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崩れる脳を抱きしめて
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崩れる脳を抱きしめての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全117件 81~100 5/6ページ
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おもしろくて、切なくて、一気に読みました。おすすめ作品です。 | ||||
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Amazonレビューで死ぬほど高評価で、本屋大賞にもノミネートされた本作。 結論から言えば、怖くなりました。 この程度の作品でもここまで評価されてしまう今の文壇が。 出だしからいやな予感はしてました。 文章表現が極めて陳腐&キャラの個性がなさ過ぎ、という点からもう。 ヒロインの描写なんて、童貞が書いた「ぼくのりそうのかのじょ」みたいだったし。 「上目遣いで」「頬を膨らませ」「小鳥のように小首を傾げて」「肩をすくめ」 って昭和のドラマでもそう見ねえよと。 彼女の唇が桜色なのはよくわかったからいい加減もういいよと。 いつ死んでもおかしくないヒロインに向かって自分の将来を語り出す主人公も 神経イカれてんの?って感じだったし、 イカれてるといえば後半で「彼女は君の妄想だったんだよ」と周りに言われ あっさり「そうか、妄想だったのか」と納得する単純さも正直どうかと。 ヒロインが何故図書館に行ってあそこまで喜んだのかを考えることもしないのには 何この主人公、と呆れた。 主人公が故郷・広島に帰るシーンでも、物語にまったく必要のない 広島うんちくがくどくどと書かれテンポを狂わせていたし、 事件の黒幕、あれ何なの? 「真犯人は物語の最初から登場させるべし」っていう ミステリの法則知らないのこの著者? と突っ込みたくなった。 そして読んでいても「ああ、次はこういう表現しそう」という予想が 見事に当たるので鼻白んだ。素人に展開どころか文章の先読みまでされたら おしまいだろうに。 ラストにもさぶいぼ立った。「うわ、やると思ったらやっぱりやりやがったこいつ」と。 普段あまり読書をしないひとには、読みやすいし面白いのかも知れません。 少し凝ったトリックを使っただけで「あれはどういう意味なんですか?」っていう 問い合わせが山のように届いたという作家さんも知人にいるし、 わかりやすい、そして「命が絡んだ恋愛」というテーマはとにかく人間を 惹きつけやすいのだろうとも思います。 でも私は本作を評価出来ない。 正直お金返してほしいです。 速攻売ります。 これだったら島田荘司氏の「幻肢」のほうがよっぽど感動したし、 映画の「シャッターアイランド」観たほうが1000倍いいです。 | ||||
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ん~と、結局「金」の話だなあ。と。 父親の愛も「金」で確認できた訳で、エリートコース降りるのも「金」に余裕が出来たから、稼ぎの方は「ほどほど」で大丈夫になったから。って事でしょ?みたいな感じが。 金持ちの遺言書って、「開示」とセットの依頼だと思っていたが…。死にそうな人間が自分の遺言自分で抱えてどうするよ?開示されなきゃないのと同じってのは説明してあげなかったのか? いい年した大人の中高生みたいなやり取りが、ちょっと苦手。いっそこてこて系なら馴染めるんだが、気取りと陶酔成分が多くて、読むのにやたらとちんたら時間が掛かった。 とりあえず、嗜好外 自分の為の覚書 | ||||
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予想していた内容とは少し違いましたが、それでも、展開が早くワクワクしながら読みました。 死を身近に感じるからこそ、生きることに真摯に慣れると、それを強く感じます。 | ||||
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研修医の主人公と難病女性との恋物語からの謎解き。 まずとても読み易いです。頑張らなくても一気読みできます。 ただ、結構予想通りに物事が進んでいき、あっと驚くような斬新な展開ではなかったのと、私がもっとピュアな心を持って読めば良かったのかもしれませんが、あらすじがクサすぎて読んでいて少し恥ずかしくなってしまったので、純粋に感動はできませんでした。 ただ最後のどんでん返しは良かったで、読んで損はないと思います。 | ||||
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この小説を読んでいくうちに私も喜怒哀楽を繰り返し、心を動かされました。読み始めたのが22時だったのですが、眠さも吹き飛んで夜中まで読み通しました。 | ||||
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本屋大賞にノミネートされているそうですが、確かに、前半は『羊と鋼の森』とか、『君の膵臓をたべたい』っぽい展開で、この2作のタッチが好きな人はすごく面白いと思います。そういう意味ではとても本屋大賞的なのですが、ごめんなさい、私はどっちの作品もダメだったので、この作品もやっぱり前半はうーん、という感じでした。ミステリー好きな人でも、もしかすると、好き嫌いが分かれるかもしれません。 ということで、後半のミステリーに期待したのですが、ラストのどんでん返しのためにはどうしても必要な設定だと思いつつ、それを勝手に見る?、ふつう見ないでしょ、だってすぐそこに、歩いてちょっと行ったところに本来見るべき人がいるのに…勝手に何やってるのこの主人公?、と謎が渦巻きました。 前半は恋愛がメインですが、ミステリーっぽい要素もあって、むしろそっちの方がすっきり度が高かったです。前半部分を単に後半の伏線に使わずに、きちんと謎解きを入れているのはよかったです。 お値段も1200円と安いのは良心的でいいと思います。 | ||||
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筆がめちゃくちゃ早く、どの作品も一定以上のクォリティがあることに定評のある知念先生の単行本。単行本というだけあってかなり気合が入っています。 物語は全二章、一章目に謎が一つ、二章目にも一つ、物語全体の謎も二章目に明かされることになります。 一章目は、広島出身の若手研修医の碓氷蒼馬が葉山の病院に赴任して、弓狩環という脳腫瘍の患者と出会うボーイミーツガールです。碓氷蒼馬は借金を残して逃げた父を恨み、金を稼ぐために医師になったドライな男として、お金を持っているのに未来がない弓狩環の対比となっています。弓狩は病室から出られなかったことを克服すること、碓氷は借金残して逃げた父の不自然な謎を解き明かすことを通じて、二人は急速に距離を縮めていきます。 二章目は、実習が終わり、広島に戻った主人公の元に、弓狩環の訃報が届くところからお話は始まります。そこにはいくつか不可解な点が残されていて…… 作品全体の感想としては、「今を生き続けることで、自分が生まれた意味がわかる」ということがテーマだと思います。プロローグの使い方がとても上手いです。エピローグも後日談的にうまくまとまっていて面白いです。 どんでん返し!(こういうことを書く帯は滅びればいいと本気で思っていますが)程ではないですが、伏線や展開の説得力を高める描写が所々に散りばめられているので、物語にすんなり入り込めます。いつもながら文章もとても読みやすいです。 うまくまとまっている良作だと思います。次の単行本も買おうと思います。 | ||||
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帯と他の方のレビューに惹かれて読んだけど。そんなに高得点つけるほどハマらなかった。 君の膵臓をたべたいとか、そのあたりの本が好きなら好きかも。 | ||||
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前半はフツーの恋愛小説ボーイ・ミーツ・ガールもの(★3つ)。が後半になると俄然ミステリィっぽくなる。ペー ジをめくる毎にテンポが速くなり、サスペンスフルに突き進むノンストップ超特急(★7つ)。ハラハラドキドキだけ でなく、胸キュン、涙、敗北感、喪失感、爽快感など各種スパイスも効いている。徹夜必至の一気読みで脳も心(臓) も崩れるほど揺さぶられる。 | ||||
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脳裏に浮かぶような美しい景色の描写と、二転三転する謎解きにドキドキしながら一気読みました。事件は解決するけど、あのホスピスの人達は爆弾を抱えながら生きていくのだな……と思うと決してハッピーな最後では無いのよね。 でも読後感は爽やか。 難病のお話とかは、苦手で普段は読まないのですけど、このお話は必要以上に病や死で泣かせようと盛り上げる話では無いので読みやすかった。 著者がお医者さまで、普段から患者の苦痛、死を見つめてきたからこそ、病を″感動のスパイス″にしないのだろうと思う。主人公の成長も良かった! | ||||
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知念実希人先生の著作を読むのはコレで3作目なのですが、いつもアイデアを詰め込みすぎている感が否めません。 アイデアとしては面白いと思うのですが、ここまで何度もひっくり返す必要があるのか?という疑問の方が大きくて、すんなり飲み込めません。 いまひとつ文書のテンポも悪く、ここまで持ち上げられる作品とは思えないのが個人的な感想です。 多分、少数派の意見だとは思うんですけどねぇ…。 | ||||
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作者の技術など詳しい事は分かりませんが、初心者のレビューとして書きます。2章に分かれており、1章は主人公の出会いが主に書かれており、二章ではどうなるか?と思ってましたが心の準備もないままに、一気に展開が目まぐるしく変わり引き込まれました。読書・作者に無知な私は全てに驚かされました。読書初心者としてはこの展開に少々ついていくのがやっとだったので星4つです。 | ||||
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この作品はページ数も少ないですが、それ以上にテンポがいいです。 どんでん返しの連続で、読む手が止まらず、続けて2回読めました! 手の込んだミステリーと、登場人物の様々な想い。 ヒューマンドラマとしても、ミステリー小説としても、圧巻の領域だと思います。 | ||||
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広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。 心に傷をもつ二人は次第に心を通わせていくが、実習を終え広島に帰った碓氷に届いたのはユカリの死の知らせだった――。 彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか? ユカリの足跡を追い横浜山手を彷徨う碓氷は、衝撃の真実に辿り着く! 2度読み必至の圧巻のラスト! どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!! 以上、そんな作品です(^-^*)/ 知念さんは大ブレイクなされた『仮面病棟』を去年読み、読んだ時間分は楽しめたものの他の作品も読みたいとは思わなかったので、今作品は期待せずに読みましたが、 予想を遥かに超えて面白かったです! 『2度読み必至の圧巻のラスト!どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!! 』の帯が誇大広告ではなく、帯通りの素晴らしさを備えていました(*^-゜)⌒☆ 深まる謎にグイグイ引き込まれていきますし、ラストでばっちり感動して幸せになれます! 究極とまでは思いませんが、恋愛×ミステリーの名に相応しくガッツリ両立させた名作で、誰にでもオススメ(^-^*)/ ちなみに今作品は本屋大賞2018ノミネート作品の8冊目でしたが、今の所は『かがみの弧城』に続いて2位となりました♪ | ||||
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この本に出会って、すごくうれしい。感謝する。 読了し、こころをすべて持っていかれた気分。 そして、放心状態となって余韻に浸る、今。 爽やかな、清涼とした、純真なこころのなかをさまよっている感じ。 とてもここちいい響きが共鳴する。 そんななかにミステリアスな展開がある。 後半にはそれを紐解いていくプロセスがあり、きもちが上ずり、読書スピードが加速する。 せつないきもちが伝わってくる。 いったい何が大切なものなのか。 この世でもっとも大切なものを求め、一日一日の貴重な時間を充足させる。 それがこの上ない最高のしあわせ。 著者は現役のお医者さんで、ひとのきもちをよく理解し寄り添いを大いに感じる。 2018年度本屋対象ノミネート作品に充分納得できる小説です。 | ||||
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医師ならではの生命の温かみ溢れる最高の物語だと思います。 ミステリーや恋愛としてもレベルが高く、衝撃のラストに驚き、同時に涙まで溢れてきます。 私が自信を持ってオススメできる1冊です。 | ||||
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知念さんの本3冊目です 中盤、「う~ん・・・」と思うところがあったのですが 後半かなりのスピード感を持って想像を上の上を通って着地しました 恋愛・家族愛・ミステリーと満足要素はいっぱいです 難しくなく読め、今までには感じたことのないスピード感で爽快感を感じる知念さん大好きです | ||||
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広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていくが――。 二人が距離を縮めていく様が、丁寧な心理描写と美しい情景描写で描かれていて非常に読みやすい。 ユカリさんの神秘的でどこか謎めいたキャラクターにも惹かれてしまう。 終盤、謎が解き明かされていく様はまさに驚愕の一言。 帯にある「圧巻のラスト20ページ!」の煽り文句は伊達じゃない。爽やかな恋愛小説と極上のミステリーが同時に味わえる、そんな一冊。 | ||||
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