罪の声
評判
罪の声の評価:
3.78/5点 レビュー 345件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全668件 101〜120 6/34ページ
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罪の声の評価:
3.78/5点 レビュー 345件。 A ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ほとんど読破して、内容も覚えているのですが、この作品。先日日本アカデミーで
作品賞の候補になっており、驚きました。で、久しぶりなんだけど、まあ読むかって。
物語は、とあるテーラーの片隅。CDラジカセと、ノートとテープ。それを現在の
テーラー店の若主人が聞いてしまうことから始まります。
「これは自分の声だ」と。それは幼い頃の自分の声で、間違いなく当時騒がせた
犯人の指示を伝えた子供の声。
その一方で大日新聞では、未解決事件の真相に迫るという大それたテーマに、何故か
文化部の記者が取材を始め、イギリスから京都、滋賀大津、大阪と駆け巡り。一つの
手がかりから少しづつ核心に迫り始め、やがて子供の声に。
記者とテーラーの若主人は細い糸が徐々に太くなるように導かれ、たどり着いた先に
目にしたものとは?
120点。
正直、時効になってさらに時間が経過して、ようやく温めてきた内容をお出しになる、
身が震える、背筋が寒い、そんなところでしょう。なにせ、一橋さんの著作が出た頃には、
私が若い人に「森永グリコってさー」と話しかけた際に、何ですか、それって答えだった
から、ほんとにほとぼりが覚めるのを待っていた。そんな感じ。
フィクションとしては、あまりにも出来が良すぎる。時折出てくる、どこにも触れらて
いない法律的事項など、かなり深く仕事として携わった経験がなければ知り得ないこと。
当時、描かれた子供達と同じ年頃だった著者が、知るはずのないことにまで触れて、
伝えたかった、真実。それでも隠さざるを得ない大きな黒幕の存在を他の著作を読んだ
方達は感じたことでしょう。
場面変換がまずいとか、冗長だとか、批判している方もいらっしゃいますが、森永グリコを
よく知らない若い方が多いのかなあ。この本を読む前に、著者が挙げている参考文献を手に
取ることをお勧めします。
でも、どこまでがフィクションなんでしょ。そこがさらに知りたい。