同性からはほんとに 嫌われそうだなあと思った。そこが狙いでこの キャラ設定だったのならば、成功してると言えるけど。 男性陣はこれでもかというくらいのイケメン揃いで、 なので最後まで耐えられる、というか。 | ||||
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伊集院大介シリーズの星ともいうべき作品です。 栗本薫が、伊集院大介や、滝沢稔のような透明感のある男性が好きなことが本書でもよく分かります。 解説からも読み取れるように、主人公は栗本薫の権化のような女性です。 透明感ある男性が好きなので、結局滝沢稔殻の情報を信じます。 解説で、栗本薫はハウステンボスがモデルではないことを断っています。 断れば断るだけ、長崎とハウステンボスから受けた印象が題材になっていることが分かります。 馬とテーマパークと雨。 ユニコーンを舞台にした小説として特筆できます。 アガサクリスティの推理小説ではないものがすばらしかったように。 あるいは推理小説の骨格が人間観察であるとのミスマープルのつぶやきにあるように。 栗本薫のよさは、推理ではなく、人間観察だと思います。 本書を読んで、人間観察の女王として、栗源薫は日本のアガサクリスティだと思いました。 | ||||
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大好きな伊集院氏は最後にちょちょっと出てお決まりの解説して終了。 確かにアトムくんも大事なキャラだと思ってます。が、スピンオフ風が多いな最近。 物足りない、食い足りない、にもかかわらず微妙に消化不良。 初期作品でも感じていて、ここ最近とくに気になるのがセリフの言葉使い。 栗本氏のことは好きだから(伊集院物はとくに)読むが、言い回しに不自然さを感じる。 なんとかしてくれないかな。 | ||||
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サブタイトルに『伊集院大介の…』とありますが, その伊集院さんはほとんど出てこず,事件もなかなか起きず, 寂れたテーマパークでアルバイトすることになった女子大生と, そこで知り合う同じ世代の男の子たちの青春ストーリに終始します. ようやく事件が起きても,伊集院さんが顔を出すのは最後の最後. また,冠の主人公としてはいささか物足らない活躍で終わってしまいます. このあたりは『休日』ということから今作のみの展開だったのかもしれませんが…. とはいえ,その事件も驚くようなトリックなどもなくあっさりと解決. 別に事件がなくても若い男女の青春ストーリーでまとめられそうに思いました. オーソドックスで読みやすいですが,ミステリとしては期待はずれです. | ||||
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推理小説をドラマ化してそのドラマを更にノベライズ したものを読んだ、と言う読後感を得ました。 小説としての面白さは多分あるのです。が、これを推理 小説として、其れも作者の代表作と言われるシリーズの 中の一冊に数える事には少々躊躇いを覚えます。 | ||||
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ところどころ文章が気になるというか…。バージンバージン言うのもいかがなものかなとか、そういうところで細かくつっかかりました。ナオンとか、古ッ。 それでもあの語り口調はやっぱりすごく力というか説得力感じます。何よりも人の悪意に怯えてしまうってくだりはやっぱり迫って感じたし、うらびれた遊園地のイメージもいい。 一応区分としてはミステリですが、謎を期待して読んだらものすごく肩透かしです。伊集院さんもあまり出てこないので非常に癒しがたりない。アトム君はまだがんばってますが、結局ミステリの部分にはまったく力が注がれてないので同じことです。箱入り娘が人の心の醜さを知りおろおろと逃げ惑って、だけど人を信じることをやめないというそういう話でした…。(端的に過ぎるかしら) そんでその、人の醜さというかを色々書いてあるので、どうもこのお話全体が、こう、卑俗というか、正直汚らしく感じました。ヒロインもあまり品良いとは思えませんでしたし。なんか、嫌がりながらも結局聞いてるじゃん、とか、色々…。そこのところに共感できなかったので、ラストもイメージの良さには惹かれたものの内容的には「ああそうですか」という感じです。 まあ、でも栗本さんらしい力にあふれた話でした。読むのなら別の話がよいとは思いますが。伊集院さんが出てるなら! という方は図書館利用がよろしいのではないでしょうか。 | ||||
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この作品で、最も大きな問題なのは「伊集院先生がでてこない」ことでしょう(笑)。 もしもシリーズを離れて単なるミステリーとして評価するのだったら、私は読まなかっ たと思います。 だから「いつ出るか、まだ出ないか」とそっちに気を取られてけっこうとばし読みして しまいました。伊集院先生の活躍ぶり(朝、起きないとかコーヒーがぶ飲みとかで もイイんですよ)をもっと読みたかったです。 キモい。本当にやだ。と思うシチュエーションで、自分がそんな目にあったこともない 私が、そんな目にあったこともない栗本先生の描写で心底ふるえあがるというのは 醍醐味ですよね。小説の。でもヤだーこの設定(笑)。 何気ない日常の中で壊れている人がちょっとずつちょっとずつ、狂気を垂れ流しだ すこの恐さはちきしょーうめーなー。と思います。よくかけますよね、こんなコト。 ただ栗本さんの力量と経験だとこの程度の作品ってわりかしホイホイ書けてしまう のではないか? 今回は正直「好きじゃない」作品でした。 「主役に魅力がない」のは致命的だと思います。この作品に限っていえば、私は ヒロインに興味がもてないし、実在してそうだとも思えませんでした。 そんなにモテるタイプに思えないのはナゼ? 人物を描くことでは定評のある栗本先生にしては、本作はキモい・グロい方にウエ イトかけすぎではないですか? ってゆうか、伊集院先生を出してください(笑)。とにかく。 | ||||
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失恋した主人公は恋愛からも人からも逃げるため、 都会から離れ、山奥の冴えない馬のテーマパークで働きだす。 そこには馬が好きで仕方ないちょっとかっこいいアルバイターや 王子様のようなかっこいい人が働いているのであった。 しかしそのテーマパークの寂れ方は酷いもので、閉演する寸前。 主人公である所の 『ちょっと古風なところのある美人な女子大生』 はなんとなくさびしい気持ちを抱きながら働き始めるのであった ・・すぐに嵐のような事件に遭遇するとは知らずに。 ミステリーとしては、最初から筋が読めてしまいお勧めできません。 この先生の独特の雰囲気が好きな人はどうぞ。 グインショックからだいぶ離れたらしく、 似たような言い回しを使って延々書き垂れる癖は少し!収まっています。 今回は同人のような内容はまったく含まれていませんので安心してください。 どこに視点を置けばよいかといえば、 山奥の錆びれかけた遊園地の寂しさ、 わびしさと、若い人たちへの恋愛オマージュといったところでしょうか。 これは栗本先生の文章が復活してきている兆しの本とみてよいのかどうか。 私は立ち読みで十分だと思いました・・あっさりさっぱり系です。 | ||||
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