罪の声

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評判

罪の声の評価:

3.78/5点 レビュー 345件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全668件 581〜600 30/34ページ
No.88
(5pt)

週末に読み切りました

家族の予定で久しぶりに一人になった週末、ラジオ番組で作者の方のインタビューを聞き、
すぐに読みたくてデジタル版を買いました。
モデルとなった事件をリアルタイムで知っている世代として、当時のニュースを思い出しながら、興味深く読みました。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.87
(4pt)

面白いですが、長いので時間のあるとき読むのがよいと思います

最後まで次はどうなるのだろうと思いながら読み終えることが出来ます。退屈なのははじめの1ページ目くらいです。クリーニング屋さんの話が延々と続くのかと、恐れました。

気になったのは、勧善懲悪的なところです。文学にそれは不必要と、明治時代からなっていたのでは?イギリスで主人公が詰め寄る場面など、違和感がありました。

それと、時効の問題です。海外にいると時効が成立しません。それが2~3ヶ所だけちらりと出てくるのですが、後から無理やり入れたような感じです。ひょっとするとはじめは気付かず入れてなかったのに、発表後か編集者に言われて後から入れたのかもしれません。それにしても、あれだけしゃべってしまうと国外退去処分を受けて日本に強制送還、逮捕となってしまうのではないでしょうか。私なら、あくまで否定します。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.86
(4pt)

面白いですが、長いので時間のあるとき読むのがよいと思います

最後まで次はどうなるのだろうと思いながら読み終えることが出来ます。退屈なのははじめの1ページ目くらいです。クリーニング屋さんの話が延々と続くのかと、恐れました。

気になったのは、勧善懲悪的なところです。文学にそれは不必要と、明治時代からなっていたのでは?イギリスで主人公が詰め寄る場面など、違和感がありました。

それと、時効の問題です。海外にいると時効が成立しません。それが2~3ヶ所だけちらりと出てくるのですが、後から無理やり入れたような感じです。ひょっとするとはじめは気付かず入れてなかったのに、発表後か編集者に言われて後から入れたのかもしれません。それにしても、あれだけしゃべってしまうと国外退去処分を受けて日本に強制送還、逮捕となってしまうのではないでしょうか。私なら、あくまで否定します。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.85
(5pt)

真実を掘り下げたら...のくだりに感動と、恐怖

新聞の広告欄で見つけて、気になって読み始めたら止まりませんでした。
終始、ゾクゾクさせられっぱなしで、特に最後のほうでたたみかけるように事実が明らかになっていくところでの、
高揚感と虚無感のせめぎあいに心が打たれました。
現実を変える為に、人間は戦う力を持っているし、それぞれの人が勇気を持ったら大きな動きやうねりを生み出せるという希望を、
最終章、エピローグで感じさせて頂きました。
「自分が何をして、どう生きていきたいか」改めて考えさせられる本です...。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.84
(5pt)

真実を掘り下げたら...のくだりに感動と、恐怖

新聞の広告欄で見つけて、気になって読み始めたら止まりませんでした。
終始、ゾクゾクさせられっぱなしで、特に最後のほうでたたみかけるように事実が明らかになっていくところでの、
高揚感と虚無感のせめぎあいに心が打たれました。
現実を変える為に、人間は戦う力を持っているし、それぞれの人が勇気を持ったら大きな動きやうねりを生み出せるという希望を、
最終章、エピローグで感じさせて頂きました。
「自分が何をして、どう生きていきたいか」改めて考えさせられる本です...。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.83
(5pt)

哀しみの真相に辿りて。

ベールに包まれた母と子の関係に。
一見、気味の悪い表紙の絵ですが、うわべではなく、真髄として心底にある本質を見通していく様子とそのきもちを表現しています。
そのタイトル「罪の声」とは、30数年前に社会を震撼させた未解決事件の犯行に使われたカセットテープの声。
一方では事件が解明していき、本質に至る過程で、社会秩序を破ったために受ける制裁の声が発せられていきます。
関西生まれの著者と同じくする、30代の男たちにスポットが当たる。
壮年期にあたる3人の男たちがそれぞれに歩んできた道を語っていきます。
地を這い事件を追いかける記者、身内が起こしたかもしれない事件で家庭への影響を危惧する男、事件に巻き込まれた直接の被害者でありつつも逃亡する男の足取り。
「ギン萬事件」と事件名は変えていますが、まさしく1984年の「グリ森事件」の事実経緯を辿っていきます。
まだ情報化社会ではない昭和期の不可思議な謎に包まれたミステリアスな事件を克明に記録しており、事件の様相を深く顧みています。
中盤からは、ノンフィクションから推論を立て、小説として人物像を洗い出していき、この事件の結末までを語っていきます。
点から始まり、点と点をつなぎ合わせ線となり、線をつなぎ合わせて面に至るプロセスを臨場感あふれるタッチで描かれています。
生々しく理にかなった説を立てて解明していく過程を綴る文章には一切の無駄がなく、つねに緊張感を与え、小説の中にどっぷりはまり込んでしまいます。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.82
(5pt)

哀しみの真相に辿りて。

ベールに包まれた母と子の関係に。
一見、気味の悪い表紙の絵ですが、うわべではなく、真髄として心底にある本質を見通していく様子とそのきもちを表現しています。
そのタイトル「罪の声」とは、30数年前に社会を震撼させた未解決事件の犯行に使われたカセットテープの声。
一方では事件が解明していき、本質に至る過程で、社会秩序を破ったために受ける制裁の声が発せられていきます。
関西生まれの著者と同じくする、30代の男たちにスポットが当たる。
壮年期にあたる3人の男たちがそれぞれに歩んできた道を語っていきます。
地を這い事件を追いかける記者、身内が起こしたかもしれない事件で家庭への影響を危惧する男、事件に巻き込まれた直接の被害者でありつつも逃亡する男の足取り。
「ギン萬事件」と事件名は変えていますが、まさしく1984年の「グリ森事件」の事実経緯を辿っていきます。
まだ情報化社会ではない昭和期の不可思議な謎に包まれたミステリアスな事件を克明に記録しており、事件の様相を深く顧みています。
中盤からは、ノンフィクションから推論を立て、小説として人物像を洗い出していき、この事件の結末までを語っていきます。
点から始まり、点と点をつなぎ合わせ線となり、線をつなぎ合わせて面に至るプロセスを臨場感あふれるタッチで描かれています。
生々しく理にかなった説を立てて解明していく過程を綴る文章には一切の無駄がなく、つねに緊張感を与え、小説の中にどっぷりはまり込んでしまいます。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.81
(1pt)

推測がなんだか…

犯人像、子供の巻き込ませ方
なんだかしっくりきません。

モヤモヤ残る読後感です。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.80
(1pt)

推測がなんだか…

犯人像、子供の巻き込ませ方
なんだかしっくりきません。

モヤモヤ残る読後感です。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.79
(3pt)

事件の真相・裏側を知りたいかったという欲望は満足させてくれたが、小説としての完成度に欠けていた。

事件当時、高校生か大学生だった私にとって、この事件の真相は知れるものなら知りたい・・・それほど世間を巻き込んだ大事件だった。
当時もそれからも、未解決事件として何度も取り上げられながら真相は藪の中のままで、煮え切らない思いを抱え続けてきた。
作者は事件当時新聞記者、それも地元の新聞記者だった。
それだけで、この作品を手にするに十分だ。
確かに、当時の社会情勢に照らし合わせると、このような動機で事件が起きたことも納得できるし、
脅迫テープの声に使われた子供の視点からのストーリー構成は読む者を惹きつける。
しかし、やはり最後まで犯人たちの本当の動機がつかみきれない。
ノンフィクションではなく、フィクションとして書かれた作品なのだから、もう少し思い切って書いてもよかったのではないだろうか?
作者なりの解釈で犯人の動機に迫ってもよかったと思う。
結局、新聞記者としての抑制が働いたのかもしれないが、どうしても物足りなさが残ってしまった。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.78
(3pt)

事件の真相・裏側を知りたいかったという欲望は満足させてくれたが、小説としての完成度に欠けていた。

事件当時、高校生か大学生だった私にとって、この事件の真相は知れるものなら知りたい・・・それほど世間を巻き込んだ大事件だった。
当時もそれからも、未解決事件として何度も取り上げられながら真相は藪の中のままで、煮え切らない思いを抱え続けてきた。
作者は事件当時新聞記者、それも地元の新聞記者だった。
それだけで、この作品を手にするに十分だ。
確かに、当時の社会情勢に照らし合わせると、このような動機で事件が起きたことも納得できるし、
脅迫テープの声に使われた子供の視点からのストーリー構成は読む者を惹きつける。
しかし、やはり最後まで犯人たちの本当の動機がつかみきれない。
ノンフィクションではなく、フィクションとして書かれた作品なのだから、もう少し思い切って書いてもよかったのではないだろうか?
作者なりの解釈で犯人の動機に迫ってもよかったと思う。
結局、新聞記者としての抑制が働いたのかもしれないが、どうしても物足りなさが残ってしまった。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.77
(4pt)

事件を知らない方は、まず予習を

恥ずかしながら、グリコ森永事件については、「毒入り菓子がばらまかれた事件」程度の認識しかありませんでした。そのため事前にNHKオンデマンドのドキュメンタリー番組「未解決事件」で事件の概要を確認してから読み始めましたが、予習しておいて大正解。事件名こそ「ギン萬事件」と変更されていますが、事件の概要から犯人グループからの挑戦状に至るまで、ほぼ全てが事実に基づき構成されているため、「ああ、この場面か」と思いながら読み進める事が出来ました。

NHKのドキュメンタリーを見ていて、一番不気味に感じたのは、犯人グループが幼い少年少女の声を脅迫テープに使用している事。子供とは言え、自分が吹き込んでいる音声が何に使われていたのか、恐らくは気付いていたはず。彼らは何を感じ、どのような人生を辿ったのか。本書はそれをテーマとして扱っています。

ユーモアを感じる挑戦状、警察の目の前に幾度も姿を現しては目前で消え去る手口など、犯人グループにはどこか「アンチヒーロー」といったイメージが漂います。自分も、本書を読むまでは、恥ずかしながらそんな印象を持っていました。しかし、幼い少年少女をこのような形で犯行に巻き込む犯罪者集団が「ヒーロー」である筈がない。事件から遠い年月を経た現在で事件の亡霊に苛まれ、翻弄される主人公達の姿に、目を覚まされる思いでした。自信を持ってお勧めできる一冊だと思います。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.76
(4pt)

事件を知らない方は、まず予習を

恥ずかしながら、グリコ森永事件については、「毒入り菓子がばらまかれた事件」程度の認識しかありませんでした。そのため事前にNHKオンデマンドのドキュメンタリー番組「未解決事件」で事件の概要を確認してから読み始めましたが、予習しておいて大正解。事件名こそ「ギン萬事件」と変更されていますが、事件の概要から犯人グループからの挑戦状に至るまで、ほぼ全てが事実に基づき構成されているため、「ああ、この場面か」と思いながら読み進める事が出来ました。

NHKのドキュメンタリーを見ていて、一番不気味に感じたのは、犯人グループが幼い少年少女の声を脅迫テープに使用している事。子供とは言え、自分が吹き込んでいる音声が何に使われていたのか、恐らくは気付いていたはず。彼らは何を感じ、どのような人生を辿ったのか。本書はそれをテーマとして扱っています。

ユーモアを感じる挑戦状、警察の目の前に幾度も姿を現しては目前で消え去る手口など、犯人グループにはどこか「アンチヒーロー」といったイメージが漂います。自分も、本書を読むまでは、恥ずかしながらそんな印象を持っていました。しかし、幼い少年少女をこのような形で犯行に巻き込む犯罪者集団が「ヒーロー」である筈がない。事件から遠い年月を経た現在で事件の亡霊に苛まれ、翻弄される主人公達の姿に、目を覚まされる思いでした。自信を持ってお勧めできる一冊だと思います。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.75
(5pt)

傑作

傑作。1980年代に起きたグリコ森永事件。それを未解決事件の特集記事を作る為に追い始めた1人の新聞記者と、古いノートと録音テープを見つけた事により幼かった自分と事件の関わりを調べ始める男の話が交互に進んでいく。ドキュメンタリーではないかと思う程良く出来てきて、図書館300人待ち、アマゾンの高評価も納得。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.74
(2pt)

高い世評に納得できない!

400ページの労作であるが、読むほうも労作である。なんとか我慢して最後まで読み切ったものの、充足感はまったくない。読んでいるさいちゅうも、読んだあとも、索漠とした無味乾燥な疲労感が漂う。ストーリー展開が安手のテレビドラマ風で、しらける。これ見よがしのブンガク的表現の頻出で引いてしまう。セミドキュメンタリーでありながらちっともリアリティが感じられない。どうしてこんな小説がプロの読み手の高い評価を得るのだろうか。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.73
(2pt)

高い世評に納得できない!

400ページの労作であるが、読むほうも労作である。なんとか我慢して最後まで読み切ったものの、充足感はまったくない。読んでいるさいちゅうも、読んだあとも、索漠とした無味乾燥な疲労感が漂う。ストーリー展開が安手のテレビドラマ風で、しらける。これ見よがしのブンガク的表現の頻出で引いてしまう。セミドキュメンタリーでありながらちっともリアリティが感じられない。どうしてこんな小説がプロの読み手の高い評価を得るのだろうか。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.72
(5pt)

新しい事件の描き方

三億円事件をモチーフにしたミステリーは、これまでたくさんあった。
グリコ森永事件は小説に向いていそうなのに、意外となかった。
(どちらも「犯人はまだ見つかっていません」で終わるのに)
だが、この本を読んで驚いた。
作者はかなり事件の真相に迫ってしまうのだ!
清水潔『殺人犯はそこにいる』を読んだとき、犯人までほぼたどり着いて「極上のミステリーのようだ」と思ったけれど
この作品は、逆に「極上のノンフィクションのようだ」と思った。
ノンフィクションライターが書くのと小説家が書くのではやはりアプローチが異なって、どちらも面白い。
事件ものノンフィクションが好きな人にも、ぜひ読んでほしい。そして語り合いたい。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.71
(5pt)

新しい事件の描き方

三億円事件をモチーフにしたミステリーは、これまでたくさんあった。
グリコ森永事件は小説に向いていそうなのに、意外となかった。
(どちらも「犯人はまだ見つかっていません」で終わるのに)
だが、この本を読んで驚いた。
作者はかなり事件の真相に迫ってしまうのだ!
清水潔『殺人犯はそこにいる』を読んだとき、犯人までほぼたどり着いて「極上のミステリーのようだ」と思ったけれど
この作品は、逆に「極上のノンフィクションのようだ」と思った。
ノンフィクションライターが書くのと小説家が書くのではやはりアプローチが異なって、どちらも面白い。
事件ものノンフィクションが好きな人にも、ぜひ読んでほしい。そして語り合いたい。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831
No.70
(5pt)

実にリアル。こういう真相もありだ。関西と昭和の闇は深い。

グリコ森永事件関係の本をいろいろ読んできたので、本書には実に興奮した。様々な情報を上手く取り込み、こういう真相もあり得るという、大胆な仮説、推理が、リアルに展開する。家族のストーリという着眼がよい。山田風太郎賞受賞もうなずける凄い筆力。

それにしても、やはり、京都の南や滋賀、兵庫の、土着と結びついた、関西ならではの犯罪だったと見るのが自然なのだな。バブルやオウム騒ぎの前の、昭和の闇(極左、やくざ、被差別、在日etc.)が噴き出した事件でもあったということか。
罪の声 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 罪の声 (講談社文庫)より
4065148251
No.69
(5pt)

実にリアル。こういう真相もありだ。関西と昭和の闇は深い。

グリコ森永事件関係の本をいろいろ読んできたので、本書には実に興奮した。様々な情報を上手く取り込み、こういう真相もあり得るという、大胆な仮説、推理が、リアルに展開する。家族のストーリという着眼がよい。山田風太郎賞受賞もうなずける凄い筆力。

それにしても、やはり、京都の南や滋賀、兵庫の、土着と結びついた、関西ならではの犯罪だったと見るのが自然なのだな。バブルやオウム騒ぎの前の、昭和の闇(極左、やくざ、被差別、在日etc.)が噴き出した事件でもあったということか。
罪の声 Amazon書評・レビュー: 罪の声より
4062199831