■スポンサードリンク
悪寒
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
悪寒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんと言っても主人公藤井賢一の性格、ある面ダメな夫であり、社会人としても小心者であるという、普通ならば主人公にはならない性格の人物が、よく描かれていると感じるのは自分だけでしょうか?読んでいて誠にイライラさせられる程です。しかしそれだからこそ、事件のある意味での取り回し役を演じられているのです。即ち、周囲に寄って来る人物が、会社の上司たちであれ、義理の妹、娘であれ、警察関係者であれ主人公が踏ん切りのつかない人物であるだけに、会話も行動も活きているのは、実に上手い展開を考えたもので、そこは著者の筆力でしょう。意外にも一気に読まされたのは不思議です。もっとも最後のオチとも言える結末は、少々急ぎ過ぎて、無理な力業を感じますが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊岡瞬にはまっています。 「代償」に続いて読んだ作品がこれです。 中年男の鈍感さは犯罪ーと、帯にあるように、イライラしましたが、犯人には 少し驚きました。その動機の希薄さにも… ラストが good ending で良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題無く読めて、満足して居ます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※ネタバレはいります、ご注意。 日頃ミステリーは全然読まないけど、これは読みやすく最後までぐいぐい引き込まれ1日で読み切ってしまった。「南田兄弟、最悪!エロジジイ、氏ね!」と憎悪憤懣で思いつつ読み進めてたけど、一体犯人は誰?真相はどこに?とドキドキしながら読み進んだ。犯人の動機はちょっとせつないし、勘の良い読者なら序盤で大体の犯人の目星はたってたんじゃないかなあとも。 最後の最後で薄皮を剥ぐように真実が明かされていく。「中年男の鈍感さは犯罪」とあったけど、主人公の賢一はそこまで鈍感じゃないし、むしろ後半にいくにつれて刑事を上回る推察と行動力をみせます。でも夫婦の絆はダメージなし。ただ優子のほうが人間味があるというか、倫子は美人で夫思いの良い妻で。なんかそこだけがちょっと理想の妻像、ご都合主義っぽく感じた部分もあるかな。 願わくは倫子と優子の確執をもう少し深入りして読んでみたい感じもしました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
情景が浮かぶように詳細に書かれてるのに、まったくだらだらとした感じがなく、次へ次へと読みたくなります。読むにつれて、どういうこと? えっ、じゃぁどういうこと?と、真相を知りたくなっていくので読むのを止められませんでした。 面白い作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品説明通り 新品に近い美品でした。また発送も早く 今後も利用したいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久方ぶりに読み応えのあるプロットのしっかりした、どんでん返しで驚かせられる本格的なミステリーに 出会ったように思う。素晴らしい作品だ。大手製薬会社に勤める藤井賢一は上司の指示でやった 行為がコンプライアンス違反に問われ、東北に左遷される。1年ほどと言われた任期もなかなか呼び 戻されることもなく、その間に家庭が崩壊しつつあることを感じる。そんな中、ある日妻が自分の 上司を殺害したという知らせを受ける。前半は、この主人公藤井賢一が会社から受ける理不尽な までの仕打ちと、それに的確に対処できぬ賢一にイライラさせられる。彼はすぐに帰京して手がかりの ない中、本当に自分の妻は殺人犯なのかという事実の解明に取り組もうとする。やがて、妻は 自分の上司に妊娠までさせられていたことも分かり、彼は文字通り奈落の底に落とされる。 これからの謎解きが秀逸だ。自分の高校生の娘や認知症の母までもが、自分が犯人だと主張 する状況の中で、小さな事実を拾い上げながら最後のクライマックスまで一気にストーリーは展開して行く。 状況が急速に展開し、読者は翻弄される。だが、筋に無理がないので読後感もいい。家族の 愛情というテーマの掘り下げも巧い。秀逸のミステリーを読ませてもらった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても読みやすくあっという間に読了。伊岡さんの筆力に圧倒されます。最後に大どんでん返しが待ってます。時間を忘れて読書を楽しみたい方にお薦めしたい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者で最初に読んだ本。今日、代償を読み終わる。つまり、この本を読んでこの作者にハマった。本が売れないのではなく、面白い書き手がいないだけなんだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中年男性の悲哀…はプロットとして使われてますが、いや違うから、これ中年男性がどうとかじゃないから、って感じのサスペンスミステリーです。誰が犯人なのか…といっても限りなく身内なんですが。はぐれ刑事っぽいのが出てきて、すこし新宿鮫を思い出しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先々どう展開していくのか時間を忘れて読みました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。最後のストーリーは素晴らしかったです。 お勧めの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後を予想しながら読んだけど、やっぱり外れました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊岡ワールドの面白さは、その人間模様の描写と予想外の結末。刑事を主役にしたものが多いですが、刑事物というよりは、やはり人間物!です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
信頼できるレビュアーさんの評価が高かったので購入して読んでみました。久しぶりの一気読み。未読の方はKindleで無料試し読みだけでもしてみて下さい。きっと全文読みたくなりますよ。 ラノベ調の小説が多い中、しっかりと文章が書かれておりながら、かつ、読みやすい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか面白いミステリーです。 後半の展開が凄まじい! 家族とは何かを考えさせられる一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
後味の悪い「イヤミス」小説とはひと味違い今回はある意味ハッピーエンドを迎えられてよかった・・半分ネタバレを恐れずに言うなら犯人は自白した主人公の妻ではなかったのだが、では誰だったのか・・それがわかるのは2部の半ばを過ぎたあたり、そこまでは正直間延びしてくるというか若干飽きてくるのだが(そこまでながびかせる必要があるのかは疑問)真犯人がわかりはじめてからの展開はテンポよく、面白く読める。真犯人の動機にはイヤミス的要素も含まれているが、主人公の鈍感な中年男が事件をきっかけに仕事、家庭、今まで置き去りにしていたものに最後は気づきたどり着く物語という側面よりもこの犯人の真の動機に関わる背景をもっと読みたいし掘り下げてほしかった。スピンオフでもうひとつの物語ができそう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったですが、後味の悪さが残りました。 以下、伏線や疑問が回収されていない点。 1.元専務と社用車ではなくプライベートのジャガーで会っていたこと、および元専務が名前をとぼけた理由 2.なぜ妻は常務を家へ上げたのか、また被害にあわなかったのか。娘にまで変な言葉をかける男なのに 3.近所の人が何度か男が家を訪れていたと言っていたとの娘の証言(常務たっだとしてたびたび家に上げるのか) 4.元専務は3年前47歳で結婚と晩婚で、イケメンだった。常務が娘さんも美人だそうじゃないかと言った 5.異例となった妻を正社員にした執行役員とはだれか 6.夫婦の夜の営みを断った理由が不自然 7.事件のきっかけとなった、「近々夫が出向から戻る」とどうして妻は言ったのか 8.事件解決後、妻はなぜ別居なのか。父親の介護があるにせよ、親なら今回の事件で傷ついた娘ののそばにいてフォローするのが最優先なのではないか 9.たびたび出てくる「もらわれっ子症候群」というキーワード 10.妻自身が不倫で出来た子だった あくまでも個人的に思い込みですが、事件は解決したがその裏で実は ・元専務と妻はもともとデキていて三年前まで続いていた。常務もこの過去を知っていた ・今回の夫の出向の件で妻は元専務と関係を持ち、心は元専務に向いてしまっている ・今回の事件も愛する人の利益になるので積極的に加担した。本当に義母に罪を着せればよいとも思っていた ・娘は元専務との子 と考えると、ある程度疑問が整理できるような気がしました。結局主人公は常務が言っていたような愚鈍であり、タイトルの悪寒はこの妻こそであると。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思ったより商品の状態がよかったので満足しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
展開面白く、本を読むのが苦手な私でも一気に読めた。 夫婦関係、親子関係、職場関係、姉妹関係、誰もが人との関係に折り合いを付けたり、力関係が働く。 大人になっても、子供の頃と全く変わらない。そんな気持ちになった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!