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崩れる脳を抱きしめて
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崩れる脳を抱きしめての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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ガラスの塔が結構面白かったので、レゾンデートルを読んだらハズレ。たまたまレゾンデートルがハズレだったのかと、本作を読んだらレゾンデートルを超えるハズレでした。 まず登場人物が、薄っぺらく誰一人として魅力がない。全く感情移入ができず、両思いになろうが天に召されようが、どんでん返しがあろうが一ミリも心が動かない。ガラスの塔はこの作者の方の作品を初めて読んだのと、多少無理矢理感はあったもののトリック陳腐でなかったため楽しめましたが、これは本当に酷かった。 そういえば、ガラスの塔もレゾンデートルも人物に魅力がない点は共通していますね。あと、主人公が似たり寄ったり。今後この作者の方の作品は読まないと思います。 | ||||
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言葉選びが安っぽい あと作者の腕組んだ写真を見たことがあるので、主人公が医師だとどうしてもちらついてしまう。 ラブロマンスの部分とか見てられない。 | ||||
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グリブラ患者家族です。患者は現在、標準治療のみで生存中央値を倍以上超えて良好な状態です。 主要人物女性の主疾患がグリオブラストーマである必要性があったのか、よくわからないまま終わりました。グリブラ患者(家族)の苦悩が掘り下げられたいたとはとても思えず、単に恋愛小説の小道具に使われてしまったという感想です。 「最悪の脳腫瘍」、データ的には残念ながらその通りですが、こうした植え付けられた”救いようのない病”というイメージによって、地域医療やケア現場において患者がネガティブな対応を受けている現状を医師でもある作者はご存じなのでしょうか。 QOLを充実させたいと望んでも、そうした周囲の固定観念が壁となり、圧を受けることが実際あるのです。 グリオオブラスト―マという厳しい病があるということを世に知らしめたかった、そう思うことにいたします。 | ||||
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「僕にしか書けない恋愛小説」という割には読み始めて数ページで内容が凡そ予想できるものでした。 この著者はお金持ちの患者が好きなようですね。 他の作品にもそれが垣間見られます。 最後にまた例の動物を出してくるあたりは、幼稚さの名残なのかと? もうこの著者の作品は読みたいと思いません。 | ||||
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医師が、患者に恋するってあるのかな?憧れてしまう内容でした。ま、最後のどんでん返しを除いては。途中、研修医の出身、広島弁で書かれている部分が読みづらかったです。8割くらいは、医師が患者に惹かれていく内容で、2割は事件の真相が書いてあります。恋愛医療小説ですが、どんどん先が気になる内容でした。 | ||||
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前評判が良かったので読んでみました。残り50ページあたりまでは面白く読みました。ぐいぐいと引き込まれました。そして、どんでん返し。いったい、どうストーリーを展開したかったのか?どういう作品にしたかったのか?支離滅裂な内容にすら感じました。どんでん返しを意識したのであれば完全に失敗ですね。私はそれがなくても十分おもしろかった。最後は少しドッキリを仕掛けるのみでよかったと思います。 | ||||
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ネットの広告で"話題作!"と謳われていたので気になって購入。意気込んで読みましたがなかなかにがっかりな作品でした。というか40ページほどで挫折したので正確なレビューではないかもしれませんが... まずヒロインの描写があまりにもありきたりかつ類型的で、この時点で読む気がかなり削がれました。華奢、色白、黒髪のロングヘアー、コケティッシュな言動や態度、そのなかに垣間見せるさびしげな姿等々、もうお腹いっぱいです、と言いたくなるようなアニメのヒロインのような特徴がてんこもり。主人公の青臭い言動などはまぁまだ若いし...?となんとかおもえましたが全体的にクサいというかそんな雰囲気。 あとは地の文の表現の乏しさがとても気になりました。建物の内装の描き方や人物の心情を描く書き方のパターンが結構少ない作家さんなのかなと思いました(「口元に力を入れる」というような文言が短い間に二回ほどでてきた)。 文章自体は難解ではないし、上記の癖や特徴?などが気にならない方は楽しめるかもしれません。映画にはしやすいかもな~と思いました。 | ||||
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新聞での評価が高かったので読んでみたが、そうでなければ絶対手に取ってみようとは思えないタイトル。読み始めても、文章がなにか小説入門教室レベルで読みにくい。多分ほんとに書きたいテーマではなかったのだろう。途中の人物描写が曖昧なので最後に入れ替わりがあっても何が何だかよくわからない。まあ、こちらの理解力の問題かも知れないが。 | ||||
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末期の脳腫瘍(グリオブストーマ)という時限爆弾を抱えて超高級終末ケア病院に入院しているユカリと父親のために金に汚い研修医のウスイとの恋愛を通して、終末医療の臨床現場、患者と医師の<心>を描いた作品。勿論、ユカリは大金持ちなので、ユカリは自身の遺産相続人(遠~い親戚)が痺れを切らして(放っておけば自動的に貰えるのに)自分の命を狙っていると考えているという設定。 しかし、ウスイの造形が薄っぺら過ぎる。恋愛ゴッコの様な浮ついた文章にもウンザリする。父親に関するウスイの誤解も、ユカリに指摘されるまでもなく一目瞭然で、ウスイ(=本作)の薄っぺらさを強調している。そして、ウスイが実家に帰っている間、ユカリがウスイ用の新しい遺言書を残した上でユカリが亡くなったと知らせが入り、ケア病院に戻ると院長はユカリという患者は存在していなかったと言う。金で買われた院長の陰謀に決まっている。ここで、バリンジャー「消された時間」風の書き方(ユカリともう1人の患者をカタカナ表記している点が拙い)だけのトリック(?)が入るが、これまた安っぽい。 「崩れた脳」の持ち主は作者としか思えない薄っぺらで意匠不明の愚作。終末医療に関しては関心があるので、真正面からこの問題に取り組んで欲しかった。 | ||||
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全体としては好きなストーリー。途中に現れる謎解きや最後のどんでん返しにいたる過程で、細かなところに問題が多く素直に感動できませんでした。謎解きで感動したり納得したりするためにそれ以外の部分を読んでいる面があるので、最低評価になりました。格闘技・相続・珍しいものの収集といった通常ない知識が問われるところで、ろくに調べていないのが判明するのは映像化などでも困るんではないかな。 | ||||
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読んでいて辟易とするほど、とにかく察しの悪い主人公が ラスト20ページで突然開眼して、そりゃわからんわ。って謎をスラスラと解きます。 それに恋愛模様も絡まってきますが機微が全く伝わってきません。 ご本人は、これが恋かー↑↑!って盛り上がってますが、こっちはポカンです。 読了直後の感想 本屋大賞ノミネート???え? | ||||
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心に傷を負っていたりトラウマを抱えている登場人物が独力で、もしくは誰かの力を借りて困難を乗り越えるといったような展開はなんかもう飽きた。 閉鎖病棟の解説で逢坂剛さんが、猟奇的な殺人鬼が出てくる小説はたくさんあるが「羊たちの沈黙」だけで 十分だというようなことをおっしゃっていたがそんな感じ。 活字のみでしか表現できないものに感動とかなんかしらを見出すのが読書の醍醐味だと思う。この本は映画やアニメの一コマ一コマを忠実に文字に起こしたという感じ。 自分にはすべてがだめだった。 会話のやりとりとかもきつい、流し読みした 本が売れない昨今、「面白い本」ではなく出版社にとって「金になる本」をプッシュするのは仕方ないのかもしれない。 | ||||
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謎解きミステリーとしてのストーリーの展開にはどんでん返しもあり、多少の時間的緊迫感や場所の移動など変化やテンポを感じるが、いかにもありそうな人物描写や会話のやりとりにはアニメの会話文かと思う程一気に興醒めし面倒臭さを感じる。登場人物の役割も最初からそのために用意されたんだろうと予想がついてしまう。それでも面白いと思える程のストーリーの引っ張り力はない。 | ||||
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読みやすいし、めちゃくちゃ悪くもない。 ただ、ノベルゲームのような優れたストーリや、シナリオを期待すると★1レベル。値段なりと言えばそれまでだが、余りにも残念。 ノベルゲーならあの展開の後に2転3転している。 | ||||
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嘘ですよ。 文章も稚拙、構成も稚拙、「現実と虚構のバランスが~」なんて書いた口コミもあるようですが、リアリティなんて欠片もありません。 身体の中にいつ爆発するかわからない時限爆弾を抱えた女性が、恋をしている余裕なんてあると思えますか? そういう人が、健康的な年頃の男性が一目惚れする程の外見上の美しさを保ちえると思えますか? フィクションだから、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、全ての小説はフィクションです。荒唐無稽な設定の中においても、心理的・内面的に共感できるようなリアリティが存在してこそ、物語は成立します。本書にはどこかでみたような定型的な感動シーンが盛り込まれているだけで、真に心に迫るような感動は得られません。 尚、上記のような欠落したリアリティの下に物語が成り立っているので、ミステリとしての品質についても推して知るべし、です。 恋愛小説としても中途半端。 ミステリとしても中途半端。 他に良さそうな本があるならば、絶対そちらを選ぶべきです。 後悔しないまでも、読者に対して何かが得られる本ではありませんよ。 | ||||
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装幀は非常に美しいと思いました。 帯は多少盛りすぎなんじゃないかと思いました。 文体は読みやすい。が、医者の傲慢のようなものを所々に感じた。 また、ストーリーのためにトリックがあるというより、トリックのためにストーリーがあるという感じ。 あえて言うなら、無駄にややこしくしてる印象。 トリックを目的に手に取るかたにはよい本かもしれません。 病気に関する専門的な知識を用いることの良し悪しは人それぞれかと。 個人的には可もなく不可もなしという感じ。 | ||||
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私はダメでした。「こんな都合の良い恋愛がある?」とか、「そんな説明で納得する人いる?」とかでいちいち引っ掛かり、読み進むのに苦労しました。 中心視点人物の父との確執の謎も、全体のストーリーにとっては邪魔でした。それから、薄幸の素敵な女性にひかれながらも、保険みたいに学生仲間の女性パートナーがいるのもどうかなと思いました。なんかあまりにも視点人物に都合のよい設定で、この人に共感できる女性読者はいるのかな、と心配になりました。 | ||||
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Amazonレビューで死ぬほど高評価で、本屋大賞にもノミネートされた本作。 結論から言えば、怖くなりました。 この程度の作品でもここまで評価されてしまう今の文壇が。 出だしからいやな予感はしてました。 文章表現が極めて陳腐&キャラの個性がなさ過ぎ、という点からもう。 ヒロインの描写なんて、童貞が書いた「ぼくのりそうのかのじょ」みたいだったし。 「上目遣いで」「頬を膨らませ」「小鳥のように小首を傾げて」「肩をすくめ」 って昭和のドラマでもそう見ねえよと。 彼女の唇が桜色なのはよくわかったからいい加減もういいよと。 いつ死んでもおかしくないヒロインに向かって自分の将来を語り出す主人公も 神経イカれてんの?って感じだったし、 イカれてるといえば後半で「彼女は君の妄想だったんだよ」と周りに言われ あっさり「そうか、妄想だったのか」と納得する単純さも正直どうかと。 ヒロインが何故図書館に行ってあそこまで喜んだのかを考えることもしないのには 何この主人公、と呆れた。 主人公が故郷・広島に帰るシーンでも、物語にまったく必要のない 広島うんちくがくどくどと書かれテンポを狂わせていたし、 事件の黒幕、あれ何なの? 「真犯人は物語の最初から登場させるべし」っていう ミステリの法則知らないのこの著者? と突っ込みたくなった。 そして読んでいても「ああ、次はこういう表現しそう」という予想が 見事に当たるので鼻白んだ。素人に展開どころか文章の先読みまでされたら おしまいだろうに。 ラストにもさぶいぼ立った。「うわ、やると思ったらやっぱりやりやがったこいつ」と。 普段あまり読書をしないひとには、読みやすいし面白いのかも知れません。 少し凝ったトリックを使っただけで「あれはどういう意味なんですか?」っていう 問い合わせが山のように届いたという作家さんも知人にいるし、 わかりやすい、そして「命が絡んだ恋愛」というテーマはとにかく人間を 惹きつけやすいのだろうとも思います。 でも私は本作を評価出来ない。 正直お金返してほしいです。 速攻売ります。 これだったら島田荘司氏の「幻肢」のほうがよっぽど感動したし、 映画の「シャッターアイランド」観たほうが1000倍いいです。 | ||||
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最初の1ページ目は良かったですが、次のページから怪しくなり数ページ以降は読むのが苦痛になりました。 主人公の唐突な感情の起伏に移入できない、行間や余韻というものない、都合の良い展開など非常に苦痛でした。 その前に、東野圭吾さんの作品を読んでいたので、今まで当たり前のように小説を楽しんでいましたが、著名な作家さんはやはり上手いんだな、と感じました。 | ||||
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