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(短編集)
ストラディヴァリウスを上手に盗む方法
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ストラディヴァリウスを上手に盗む方法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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音楽と楽器(主にバイオリン)に関する全3編の短編集で、うち1篇は三部作になっています。ミステリーといえるのは最初の1篇だけで、密室状態のコンサートホールから高価なバイオリンが忽然と消失するという謎解きです。楽器に詳しい読者なら大胆なと思えるトリックかとしれませんが、そうではない方にとってはバイオリンの豆知識を知るミステリーかもしれません。 三部作は筆者曰く、音楽業界では極めて学術的な研究誌に掲載された小説らしく、確かにその雑誌にはそぐわない気はします。が、肩肘張らずに楽しめます。最後の作品は、勝手な想像ですが自叙伝風の純小説です。音楽の知識や楽器の演奏の経験のある方は別ですが、作者の他作品の内容から期待して読む方にとっては、あまり好みではないと思います。 | ||||
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初めての作者の初めての作品です。最初から最後まで、音楽家をテーマにした短編集です。ユーモアもあり興味深く読めました。ただ、処女作らしい最後の『レゾナンス』が余計です。これがなければ、★★★★。 | ||||
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クラシック音楽通であれば読んでいて面白い、実に興味深い、三作目は純文学です。2作目は忘れてしまった。深水 黎一郎の作品は好きで全部読んでいる。 | ||||
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主人公の口を借りて作者のウンチクが炸裂します。 正直クラシックコンサートでこれやられたらたまりません... (以下トリックネタバレ注意) コンサート1曲めの僅かな時間で 本番前にトイレに来たソロバイオリ二ストを気絶させ 楽屋からストラディヴァリウスを盗難 ちゃんとニカワを溶かして表板、裏板、側板、ネックに分解し 別の3丁のバイオリンに表裏側面をそれぞれ付け替え 余ったパーツで新たに1丁組み上げる 2曲目以降では、その楽器をちゃっかり舞台で演奏 終演後は普通に楽器持ってホールを退出 ある意味超絶技巧です。 犯人達はバイオリン奏者よりもバイオリン職人の方が向いています それにしても時価数十億円のストラディバリウスをどうやって売りさばくつもりだったのでしょうか。 | ||||
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