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インバウンド



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【この小説が収録されている参考書籍】
インバウンド

インバウンドの評価: 4.00/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

天使

とても 良い商品だと 思います 機会があればまた リピしたいとおもいます。
インバウンドAmazon書評・レビュー:インバウンドより
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No.11:
(4pt)

それなり

物語としてはそれなりに面白かったです。
インバウンド業務の参考になる内容はちょっとだけ程度です。
インバウンドAmazon書評・レビュー:インバウンドより
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No.10:
(4pt)

なかなかリアリティがある小説でした

コールセンターでマネージャーをしていますが、コールセンター業界に焦点を当てた本は珍しいので購入してみました。
コールセンターも様々なタイプに分類できますので、どこのセンターもこの小説に出てくるような対応をしているわけではありませんが業界人からみてもなかなか良くできている小説だと思いました。

理美さんが働いているようなマルチ(一か所で様々なクライアント、数社から時には何十社も一人のオペレーターが担当する)のセンターではこのようになると思いますが、私のいるカスタマー(いわゆるお客様相談室)ではこのような対応とは少し異なります。

「アナウンサーもそうですがみなさんが語りかける相手は、家族や友達ではありません。プロとしてお相手する電話の向こうのお客様です。真心はいらないんですよ。真心があってもそれは伝わりません。大切なことは真心を込めて対応してもらったとお客様が感じることであって、本当の真心は必要ありません。逆に本当の真心があっても、お客様がそれを感じ取ってくださらなければ駄目なんです。何の価値もありません。」

ここがとても気になりました。「逆に本当の真心があっても、お客様がそれを感じ取ってくださらなければ駄目なんです。何の価値もありません。」これは全くもってその通りです。

しかし、「真心はいらないんですよ。真心があってもそれは伝わりません。」ここは、私は違うと思っております。特にカスタマーでは長時間の苦情も多いですが、一件一件を対応している最中は自分ごととして理解をする必要があります。コールセンターの仕事は感情労働ですので、疲労も溜まりますし、向かない人にはまったく合いません。この仕事は合う人と合わない人がはっきりしている仕事です。

大事なことはコンクールの優勝経験ではなく現場で鍛え上げられたスキルと、ホスピタリティーです。
インバウンドAmazon書評・レビュー:インバウンドより
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No.9:
(4pt)

沖縄が好きなので

作者の阿川大樹氏は、野田秀樹氏らといっしょに劇団「夢の遊眠社」を創設した作曲家だったそうですが、後年は随筆や小説を創作する作家活動にウエイトを置かれています。
その阿川氏が沖縄はコザに通うようになって、コザの人たちとの交流を通して作品化したのが、この『インバウンド』です。
インバウンドとは、コールセンターで顧客からかかってきた電話に対応する業務区分のこと。
沖縄は、本土企業の誘致を図るために「経済特区」として法人税や地方税を安くするなどの特別措置が取られています。
また、東京・大阪から沖縄まで専用回線を引いて、料金を国と県が負担することで企業が安定して事業を行えるようになっています。
このことが沖縄にコールセンターが増えている一番の理由なんですが、人件費が本土と比べて安いこと、それからテナント賃料などの不動産が安いことも本土のコールセンターがこぞって沖縄に事業所を構える理由となっています。
この『インバウンド』は、夢を持って東京の短大に進学し、東京のOLになった沖縄コザ出身の女の子が、東京でのOL生活に挫折して、両親にも伝えずにひっそりと沖縄に戻ってきてからの物語です。
コザのゲストハウスから那覇のおもろまちにあるコールセンターまで通う主人公の動線上に出てくる地域名は、那覇の国際通りや本島西海岸を走る58号線、北谷のアメリカンビレッジといったメジャーな所から、沖縄市の園田や諸見里といったマイナーな所まで。
かみさんが沖縄市に住んでいた頃に訪ねていなかったら、てんでイメージのつかない地名も、生き生きとして情景が浮かび上がってきて、その意味で楽しく読むことができました。
ストーリー自体は、主人公の女の子がコールセンターのインバウンド業務を通して成長していく教養小説Bildungsroman(ビルドゥングスロマーン)となっています。
するすると読めて今の沖縄の一面を共感することができる一冊になっています。
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No.8:
(4pt)

コールセンター初心者にはわかりやすい

コールセンターに務め始めた時期に読みました。コールセンターのセキュリティ管理の部分は自分が務めていたコールセンターと同じでした。声だけで伝える仕事の微妙なニュアンスも描かれていて良かったです。
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No.7:
(5pt)

こりゃ~面白い!

コールセンターの内部が描かれるのみに終わらず、地元の生活や事情・習慣等現地の人からみても違和感がないストーリーになっていると思います。
大きく変貌を遂げる、沖縄という一筋縄ではいかない土地がテーマであり、しかしながら地道な裏付けを思わせ…作家さんの思い入れと誠意が感じとれます。
困った客や受け止める側が自分と重なり…己の仕事を考えるきっかけにもなります。
衝撃の結末ですが、満足感があるハッピーエンドです。
阿川大樹さんに拍手を贈りたいです!
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No.6:
(4pt)

導入として

コールセンターを題材にしたビジネス小説。コールセンターというものを勉強するため、少しでも参考になるかな?と思い読みました。あっさりした読み心地ながらコールセンターのリアルに触れられる良い本だと思います。電話をかけた向こう側が垣間見れる作品です。ですが個人的にはコールセンターの日常をもっと多く盛り込んで欲しいと思いました。
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No.5:
(5pt)

同感!共感!

自分もインバウンドの仕事を沖縄でやってるので、読んでて凄く共感持ちました!
諦めそうになったり、グチったり(笑)何かわかるなーってところが多くてあっと言う間に読んでしまいました!
本当に面白かったです!
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No.4:
(5pt)

身近にあって、知らないお仕事

書店をふらふらっと回っていたときに目につきました

「あなたがかけた、通販の電話。沖縄につながっているって知ってましたか?」

という帯の文句に凄い惹かれたのだと思います
コールセンターという、お客様の電話対応のお仕事の話で、こんな仕事だったのか!と
驚きながらも楽しみながら読み終えることができました
私たちの知らないところで色々な気遣いがあったり、マニュアルがあったり、もし自分が通販の電話をかけるような
際には意識して聞いてしまいそうです

東京で打ちのめされた主人公が沖縄に戻り、コールセンターの仕事を通して躓きながらも成長していく
様子もおもしろかったです

文章も読みづらさは感じず、テンポよく読めました

250ページほどですぐに読めると思うので、お勧めしたいです
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No.3:
(4pt)

リアルと“元気が出る”のバランス

またまた、ゴメンナサイ!
 紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて、表紙にグッと魅かれて購入。

 コールセンターというもの。近頃では“地域経済、浮揚”のため、
地方で“誘致合戦”が繰り広げられているもの。
(地方の方が賃金が安い、という前提)
 コールセンターに働く方々、絶えざるストレスのおかげで、なかなか
定着しづらい。
(だからこそ、他に有力な働き口がない地方こそ!、でもある)
  といった程度の知識は持っていたつもりなのですが。

 コールセンター業務そのものが、「クライアント」から受注している。
         ・・・・・・ナルホド・・・でした。

 私、コンビニ店員として、曲がりなりにも接客業というもの、十数年
従事してきた身として、拝読すると。
 ヒロイン・リーミーの周囲、あっさり辞めていった人物を、もう少し
描いて欲しかった・・・・のと、
 リーミーが慕った元上司。結局、同業他社から“引き抜かれた”って
ことですよね?ラストは、真っ向勝負!を挑んで欲しかった・・・のと、
 月給15万ほどの、地方の女の子の暮らしって、もっと慎ましやか
なんじゃないかな・・・・と思うので、
                  ☆ひとつ減。

  いや、一気に読ませて頂きました。
  いやいや、小説というフィクションの世界に、「なにを、観たい?」
という前提が、常にアリ。
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No.2:
(4pt)

おもしろかった

シンプルに、おもしろかったです。手に取ってみると読みやすくて、一時間くらいで一気読みしてしまった。そのくらい読みやすくおもしろい。事情あって東京から沖縄に里帰りして那覇のコールセンターで働く主人公、その友人、両親、指導役の上司や同僚との関係、最後のコンテストに向けて努力する姿、そしてその結果、、、何度も読みたいかというと微妙ですが、人によってははまるかもしれません。現代沖縄事情の一部がわかるかもしれません。あまりどろどろした事情でないのがむしろリアルな感じがします。沖縄の書店で手にとりました。
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No.1:
(4pt)

コールセンターの仕事が分かった気がした

けっこうな頻度でコールセンターの人と話す機会がありますよね.こういう仕組みになっていたんだ.なぜ沖縄にコールセンターが多いのかも少し分かった.タイトルの「インバウンド」の意味がこういう仕事のことだとは.個性を消すことがここでのプロらしい仕事のようだが,結局は生身の人間と対峙する仕事なのだから,さらに突き詰めると… 心地よいラストでした.
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