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新参教師
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新参教師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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おそらく熊谷さんの経験した保険会社社員と教員の時の背景を基に書かれた小説だと思います。面白いのですが、やはり邂逅の森のような内容を望んでしまう熊谷ファンも多いと思う。また登場する探偵が、奥田英朗の精神科医の伊良部をまねしたみたいなキャラなのが気になります | ||||
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民間企業を退職して40代ではじめて教員になった主人公が、 学校という「社会の常識がまったく通用しない場所」で奮闘する姿を描いています。 学校が舞台の作品なのに、驚くべきことに生徒との絡みはほとんどありません。 あくまで職員室での人間関係や教師の仕事の裏側を描くのがメインのようです。 それにしても、教師の裏側を知ることができて目からウロコ! 修学旅行には先生達のこんな隠れた苦労があったとは! 学生時代に気づいていてもおかしくないはずなのに、 私には先生という仕事の表面的なものしかみえてなかった。 意外な面がのぞけて興味深いお話でした。 しかし、主人公に陰で嫌がらせをし、陥れようとする人がいて、 犯人探しの推理小説になっていく後半はどうなのかなぁ・・・。 探偵のキャラクターだけが妙に浮いていて、 話が期待とは違う方向にそれていってるような気がしました。 もっとこう真摯に現代の学校システムを斬るような流れの作品であってほしかった。 熊谷達也さんとは思えないほど軽い! 奥田英朗さんっぽい雰囲気がありました。 | ||||
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熊谷作品は私はまたぎのシリーズが好みなので、あまりの違いにちょっとびっくりしました。自分も教員なのでこんなふうに教員の職業を書いてくれているのはちょっとうれしい。まるで見てきたようだなと感じました。が、まじめな私としても、主人公がほとんど生徒に目が向かないのは(途中、生徒には問題がないからと言い訳していましたが)どうかと思いました。要は作者が「教師の世界」を書くために書いた作品なんだと理解していますが‥‥。 出てくる探偵が、奥田英朗の精神科医をまねたみたいなキャラなので、もう一工夫ほしい感じがしました。主人公も思い込みが激しく洞察力がなさすぎる。この作品は作者が書きたくて書いたのか、作品の幅を広げるためにむりやり書かされたのか、と感じるほど違和感がありました。 で、推理のオチですが、私は途中で犯人がわかってしまいました。同業者だからかな? | ||||
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熊谷さんの作品にレビューを書くのは初めてですが、いつも気になって読ませていただいており、その取材力の凄さに圧倒されていました。 今回は話題に事欠かない教育問題でも取り上げられているのかと期待しながら読ませていただきましたがあてが外れて少し残念な気がします。 今はやりの民間からの教育現場への登用という題材に、私立探偵が絡んで物語が進行しますが、どれも今ひとつ盛り上がりに欠けている様に感じました。 しいて言うなら、最後はやはり子供と真剣に向き合わなければならないと言う事に教師が気付いて立ち向かおうとする姿勢がみてとれた事が救いだったと思います。 | ||||
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