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スノウ・エンジェル
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スノウ・エンジェルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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麻薬について、いろいろな考えがあるのはよくわかった。納得する部分も結構あり、考えさせられた。エンタメ的な事件にこういう思想的なことをちょこっと入れてくるのが、もしかしたら一番人の心に響くのかもしれませんね。 いろいろ疑問が残りましたが、別の作品の前日譚ということで、後から読めばよかったのかな。 | ||||
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面白かったです | ||||
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既刊である『デビル・イン・ヘブン』の前日譚であり、 前作で活躍した神西氏が「死神」となるまでを描いた物語。 今回、物語の軸となるのは、依存物質であり快楽をもたらす〝麻薬〟。 「(快楽でつられて)生物は無理やり生かされている」 「(生物は)生れてから死ぬまで、ずっとラリッてる」 など、ある種の麻薬に関する著者独自の薀蓄が非常に魅力的だ。 さらに、そうした快楽依存物質が自然界に溢れているということの意味。 この部分を読むだけでも、日々を懸命に生きている身としてはかなりゾッとする(いい意味で)。 日常に溢れる嗜好品としての依存物質に関する知識も豊富に盛り込まれている。 アメリカの某スナック菓子にもこうした依存物質が大量に使われている……という話をなんとなく思い出した。 知らず知らずのうちに資本に操られている怖さ。 そうしたものが、本作からはとてもリアルに感じられた。 時代の先読みが得意な著者が作中で提唱する「精神作用薬学」というのも、実にありそうな話。 それから、前作に登場した「時をかける存在」らしきキャラクターが、本作では別の人物として登場している。 こちらの謎は解明されていないので、次作に持ち越されたのだろう。楽しみだ。 | ||||
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