■スポンサードリンク
樹海警察
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
樹海警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなかに型破りな警察小説。主人公は警部補として就任した先で一癖も二癖もありそうな部下三人に振り回されるのだが、振り回される状況に真面目に対応していくうちにいつの間にか事件が解決してしまう、という流れが物語の基本となる。しかも主人公の「真面目さ」とは別の言い方をすれば鈍感であり、杓子定規とも言える。相手かまわずのその性格が物語の推進力となっているのだ。本書では三人の部下それぞれの「過去」が明らかになる中編三編から構成されているのだが、謎が一つ残されている。それは主人公自身の「過去」だけが語られていないのだ。したがっていずれはそれが語られなければならない。つまり、続編が望まれる変わり種の作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
樹海を舞台にしたところが意外性があって良かった。 主要人物も一人一人の背景が書かれていて 人物像が想像しやすくて 読みやすかった。 解決の仕方が少し安易な感じがしたので星四つにしました。 食事をしながら読んでいたのですが 遺体の描写の仕方が凄くって 後悔しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2時間サスペンスドラマを見るような気持ちで読むと楽しめる短編集。私はそういう気分の時に読んで面白かったので、続編も買うつもり。 ただし、ご飯を食べながら読もうとしたら、だいたい冒頭に腐乱死体が登場するので、食事時には要注意。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一癖も二癖もある部下達にそれに輪を掛けて癖しかない上司の柿崎。世界でも常にTOP3に入る心霊スポットの富士の樹海を舞台に、そんな魅力的なキャラクターたちがスリリングな事件と共に生き生きと描かれています。 シリーズとしてずっと読み続けたい作品ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽しみにしていた本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
樹海での死体処理を専門とする部局を扱った警察小説である。 全3話から構成されている。 個性的すぎる警官たちが楽しい。そして密林の厳しい環境と、自殺死体らけの状況。あまりにフィクションといってはなんだが、あの樹海だけにありそうだとも思ってしまう。 ミステリとしても優れている。ちょっとした違和感から、自殺死体と殺人とを見分け、真相へと迫っていく。 そして最後には衝撃的な犯罪が浮かび上がる。 樹海に行ってみたくなる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自殺の名所,青木ヶ原の樹海の専門部署に配属されたキャリア組で堅物な主人公と, 違反行為は当たり前,あれこれ言うことを聞かない部下たちとのやり取りがおかしく, 徐々に彼らや職務を受け容れ,変わっていく様子が自然に描かれているのが好印象です. また,登場人物や『樹海の事情』にもわかりやすく触れ,スムーズに中へ入っていけます. ただ,樹海や自殺者は始まりに過ぎず,その後の多くが外で動いていたのは残念で, 冒頭での発見者らも含め,もう少し直接的に焦点があたる話運びが見たかったところ. 一方,お気楽に映る部下たちに樹海との因縁を持たせ,表に出ない苦悩を見せながらも, それらを最後にオカルティックに扱ってしまったのは,いささか好き嫌いが分かれそうで, 願わくば次の巻が出され,どうにか彼ら自身で決着,決別をさせてやりたいように思います. このほか,どの話も『語るに落ちる』的なミスから,犯人が追い込まれていくのが残念で, 加えて,各話のタイトルもしっくり来ないというか,あまり合っていないように感じました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若干ネタバレを含みます。 結論から言うと、これ推理小説じゃない方が面白かったんじゃないかって思ってしまいました。 樹海専門の部署と言う設定、ユーモラスな登場人物、 テンポの良い軽快なストーリーの中に見え隠れする登場人物たちのそれぞれの伏線など、 犯人に辿り着くまでとても引き込まれます。基本的には物凄く好きです。 ただ、最後の章以外肝心の犯人が意外を大きく通り越して本当にどうでもいい人物が犯人で、 「ふ〜〜〜ん……」と言う言葉が心の中に響きます。 しかも紆余曲折あった割に雑に捕まってしまうのでかなりモヤモヤするオチです。 樹海で働く人たちの物語がメインであって謎解きはオマケと思って読んだ方が楽しめるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!