■スポンサードリンク
よるのばけもの
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
よるのばけものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 61~80 4/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんか、レビューを見ると、面白くないんじゃないかと思ってしまいますが、僕自身は中々面白かったんではなかったかと思います。昼と夜に完全に場面が区切られているため、人間と化物の違いがすーっと頭の中に入って来ました。人は外見だけじゃわからない。読んでいて気持ちよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者が"地雷原"と形容する、高校のあるクラスの人間模様を通して、<人間と人間との関係>を<同調>問題を中心にして描いた作品。クラスには矢野という"苛められっ子"の女生徒が居て、主人公の僕は夜になると黒い粒子の塊の「化け物」に変身するという設定。 初めは主人公が夜に「化け物」に変身する理由が飲み込めなかったが、何の事はない、周囲と同調して矢野を苛める(無視する)「昼の顔」と、その同調から逃れて矢野に同情して矢野と会話する「夜の顔」を併せ持った主人公(だけではなく世間一般の常識人)の象徴なのであった。余り練った構想には思えなかった。結末で、主人公が「昼」の時間に「夜の顔」を前面に出して、同調から解放されて人間性を取り戻す(恐らくはその後「化け物」には変身しない)辺りも予定調和的で、物語としての練りが足りない様に映った。作中で、保健室の先生が生徒達に、「もう少し我慢しなさい。大人になったら自由度が増えるから」、と諭す言葉が印象的で、これがまさに大人としての態度であろう。 決して"いじめ問題"を扱っている訳ではなく、それを取り巻く<人間と人間との関係>に着目している辺りの構想は悪くはないと思うが、登場人物の造形や物語の構想に工夫が無く、物足りない読後感を覚えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるの作品を読んだのはこれで3作目です。 こういう最後にあんまりスッキリしない読者の想像に委ねる作品は好きなんですけど、あまりに伏線を回収できてないような気がします。 ばけものというものが何なのかはしっかり分かりました。今までの、特に君の膵臓を食べたいの様な中高生向けのような作品ではないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「また同じ夢を見ていた」と「君の膵臓を食べたい」を読んでからこの本を読んだのでとても期待していました。しかし、期待していたほど面白くはありませんでした。読み終わったあとの感動よりモヤモヤしてしまう気持ちの方が大きかったです。住野先生の本は物語に吸い込まれてしまう魅力的なものが感じられるのですが今作は感じられませんでした。悪魔でも私個人の感想です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夜だけばけものになってしまう主人公のあっちーと、クラスでいじめにあっている矢野さん。人と「ずれて」しまうことに恐怖を感じる中学生たちの本質を描いた物語。 矢野さんの本質をついた素直な言葉が印象的だった。誰が悪意があっていじめているのか、誰が自分のことをきちんと見てくれているのか。それをしっかり分かったうえで笑顔を作ってクラスのいじめに耐えている矢野さんの心の悲鳴が聞こえてきた。特に、あっちーに対して怖いと思われていることを悲しいと答える場面は切なかった。 中盤はあまり進展がなくだれてしまったが、最期の終わり方はよかった。あっちーの心の中の葛藤が、ばけものという形で表面に現れていたのだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるさんの作品初めて読ませていただきましたが、正直に言うとこれは「考えさせられる物語」だなと思いました。誰しもが「表」と「裏」の顔がある、それを認めなければ「ばけもの」というのは今の教育に置かれている子ども達に当てはまっているとも感じました。 ラストは主人公が自分の醜い部分を受け入れたという終わり方でしたが、正直自分はあのラストは何にも解決してないし消化不良じゃないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるさんの作品を初めて読みました。 結論として素晴らしい作品でした。 いじめられっ子の矢野さんの 言葉は、短く単純ながらも本質をついていて、何度もジーンとしてしまいました。 最後が良くないとの意見もありますが、 私は良い終わり方だったと思います。 狭い世界(学校)を抜け出した時、 矢野さんに対する、主人公の最後の態度が価値を増すと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君の膵臓…」に比べて、なんかスッキリしない結末。“いじめ”というテーマがあまり愉快ではないがもう少し救いのある話にしてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分と、世間と、何が正しいのか。緑川への仕打ち、校舎の窓ガラス、昼と夜の姿、いろいろ含みを持たせてかかれた物語。特徴的なキャラクター、面白く読ませてもらいましたが、もう少しすっきり、ハッピーエンドに終わってもらいたかったなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おかしいと思っていた矢野さんは驚くほど人間だった。それもごく普通の。 変な人がいてもその変な人が9人いて普通の人が1人いると普通の人が変な人になる。 ずれた人ははじきだされる。 今のこの社会や学校の問題、自分が置かれている状況を客観視して捉えることができました。 夜になるとばけものになるぼくは昼の方がよっぽどばけものでした。 自分もたまにばけものになりつつたまーに夜休みをしてほんとのじぶんになる。 切ないけど住野よるさんの作品でいちばんすきでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は入り辛かったですが、どんどん引き込まれる感じです。 最後の最後まで話がどうなるかわからなくてとてもドキドキハラハラしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるさんの本はこちらが初めてでしたが、正直面白くありませんでした。 設定や雰囲気はすごくいいと思うのですが...なんだかパッとしない感じで読み終わっても無心でした。表紙やキャラクターの個性に☆をという感じです。 このあと、また同じ夢を見ていた。を読みましたがそちらはとても面白かったです^^ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野先生の本は、私にとって「キミスイ」に続く2冊目です。 何とも言えない、モヤモヤの残る一冊でした。 ラストの先を想像してしまうと、とても切なくなります。 「読まなければよかったな」とも感じてしまいました。 舞台は学校でテーマはいじめ。舞台は学校ではあるけれど、 会社にも当てはまること。 皆が皆ではないけれど、多くの人が似たような体験をしているので はないかと思わずにはいられません。 人の感じ方は人それぞれですが、気づきを与えてくれる1冊。 「は~感動した!」ではなかったけれど笑 読んで良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野先生の今までの作品と比べると、いささかわかりにくく、読みにくいかもしれない。 しかし、「矢野さつき」の独特な喋り方や、化け物の描写であったりと、すっかりと世界観にハマってしまった。 テーマはいじめという、ありきたりなように思えるものだが、住野先生の独特な感性で、従来のいじめをテーマとした作品とは異なると思える。 だんだんと明かされていく「矢野さつき」の本音や、何も考えてないように見えて誰よりも考えている姿。 それによって主人公は様々な想いと葛藤することになるのだが、果たしてその葛藤の末にあるものとは。 そして、主人公と矢野さつき以外の登場人物の謎は残ったままだし、夜休みの謎もわからないままだ。 これは一生明かされないかもしれないし、スピンオフや続編があるかもしれない。 それを楽しみにしていこうと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレ含みます。 ずっと楽しみにしていた新作で、あらすじなどをあらかじめ読んでいましたが、いじめがテーマで、それに舞台が中学というのが好きになれなかったです。 化け物は一体なんだったのでしょうか。矢野さんいじめの黒幕はわかったんですが、本当に、なんだったのかわからないことが多いです。 よく探せば実は書いてあるということも多分ないでしょう。 なぜ化け物になるのか、そしてなんで最後の展開の末に化け物にならなくなったのか、これに関してはほったらかしたらただのご都合主義でしかないのではとおもいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の人も書いてるけど君の膵臓、また同じ 読んだけど。この二つは本当に良かった また同じに関しては感動ものだった。 けど、今回の作品ははっきり言って 期待を大きく悪い意味で裏切る。 何で、急に書き方を変えたのかというくらい ショックだった。 次の作品は前の用な素晴らしいものでありたい それと、同時に次の作品で今後買うかどうか | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去二作には大きく心揺さぶられたので、今回も期待して読み進めました。 が、結構ツラかった。 引き込まれていく加速感もなく、読み終えた後の感動、満足感があまりなかったので、残念です。 読み返して自分で補足して、補足して完結させないといけないのは、あまり好きでは無いので低評価ですが、住野よる作品は次回も期待して購入します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君の膵臓をたべたい」「また同じ夢をみていた」も読み、「よるのばけもの」にも期待して読みました。個人的には「また同じ夢をみていた」が1番好きです。 前2作は読んだ後にタイトルが染みるな~と感心したのですが、今回の作品はそんな感動はありませんでした。 一番残念だったのは彼が化物になる必要性が強くないこと。ネタバレが入りますが、いじめられっ子が深夜に学校に入れるなら主人公も化物じゃなくていい。別に飛べたり、速く移動しなくたって、火を吹けなくたって、この物語に大きな支障はない。それが残念でした。 化物だから本当の心のうちが晒せるってのもありますが、別に化物じゃなくても…と思いました。何か主人公が化物だからこそって強い設定が欲しかったです。 また、真ん中くらいまで読むと物語の終わりがだいたい見えてきます。誰が本当はどうなのか、主人公は何をするか。結果が分かるなんて小説でよくあることだけどインパクトが弱かったかな。 さらに、もう一つ気になったのはこの物語は主人公の観点から一貫して語られています。が、この主人公の心の描写がどうにも弱い。もう少し掘り下げたらよかったかなと思います。 これではなんだか日記帳みたい。と思ってしまいました。 「君の膵臓をたべたい」特に「また同じ夢をみていた」は好きだったので次回作に期待したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるさんの三作目。これまでの2作も読んだ上で、この本を読みました。処女作の「君の膵臓をたべたい」は話がわかりやすく、読み手の受け取り方は誰が読んでもそう大きく変わらないお話。「また、同じ夢を見ていた」は、読み手によって受け取り方に少し幅がある話しだなと感じていました。どちらも個人的にはとても好きな話で、買って良かったと感じる本でした。 三作目にあたる「よるのばけもの」は、読んだ人によって受け取り方や感想がかなり違う話だと思います。他の方が書かれているとおり、作中に出て来る疑問は、明かされないまま終わってしまうものが多いです。個人的にはそれがこの話の魅力であり、本質のように感じています。主人公の男の子が、昼と夜の学校で起こる物事から、少しずつ様々なことに気付き、色々なことを考えながら、それらの見え方が変わっていくように、この小説を読んでいる人が、ストーリーの様々なことに気付き、想像でいろんなことを読み取っていく。読み手の受け取り方や想像によっていろんな取り方ができ、その取り方によってストーリーの全体像の出来上がりが変わる。そんなお話です。読み手の想像をかき立て、なおかつ想像すればするほど、胸をうつものがあり、読み返したときにさらに深く訴えてくるものがある。好き嫌いはあると思いますが、個人的には君の膵臓をたべたいよりも、遥かにこの作品の方が好きでした。すべてを明かさないからこそ魅力的な作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は好きな物語。 主人公と女の子の登場人物に感情移入しちゃいました。 ラストも好きかな。 読むか読まないかもアナタ次、第 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!