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東京下町殺人暮色



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

東京下町殺人暮色の評価: 3.50/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(4pt)

たくさんのメッセージが詰まった作品

いつも、思うことだが、彼女は少年犯罪の作品が非常にうまい。私も常に若い人たちの意味のない(この言葉が適切かどうかはわからない)殺人が起こるたびにどうして簡単に人が殺せるのか不思議なのである。でも、彼女の作品を読むと気づかされることが沢山ある。想像力の欠如。まさにそうなのかもしれない。こんなことをしたらどう思うか、相手のことを考える想像力がないのである。またはわかったつもりでいても、実感がないから人形が死ぬのと同じなのかもしれない。私も想像力をかき立てる努力をしなくてはと思う。でも、きっと主人公の順は大丈夫。なぜなら父親や、大好きな友達や素敵なお手伝いさんに囲まれて、活きた生活をしているから。
東京下町殺人暮色 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:東京下町殺人暮色 (光文社文庫)より
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No.3:
(2pt)

宮部みゆきにしては安易な作品

下町で起きる連続バラバラ殺人事件、その事件に八木沢刑事はかり出される、そのころ近所で流れる怪しい噂、犯人からの挑戦状、そして八木沢家に来た同様の筆跡の噂に関する調査依頼、息子の順は事件に興味を持ち、噂の主日本画家の篠田東吾を訪ねる。親子そして家政婦さんも巻き込んだミステリー、宮部みゆきにしては安易かな
東京下町殺人暮色 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:東京下町殺人暮色 (光文社文庫)より
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No.2:
(3pt)

東京下町の暗い中にも明るいミステリー

宮部さんの初期の作品だが今読んでも十分楽しめる。社会問題を絡めるあたりはこの頃から現在に至って健在か。最近の作品と比べると時間の設定や場面の移動などに、少しぎこちなさがあるように思うが、キャラクターが魅力的で読んでいて頁も進む。東京下町ミステリーは数あれど一度読んでみる価値あり。
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No.1:
(3pt)

傑作ではないが面白い。

作品半ばにして事件の結末が読めてしまった。作者の特徴であるが、事件が一段落したあとに、真のテーマが立ちあがる構図になっているが、それも7割方読めてしまった。そういう意味でこれは「傑作」ではない。けれども彼女はこの作品をものにしたときはわずかに31歳なのだ。登場人物、背景、捜査の手順、全てが生き生きとしていて、なおかつ主要登場人物が前向きに生きていくところで終わる。宮部みゆきの作品にハズレがないということはこういうことなのだ。読んで後悔はしない作品である。
東京下町殺人暮色 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:東京下町殺人暮色 (光文社文庫)より
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