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盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵盤上の向日葵
盤上の向日葵
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盤上の向日葵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 81~100 5/7ページ
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時間を忘れて読了した。こんなことは、いつの事以来だろう。桂すけの過去がーーーー。 | ||||
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この作者の作品を始めて読みましたが、知らずに読んだら男性作家かと誤解していたでしょう。力強い筆致で特に将棋のシーンは綿密に描かれており、手に汗を握りながら一息に読みました。将棋はよく分からないながら駒を動かしながら読んでみたくなります。 盤上の向日葵 という華やかなタイトルも印象的で、ダークな内容を際立たせています。 | ||||
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色んな人がそう言ってますが、フォーマットが『砂の器』です。作者自身、将棋の世界を舞台に『砂の器』を書きたかったと発言しているようです。なので、面白いことは面白い。私も一気に読みました。けれど、フォーマットを借りて来てしまっているのがちょっと・・・。少なくともオリジナリティという点でマイナスです。本歌取り、というレベルまでは昇華出来ていない気がし他ので、星は4つ止まりです。面白いのは面白いので、買って損はしません。そこはどうか誤解なきよう。 | ||||
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おもしろかったです。 冒頭からひきこまれます。犯人は割合早くから予想がつくのですが、被害者が誰か?が気になって頁を繰る手が止まりません。 『砂の器』を思い出すと書いてあったレビューがありましたが、犯人を巡る背景など、確かに彷彿とさせるところはありますね。 事件を追っていた警察は、犯人を突き止めるところまでは行ったとして、この犯人を巡る真相にどこまでたどり着けたのだろうかなあ、と思いました。 | ||||
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良い作品ですです。 プロ棋士の飯島氏が監修しているので、戦型や指し手をイメージしながら読む事ができます。 1つ残念なのは、登場人物の真剣師があの小池重明を意識しすぎているところでしょうか。 この本を読んで真剣師に興味を持たれた方は、小池重明氏に関する作品をオススメします。 | ||||
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埼玉県で白骨化された遺体の謎を追う二人の刑事と今まさに将棋のタイトルを手に入れようとしている桂介の話が交互に展開されていきます。犯人は誰なのかというよりも、遺体が一体誰なのかと犯人の動機を深く掘り下げたお話になっています。不幸のどん詰まり感が砂の器を彷彿させます。作中に何度か将棋の対局シーンが出てきますが、駒の名前しかわからない程度の知識の人が読んでも十分に雰囲気は伝わると思います。 | ||||
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将棋のルールはまったくわからないので、対局の場面は完全に無視して読みましたが、まったく問題なく読めた気がします。 560ページがあっという間でした。 特に新鮮味はないのだけど、登場人物のキャラが立ち、展開もスムーズ。 これなら将棋を知らない人も読書慣れしてない人も比較的サクサク読めるのではないでしょうか。 こんなに重厚感があるのに、ページをめくる指が軽いなんてすごい。読ませる力がある作品ならではです。 特に少年時代の桂介と唐沢夫妻のふれあいには胸が熱くなります。 結局、父親からは逃れることができなかった。 東明のことも無視することができなかった。 そこを切り捨てられないところが上条桂介の生い立ちからくる運命というか呪いのようなもの?なんだろうなぁ。 こんなに多くの登場人物がいるのに、誰一人幸福ではなく、救われないのが切なかったです。 | ||||
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人気商品で在庫がないとは想像していませんでしたが、確かに面白かった。 次回作が楽しみです。 | ||||
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柚月裕子さんの『盤上の向日葵』を読みました。柚月さんの作品を読むのは、『孤狼の血』以来です。 今人気の将棋の世界をテーマとしていることもあって評判ですし、一応の水準は保っている作品だと思いますが、『孤狼の血』ほどインパクトはないというところでしょうか。 平成六年、山形県天童市。将棋のタイトル戦の7局目の対局会場に、二人の刑事がやってくる場面から物語は始まる。実は、四か月前、埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。一緒に埋められていたのは 初代菊水月作、錦旗島黄楊根杢盛り上げ駒という将棋の駒だった。かつて、奨励会に入り、プロ棋士を目指していた佐野巡査は、県警捜査一課のベテラン刑事、石破と組んで、現存すると言われる7つしかないという将棋の駒の行方を追っていく。 同時に進行するのは昭和四十六年から始まる一人の少年、上条桂介の物語だ。長野県諏訪市に暮らす彼は幼いうちに母を亡くし、父親からは虐待を受けて育った。彼を気にかけていた元教師・唐沢がその人並みならぬ将棋の才能に気づき、東京へ出てプロを目指すよう助言するが・・・。 という展開なので、犯人が誰かは、読者には自明であり、あえて謎とえば、殺されたのが誰かと、なぜ菊水月の駒があったかである。 幼年期の桂介を元教師、唐沢の目を通して語られており、桂介の心の揺れが十分に描かれていないため、最期の結末への納得感が少ない。ラストは、たしかにこういう手もあるとは思うが、もう少し工夫があっても良かったと思う。 | ||||
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悪くはないのだけど、何かが足りない。 引き込まれて、2日間で一気読みしました。 素晴らしい作品だとは思いますが、主人公の設定とか、やや安易なところもあり、あと一歩構想を練ってほしかったなぁと思いました。最後はハッピーエンドになってほしかったです。 直木賞にはもう一歩ですが、素晴らしい作家さんだと思いますので、頑張って良い作品を書いて欲しい。 | ||||
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将棋のルールはまったくわからないので、大丈夫かな?、と思いつつ、評判が良いので読んでみました。将棋は分からなくても、十分、楽しめました。凄い筆力だと思います。 ★4つにしたのは、前半は警察官が事件を追うパートと、恵まれない少年と彼を見守る子供のいない夫婦のエピソードが交互に続くのですが、事件パートがちょっと退屈というか、少年と夫婦のエピソードの方に惹かれてしまって、先が気になってついつい事件パートを読み飛ばしてしまったからです(すみません)。 登場人物のキャラクターの魅力も、事件パートよりも少年パートのほうに偏っている気がして、2つのパートのバランスがとれていたらもっとすごい作品になると思いました。 それと、事件パートのほうは、普通に捜査をしたら普通に真相にたどり着いてしまった印象もあって、はあまりひねりがないような気も…。というか、犯人が事件を隠すつもりがまったくないような気も…。 ミステリーとしてではなく、人間ドラマとして読む方がよいのかな?、と思ったりもしました。 | ||||
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将棋は全く知らないけれど、面白かった、、そしてずっと緊張して読んでしまい疲れた、、 真剣勝負がアクションもの以上に引き込まれる。繰り返すが将棋は知らない私でも十分面白い(その指し手がどういう意味を持つかは文章の説明以上にはわからないが、ポイントがわかりやすく描かれている) じわじわと時間と人が一点に向かって収束するさまは本当にうまい構成だ。 少し注文をつけるとしたら、この話にどんでん返しみたいなものを求めるのは筋違いなのかもしれないが、結末にもう少し意外性がほしかったかな。 まあ、内容がものすごく濃いので、変な仕掛けはないほうがいいのかもしれないけど、最後がややストンと落ち過ぎな読後感でした。 余談ながら将棋の世界の面白さを教えてもらったので、このあとは塩田武士の「盤上のアルファ」を読みます。 | ||||
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読みごたえのある素敵な作品です。 母に新しいのを買ってプレゼントしたら、すぐ読んでくれて、「夢中になった」と喜んでもらえました。 | ||||
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将棋が好きで、中級程度の棋力がある人なら読んで損は無いと断言できる。普段余り小説を読まない自分でも2日で読み終えた程、退屈しない内容だった | ||||
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幼少時代の話を泣きながら読んだ。 三人の父と言っていい男性たちとのかかわりあいで、彼が将棋に囚われていく過程に目が離せない。 最後がちょっと気になる。どうなのだろう、あれをする意味をこじつける為にゴッホや血筋を出してきただけに感じる。 | ||||
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私は将棋を指します。 凄く気持ちが解ります。柚月さんは将棋を指すのでしょうか?でも: 将棋を指さない人でも、将棋をよく知っているかのように引き込まれるでしょう。 向日葵は、ゴッホと上条の共通imageとして揶揄されたアイテム。皆を幸せにしてあげたかった。 | ||||
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上条桂介6段の虐げられた子供時代の物語と現在の物語(二人の刑事による名駒の追跡)が交互に語られている。 ストーリーの単調化を防ぐと同時に、二編の物語を味わえる贅沢さがある。いずれこの二本の線は絡み合いなが らも一本の線に収束するのだろうが、桂介の人生の一端を知るにつけこのまま交わらないで欲しい・・・と切に 願う自分がいた。 観る者の心の闇に迫る迫力を持つゴッホの「向日葵」、また母の面影でもある向日葵。その二人に共通な狂気 の血が流れている桂介の苦悩。空から舞い落ちる雪片が突然向日葵に変わった時・・・最後の一ページは読みた くなかった。 | ||||
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将棋のことは全く知らないのですが、文章はとても読みやすく、魅力的な登場人物も沢山でてくるので、最後まで楽しく読めました。 500ページほどあったとは思うのですが、少し足りないように感じたくらいでした。 | ||||
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女性作家とは思えないハードボイルドな筆の運び、「孤狼の血」。 「ウツボカズラの甘い息」では甘いワナに誘われ深く入り込んでいく姿を描写。 「慈雨」は元刑事の背負う悔恨の情を。 そして、本書は最近話題の将棋をテーマにしたサスペンス。 名駒をめぐり、地道に各地に足を運び、コツコツと事件のパズルを解いていく刑事。 幼少の頃から、ものがたりの経緯を辿っていく累積効率曲線。 その曲線は追い打ちをかけるがごとく苦悶の唸り声が聞こえてくる。 その接点が着地点となっていくタッチ。 駒はひとつひとつ熟慮され意味を持って進んでいく。 盤上に向け自らが指した駒はもう取り返すことはできない。 ゴッホの描いたひまわりが太陽のごとく力強く荒々しくも、寂しげな表情をみせている。 そこには確かに”盤上の向日葵”が見えてくる。 | ||||
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埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見される。一緒に埋められていたのは初代菊水月作の名駒。かつて棋士を目指していた若手刑事・佐野は、ベテラン刑事・石破と組んで駒の持ち主をつきとめるべく、捜査を進める。 同時に進むのはある少年・桂介の物語。 読み進める内に、離れていた2つの物語が段々近づいてくる緊張感とワクワク感がたまらなく、グイグイと引き込まれる。また、丁寧な描写で描かれる勝負の対局の場面は迫力満点で、手に汗を握る。実に重厚なミステリー。 将棋はルールを知っている程度だが、十分に楽しく読めた。 | ||||
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