■スポンサードリンク


(短編集)

窓から見える最初のもの



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
窓から見える最初のもの

窓から見える最初のものの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

しんしんと降り積もる雪のように

第7回アガサ・クリスティー賞受賞作(ネタバレなし)
 夭折の天才画家島崎兵衛が遺したとされる幻の絵が話の中心を成すので、しいて
言えば美術ミステリーに分類出来るかもしれない。が、ミステリーとしては物足り
なさすぎる。
 相沢ふたば、藤倉一博、連城美和子、御通川進という、面識もない4人のストー
リーが並行して描かれて行く。が、時間軸は必ずしも同じではないので少しややこ
しい。
 4人のストーリーはなかなか接点が出て来ずまだるっこしい。が、「しんしんと
降り積もる雪のように」とでも言おうか、まさに淡々と少しずつ物語が進んでいく。
事実、大雪の日がひとつのモチーフとなって4人に接点が生まれる。
 殺人事件は登場するがそれがメインのミステリーではない。極悪人も登場しない
し派手なアクションもない。各登場人物の個性もやや弱い。が、ひとつの純文学作
品としてなら評価はできるかもしれない。
窓から見える最初のものAmazon書評・レビュー:窓から見える最初のものより
4152097256

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!