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(短編集)
かまいたち
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かまいたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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時代小説でありながらしっかりと推理小説になっています。飽きがこなく、惹きこまれていきます。宮部さんにはこんな引き出しもあったのかと楽しく読めました。後半2作は後に「霊験お初捕物控シリーズ」となる超能力物。時代小説に超能力も合うんだなと思いました。 | ||||
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時代小説も得意とする宮部みゆきの江戸中期を舞台とした中短編集。うち後半2作は「震える岩」などで後に「霊験お初」シリーズとなるシリーズ処女作。その“お初”ものの一編「騒ぐ刀」で描かれるのは、怨念を宿し持つものを狂わせるという刀と、その刀に抗すべく仕込まれ、主人なき後も使命を全うしようとする犬。お初は刀にかかる怨念を霊視し、犬を探し出す。江戸を舞台にしながらもストーリー展開は伝奇小説っぽい雰囲気を漂わせており、架空の世界に舞台に移してファンタジー小説としても通用するような内容の佳作。宮部版時代小説を読むと、江戸の市井の人々の日常が丹念に描かれているのが印象的。毎回感心するが本作も例外ではない。これはまったくの蛇足だが、霊験お初の兄弟が兄二人と!なっているのは、後の長編「震える岩」と設定が変わったから?(震える岩では兄はひとりだったような・・・) | ||||
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宮部みゆきの時代小説としての単行本、第二作です。表題作「かまいたち」は、「辻斬り」現場を偶然目撃してまった主人公の町娘が、その才知と勇気で下手人を引っ捕らえようというサスペンスものです。「霊験お初捕物控」シリーズの原形といえる二作も収録されています。 | ||||
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