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LOST 失覚探偵
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LOST 失覚探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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極度の集中状態に陥ると,反動として五感を失う名探偵を描いたミステリですが, 始まりの時点で視覚を失っているとしながら,それを色の三原色で細分化しており, 現状は緑だけが見えないという例外設定(?)には,序盤からいきなり拍子抜けの感. これでは味覚や触覚なども細かく分け,いくらでも引っ張れそうで物語が締まりません. また,本巻だけでも二つの感覚が失われますが,それが物語や推理に影響はせず, 事件の解決後,後日談で無くなったこと分かる程度で,ほぼ空気のような印象です. このほか,○○クン,~じゃァ,~たッて,などのカタカナ表現も好き嫌いが出そう. ミステリとしては,論理を積み上げていくスタイルも,そのトリックは強引に見え, 一応,どんでん返し的な展開もありますが,特別な驚きや面白みには乏しく感じます. 終盤には,因縁の相手の復活と再対決など,続刊に向けての広がりは示唆されましたが, この巻での『ツカミ』としては弱く,残念ながらもという興味は湧いてきませんでした. | ||||
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