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よるのばけもの



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【この小説が収録されている参考書籍】
よるのばけもの
よるのばけもの (双葉文庫)

よるのばけものの評価: 3.64/5点 レビュー 102件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 101~102 6/6ページ
No.2:
(4pt)

一気に読み切りました

住野さんの作品はキミスイ以来でした。
作中ではある学校問題を軸に話が進められて行きますが、こういう作品は第三者目線か、被害者目線の二者が多く、こういう形での取り上げ方がされた物語はなかなかないのではないだろうか。言わばグレーゾーンの話だと思う。
少年と青年の間にある彼らの、実は残酷な感情がとてもリアルで、仮に自分がこのクラスにいたらどうするだろうかと考えて読み進めているうちに一気に読み切ってしまった。
終わり方に関しては煮え切らない部分は確かにある。けれど、この話はある意味、綺麗に終わるべき話ではないように思う。
余韻も含めて考えさせてくれる、とても深い作品でした。個人的にはキミスイよりも面白いと感じました。
よるのばけものAmazon書評・レビュー:よるのばけものより
4575240079
No.1:
(3pt)

住野さんはばけものかもしれない

まず、なぜ私のレビューが星三つなのか
それは住野先生の現三作品の中で一番どうしようもなく捉えがたい作品だからです。

まずはじめに言っておきますが慣れるまでものすごく読みずらいです。内容が、ではなく物理的に読みずらいです。ネタバレにならないように言いますがとにかく「、」これが邪魔で仕方ありません

そしてこの本の終わり方も人を選ぶと思います。
住野先生の本の中で、一番住野先生の考え方や、明確な答えのない抽象的な、ある種の寓話を読んでいるような感覚でした。
私は「、」に慣れてからは一気に読めましたが物語に引き込まれるのに読者のハードルが高い作品かもしれません。
そして明確な答えのない作品です。読み手の私達の立場でこの作品のメッセージや答えは変わると思います。
そして『キミスイ』『また…』『よるのばけもの』ときて、『住野よる』とは、この中のいったいどの作品が一番『住野よる』足らしめる要素なのだろうかと思いました。
『人の感情や思い』といった大きなものが物語の中心にある事意外、これほどテイストの違う作品を書く住野よるという一個人にとても引き込まれた作品でした。

私は住野先生のファンですが、はっきりと申し上げます。私的には一番『面白くは』ないです。
ですが駄作という意味ではありません。
この作品、ツッコミ所が多すぎるのです。
悪い意味で、それをどう捉えるのか、気にするのかしないのかで評価が大分変わります。
おそらくこの作品は住野先生の本の中で一番売れないと私は思います。
ですが、先も話した通り駄作ではありません。

これから買う方、住野先生が気になっている方でもしこのレビューを少しでも参考にしてくださる方がいたらお願いです。『よるのばけもの』が気になったのなら、『住野よる』が気になったのなら、
必ず前作二つも読んでみてください。
一つの作品では、『住野先生らしさ』や『住野先生の良さ、文体』が絶対わかりません。
とにかく全ての本の中身が全く違うのです。
何度も言いますが『よるのばけもの』は本当に捉えがたい作品です。

私は読み終わった人たちとトコトン話をしてみたいなと心からそう思った作品でした。
よるのばけもの (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:よるのばけもの (双葉文庫)より
4575522090

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