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明日の食卓



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【この小説が収録されている参考書籍】
明日の食卓
明日の食卓 (角川文庫)

明日の食卓の評価: 4.07/5点 レビュー 56件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 41~43 3/3ページ
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No.3:
(5pt)

苦しくて切なくて温かい壮絶な家族の物語

椰月 美智子さんの最新長編

プロローグから惹き込まれ、先が気になり一気読みでした。
「イシバシユウ」と言う名の8歳の男児を持つ3組の家庭の様子が順番に繰り返し描かれて行きます。

静岡在住・専業主婦の石橋あすみ36歳、夫・太一は東京に勤務するサラリーマン
息子・優8歳。

神奈川在住・フリーライターの石橋留美子43歳、夫・豊はフリーカメラマン、
息子・悠宇8歳。

大阪在住・シングルマザーの石橋加奈30歳、離婚してアルバイトを掛け持ちする毎日
息子・勇8歳。

それぞれ住む地域、家族構成や家庭環境は違えども「ユウ」と言う
同じ読みをする名前の男の子を育てると言う1点が共通しています。

3人の母親は皆、子供を愛していますが、日常のほんの些細な事がきっかけで
どんどん歯車が狂い、生活にさざ波が立ち始めます。
どんなに可愛い我が子であっても、それが母と息子と言う間柄であっても
苛立ちや怒りを感じる瞬間は訪れます。

夫、友人、学校関係者、義母、児童相談所職員など登場人物の描写が丁寧で
特に子供に対してイライラする夫の様子はリアリティーがありました。

幼児虐待がテーマですが、この本を読んでリアリティーがないと思える方はきっと幸せだと思いますし
現在子育て中のお母さんには教訓にもなります。
我が家の息子はもう成人していますが、自身の子育て中の事を思いだしながら
3人の母親達に感情移入し、共感したりエールを送っていました。

エピローグに向かっては推理的な要素もあり、途中で本を閉じる事が出来なくなりました。
誰にでも起こりうる「魔の一瞬」後悔してもしきれない、その時がどうか来ません様にと祈る様に読んだ1冊。
今まで読んだ椰月 美智子さんの作品の中で一番心に響きました。
明日の食卓Amazon書評・レビュー:明日の食卓より
404104104X
No.2:
(4pt)

共感できない

とても不幸なフィクションを読むと、その世界と自分の世界の距離に安堵するのですが、ちょっと距離が遠すぎたように思います。
これが誰にでも起こりうる事として描かれているのはどうなんでしょう。あまりにリアリティがないと感じる私は幸せなんでしょうか。そうだとしたら、それはとてもおそろしいことだと思うのですが。
読み物としては面白かったです。
ユウの母親はいずれも、こんな母親いたら嫌だなーと思う母親でした。
明日の食卓Amazon書評・レビュー:明日の食卓より
404104104X
No.1:
(5pt)

私も一気読み

いやー、恐ろしい
今2歳と3歳の息子がいる。
留美子さんちの描写に震え上がった。
えっ
こんなになるの
と…思いがけず予習になりました。
怒りが渦巻く、体から汗が霧のように噴出される感覚。私にも経験があり、臨場感たっぷりで読み終わりました。
ただ、それでも衝動にはブレーキがかかるものだと思います。どんなに怒っていても、どこかに冷静な自分もいて。
だから、殺すまでいく虐待に、殺す気は無かった、愛情はあったというのはやはり、納得いきません。ひっかかったのはそこだけです。
明日の食卓Amazon書評・レビュー:明日の食卓より
404104104X

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