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盤上の向日葵



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盤上の向日葵の評価: 3.95/5点 レビュー 188件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全128件 81~100 5/7ページ
No.48:
(5pt)

一気に読めます!

ネタばれはしません。とにかく読み始めから読み終わりまであっという間でした。読み終わるのが悲しくなるほどの作品でした!
盤上の向日葵Amazon書評・レビュー:盤上の向日葵より
412004999X
No.47:
(4pt)

将棋が分からなくても大丈夫!

「このミステリーがすごい!」で紹介された本ということで読み始めました。
将棋はルールくらいしかわからないのですが、将棋をさしている緊迫感がものすごく伝わってきて、
棋士の人たちの試合中の思考が少し学べた気がしました。
将棋がわからない人でも全然問題なく楽しめると思います。

章ごとに時間と登場人物が入れかわり、それぞれの物語が一本の線でつながっていく様はドキドキしました。
本の中盤あたりから一気読みしてしまいました(笑)
また内容を少し忘れた頃に読んでしまうかも・・・
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No.46:
(4pt)

小説のうまさ

ミステリーとしてはものたらず、新しい部分もないが、とにかく読者を最後まで引っ張る筆力がすぐれています。大きな謎はないが、「なぜ?」はある。それは一人の人間の人生の「なぜ?」であり、これはすべての小説にあるべき仕掛けでしょう。そのところを中心において最後まで読ませるのがすごい。これと比較すると、同作者の「慈雨」は甘過ぎます。
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No.45:
(5pt)

おススメ

読みながらグイグイ引き込まれていく。読みごたえのある一冊。
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No.44:
(4pt)

知的好奇心も満足。

地方都市の風情を緻密に伝える文体。将棋の駒を巡る世界が存在することを知れた。
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No.43:
(4pt)

ミステリーのおもしろさはあるけど

あまりオチは今ひとつ。

埋められた死体の身元も、犯人の素性も、殺害の経緯も、どれも今ひとつ。
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No.42:
(5pt)

将棋ファンには面白い

昔からの将棋ファンには、この本に出てくる、真剣師が小池重明そのもので、懐かしい。
小説内の棋譜もそれとなく盤面を想像し、面白い。
この作家初めて読んだが、他も読んでみよう。
女性の書く内容とは思えない。
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No.41:
(5pt)

素晴らしい

時間を忘れて読了した。こんなことは、いつの事以来だろう。桂すけの過去がーーーー。
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No.40:
(5pt)

意外性はないがやめられない

この作者の作品を始めて読みましたが、知らずに読んだら男性作家かと誤解していたでしょう。力強い筆致で特に将棋のシーンは綿密に描かれており、手に汗を握りながら一息に読みました。将棋はよく分からないながら駒を動かしながら読んでみたくなります。
盤上の向日葵 という華やかなタイトルも印象的で、ダークな内容を際立たせています。
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No.39:
(4pt)

将棋界版『砂の器』

色んな人がそう言ってますが、フォーマットが『砂の器』です。作者自身、将棋の世界を舞台に『砂の器』を書きたかったと発言しているようです。なので、面白いことは面白い。私も一気に読みました。けれど、フォーマットを借りて来てしまっているのがちょっと・・・。少なくともオリジナリティという点でマイナスです。本歌取り、というレベルまでは昇華出来ていない気がし他ので、星は4つ止まりです。面白いのは面白いので、買って損はしません。そこはどうか誤解なきよう。
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No.38:
(5pt)

一気読みでした

おもしろかったです。
冒頭からひきこまれます。犯人は割合早くから予想がつくのですが、被害者が誰か?が気になって頁を繰る手が止まりません。
『砂の器』を思い出すと書いてあったレビューがありましたが、犯人を巡る背景など、確かに彷彿とさせるところはありますね。
事件を追っていた警察は、犯人を突き止めるところまでは行ったとして、この犯人を巡る真相にどこまでたどり着けたのだろうかなあ、と思いました。
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No.37:
(4pt)

将棋が趣味の方によりオススメです

良い作品ですです。
プロ棋士の飯島氏が監修しているので、戦型や指し手をイメージしながら読む事ができます。
1つ残念なのは、登場人物の真剣師があの小池重明を意識しすぎているところでしょうか。
この本を読んで真剣師に興味を持たれた方は、小池重明氏に関する作品をオススメします。
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No.36:
(5pt)

砂の器の雰囲気が好きな方はぜひ

埼玉県で白骨化された遺体の謎を追う二人の刑事と今まさに将棋のタイトルを手に入れようとしている桂介の話が交互に展開されていきます。犯人は誰なのかというよりも、遺体が一体誰なのかと犯人の動機を深く掘り下げたお話になっています。不幸のどん詰まり感が砂の器を彷彿させます。作中に何度か将棋の対局シーンが出てきますが、駒の名前しかわからない程度の知識の人が読んでも十分に雰囲気は伝わると思います。
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No.35:
(5pt)

将棋を知らない人でも十分楽しめます

将棋のルールはまったくわからないので、対局の場面は完全に無視して読みましたが、まったく問題なく読めた気がします。
560ページがあっという間でした。
特に新鮮味はないのだけど、登場人物のキャラが立ち、展開もスムーズ。
これなら将棋を知らない人も読書慣れしてない人も比較的サクサク読めるのではないでしょうか。
こんなに重厚感があるのに、ページをめくる指が軽いなんてすごい。読ませる力がある作品ならではです。
特に少年時代の桂介と唐沢夫妻のふれあいには胸が熱くなります。

結局、父親からは逃れることができなかった。
東明のことも無視することができなかった。
そこを切り捨てられないところが上条桂介の生い立ちからくる運命というか呪いのようなもの?なんだろうなぁ。
こんなに多くの登場人物がいるのに、誰一人幸福ではなく、救われないのが切なかったです。
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No.34:
(4pt)

面白かった

人気商品で在庫がないとは想像していませんでしたが、確かに面白かった。
次回作が楽しみです。
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No.33:
(4pt)

『孤狼の血』ほどインパクトはない

柚月裕子さんの『盤上の向日葵』を読みました。柚月さんの作品を読むのは、『孤狼の血』以来です。
今人気の将棋の世界をテーマとしていることもあって評判ですし、一応の水準は保っている作品だと思いますが、『孤狼の血』ほどインパクトはないというところでしょうか。

平成六年、山形県天童市。将棋のタイトル戦の7局目の対局会場に、二人の刑事がやってくる場面から物語は始まる。実は、四か月前、埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。一緒に埋められていたのは
初代菊水月作、錦旗島黄楊根杢盛り上げ駒という将棋の駒だった。かつて、奨励会に入り、プロ棋士を目指していた佐野巡査は、県警捜査一課のベテラン刑事、石破と組んで、現存すると言われる7つしかないという将棋の駒の行方を追っていく。
同時に進行するのは昭和四十六年から始まる一人の少年、上条桂介の物語だ。長野県諏訪市に暮らす彼は幼いうちに母を亡くし、父親からは虐待を受けて育った。彼を気にかけていた元教師・唐沢がその人並みならぬ将棋の才能に気づき、東京へ出てプロを目指すよう助言するが・・・。

という展開なので、犯人が誰かは、読者には自明であり、あえて謎とえば、殺されたのが誰かと、なぜ菊水月の駒があったかである。

幼年期の桂介を元教師、唐沢の目を通して語られており、桂介の心の揺れが十分に描かれていないため、最期の結末への納得感が少ない。ラストは、たしかにこういう手もあるとは思うが、もう少し工夫があっても良かったと思う。
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No.32:
(4pt)

素晴らしい作品、だけど何かが足りない。

悪くはないのだけど、何かが足りない。

引き込まれて、2日間で一気読みしました。
素晴らしい作品だとは思いますが、主人公の設定とか、やや安易なところもあり、あと一歩構想を練ってほしかったなぁと思いました。最後はハッピーエンドになってほしかったです。
直木賞にはもう一歩ですが、素晴らしい作家さんだと思いますので、頑張って良い作品を書いて欲しい。
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No.31:
(4pt)

2つのパートのバランスがちょっと悪いような?

将棋のルールはまったくわからないので、大丈夫かな?、と思いつつ、評判が良いので読んでみました。将棋は分からなくても、十分、楽しめました。凄い筆力だと思います。
★4つにしたのは、前半は警察官が事件を追うパートと、恵まれない少年と彼を見守る子供のいない夫婦のエピソードが交互に続くのですが、事件パートがちょっと退屈というか、少年と夫婦のエピソードの方に惹かれてしまって、先が気になってついつい事件パートを読み飛ばしてしまったからです(すみません)。
登場人物のキャラクターの魅力も、事件パートよりも少年パートのほうに偏っている気がして、2つのパートのバランスがとれていたらもっとすごい作品になると思いました。
それと、事件パートのほうは、普通に捜査をしたら普通に真相にたどり着いてしまった印象もあって、はあまりひねりがないような気も…。というか、犯人が事件を隠すつもりがまったくないような気も…。
ミステリーとしてではなく、人間ドラマとして読む方がよいのかな?、と思ったりもしました。
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No.30:
(4pt)

将棋の世界、面白い。

将棋は全く知らないけれど、面白かった、、そしてずっと緊張して読んでしまい疲れた、、
真剣勝負がアクションもの以上に引き込まれる。繰り返すが将棋は知らない私でも十分面白い(その指し手がどういう意味を持つかは文章の説明以上にはわからないが、ポイントがわかりやすく描かれている)

じわじわと時間と人が一点に向かって収束するさまは本当にうまい構成だ。

少し注文をつけるとしたら、この話にどんでん返しみたいなものを求めるのは筋違いなのかもしれないが、結末にもう少し意外性がほしかったかな。
まあ、内容がものすごく濃いので、変な仕掛けはないほうがいいのかもしれないけど、最後がややストンと落ち過ぎな読後感でした。
余談ながら将棋の世界の面白さを教えてもらったので、このあとは塩田武士の「盤上のアルファ」を読みます。
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No.29:
(5pt)

素敵な作品です

読みごたえのある素敵な作品です。
母に新しいのを買ってプレゼントしたら、すぐ読んでくれて、「夢中になった」と喜んでもらえました。
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