猿の見る夢

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評判

猿の見る夢の評価:

3.61/5点 レビュー 49件。 D ランク

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平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1〜20 1/2ページ
No.22
(1pt)

くだらない

筆者の作品を多く読んでいるが、これは酷い。レベルの低い人たちの痴話喧嘩を小説にしたもの。こんな作品を出版していいのか、とさえ思った。
猿の見る夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢 (講談社文庫)より
4065161150
No.21
(3pt)

軽い作品。

桐野夏生さんの本です。
たぶん、かなり力を抜いて書いたんじゃないでしょうか。
主人公は薄井というサラリーマン。
銀行から出向した役員として、オリーブという衣料品会社に。そのオリーブが大成長。
薄井もそれなりに出世する。できたら常務になりたい思いがある。
この薄井は美優樹という愛人がおり、といっても仲が冷えつつある。
そんななか、セクハラ問題で朝川という女性秘書が近づいてきて、下心を持つ薄井。
そういう状況で、家庭で問題が。
妻が怪しげな「夢占い」の婆さんの長峰を家にあげていたのだ。
はたして、薄井の命運やいかに。

というわけで、次から次へと問題がおこって、飽きさせることはありません。
薄井も妻、美優樹、朝川という女性に振り回されます。
見猿、言猿、聞猿の左甚五郎の作品には、「せ猿」もあった(375㌻)なんという話もありつつ、
薄井が運命に翻弄されていくさまを楽しめる本です。
しかし、薄井の薄っぺらさというか、軽さというか、そこがキャラとして面白い。憎めないんですよね。
桐野さんというと、社会問題をとりあげたりして「重い」印象がありますが、これは軽い作品で、さらっと楽しめます。
猿の見る夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢 (講談社文庫)より
4065161150
No.20
(3pt)

儚い夢

『グロテスク』でハマって桐野さん作品結構読んでます。女性ならではの細やかな観察眼とユーモア、下世話な所が好みです。
最近は過激な題材が減り、割りと日常を徒然なるままに書かれてるように思います。
本作も59歳定年間近のサラーリマンの夢(願望)をユーモラスに描いております。オチは触れません。
主人公は傲慢で欲張りで狡く自分勝手で助平で、初老男の嫌らしさを兼ね揃えたような設定です。
割りと恵まれたバブル世代(作者の世代?)のサラリーマンかと思われ、ロスジェネ世代からすると余裕があって若干羨ましいくらいw
しかしあれですね、男女とも歳を重ねるとぜい肉が削げて人の本質がむき出しになるというか(猿?)、それまで培った能力やモラルまでが失われていくような。なんだか儚く思いました。
猿の見る夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢 (講談社文庫)より
4065161150
No.19
(3pt)

儚い夢

『グロテスク』でハマって桐野さん作品結構読んでます。女性ならではの細やかな観察眼とユーモア、下世話な所が好みです。
最近は過激な題材が減り、割りと日常を徒然なるままに書かれてるように思います。
本作も59歳定年間近のサラーリマンの夢(願望)をユーモラスに描いております。オチは触れません。
主人公は傲慢で欲張りで狡く自分勝手で助平で、初老男の嫌らしさを兼ね揃えたような設定です。
割りと恵まれたバブル世代(作者の世代?)のサラリーマンかと思われ、ロスジェネ世代からすると余裕があって若干羨ましいくらいw
しかしあれですね、男女とも歳を重ねるとぜい肉が削げて人の本質がむき出しになるというか(猿?)、それまで培った能力やモラルまでが失われていくような。なんだか儚く思いました。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.18
(3pt)

お前たちは猿だ!と言われているような気分になる

毒のある小説だ。

軽妙なのだが、主人公の軽さというか猿ぶりが。

作者に、「多かれ、少なかれ、お前たちは猿だ」と言われているようなw

これも、桐野夏生に特有の救いがある小説と救いがない小説に二分すると、救いのない部類の小説だと思った。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.17
(1pt)

読まなきゃ良かった

連載モノにありがちな、雑な?仕上がり。タイトルにある「猿」は「登場人物」や「読者」を嘲笑した表現かと思った。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.16
(3pt)

これぞ桐野夏生

長年の愛読者だが、桐野夏生の作品は読み始め〜途中まではめちゃくちゃ面白い、読者を引き込む力は凄いんだけど、ラストであれ?そんな終わり方?と拍子抜けすることがたまにある笑
「光源」とかもそう
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.15
(3pt)

昭和な男と昭和な女のファンタジー

桐野さんも65歳くらいですか。団塊世代だったんですねぇ。そう考えるとこれまでの著作もそして今回も団塊世代を代表する女流大衆作家だったんだなぁと感じます。「終わった人」の内館さんも69歳の団塊世代。お二人が描く、昭和なサラリーマンがこうも似ているのは、やっぱりそういう時代だったんでしょう。

今となっては、この主人公のようなひとって「そういえば居たな・・」くらいの遠いものになってきました。今の50歳くらいは均等法世代で、男の自立についても厳しいです(うちだけ?)。時代は変わっていくと・・・痛感しながら、平成の終わりに一昔前、昭和な男と女のファンタジーを読みました。

四猿「見ざる・言わざる・聞かざる・せざる」はネタとしておもしろいし、正鵠を射ていると思います。特に大事なのは、やはり「言わざる」と「せざる」でしょうか。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.14
(3pt)

何も残らないが一気に読んでしまった(笑)

しょうもない話です。

女好きで目先の損得にしか関心のない「ザ・俗物」のオッサンが、周囲の女に振り回される(全部自業自得)。

長年の愛人は鬱屈を募らせ、社内政治は不穏な空気を漂わせ、美人の会長秘書の色香に惑うもこの女も曲者。さえない奥さんが占い師みたいなのにはまってから話が急展開します。ジェットコースターみたい。

まあ、身につまされる点もあって、認知症の母親を同居の妹任せにしていたら、妹夫婦に深く恨まれていたり、浮気がばれて奥さんに追い出されて一瞬自由に有頂天になるものの、家族にしばれていたからこそ束の間の自由が楽しいわけで、本当に家族に見捨てられた時点で、自由がただの孤独になるとか。

家族があっけなく崩壊していくさまは、さすが桐野氏、見事です。

ただ、話の展開が面白くて一気に読みましたが、読んだ後、何も残らないんだな、これが。ラストなんて、本当に狐につままれたような気分になって、なんだこりゃです。

面白いには面白いけど、OUTみたいな迫力はないですね。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.13
(1pt)

疲れるだけ

読み始めてすぐに「これ、読んでも何も得るものはないな」と思いましたが一応読了。主人公は色々計算づくでどうしたら自分は上手く立ち回れるかを常に考えているような男。その男のその後の人生についてのお話。

でも読んでも何も残らない。というか後味は悪い。書いた人のドロドロしたものを読者に読ませているかのよう。

他人のスキャンダルや失敗した話を読むのがお好きな方には面白いのかも。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.12
(3pt)

おじさんのクズっぷりがいい。

とにかく主人公のクズ加減が半端なくて面白いです。
「女の敵」な人物であるのに、窮地に陥ると何とか切り抜けられないかと
読んでいるうちに同情心が湧いてきました。
最後、田中さんがどうなったのかが気になります。

感慨深いものはないものの、読みやすくて「軽い読書」にピッタリ。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.11
(3pt)

期待してた内容は、これじゃない

桐野さんの書いた小説らしくないと言いますか、もの凄く「軽い」内容でした。
あらすじからは「定年間近年齢の男が、仕事・金・女・家庭、全ての面で歯車が狂い出しドツボにはまっていく。みたいな話が、桐野さんらしい黒さ&深さで展開していく」みたいな物語を期待してたのですが。。。
実際は、「悪い意味での作り話感満載な、軽くて笑える話」という感じでしたね。現実離れし過ぎてて、「自分も、一歩間違えるとこうなりかねない」みたいな読み方もできなかったし。

決してつまらなくはないです。
でも、このテーマで桐野さんが書く小説に期待するのは、これじゃなかったです。
ラストも意味不明。
というわけで、星三つとさせていただきます。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.10
(3pt)

男性はこれをどう読む?

桐野夏生さんの小説は実際に起きた事件を下敷きにしてあったり、
現代の抱える社会問題をテーマにしていたりとリアルを感じるものが多いです。
しかし今作は自信過剰のバカなおっさんの人生が狂う様子を描いたもの。
どこかにリアルを感じられるものがあるのかな?と気にしながら読んだけどそんな要素は見当たらず、
ただひたすら「おっさん、ザマーミロやっ!」「地獄に堕ちろ!」と主人公がおかしな方向へ転がっていくのを面白おかしく読んだ感じです。
これまでの桐野作品に比べるとテーマは軽いと思います。

でも・・・まぁ、いくつになっては男は女が好きだろうし、楽していいとこ取りたい狡さもせこさも人間らしいっちゃあ人間らしい。
男なんて実際はみーんなこんなもんだろうな。
そう思うと主人公に対する腹立たしさも滑稽に思えて憐みすら覚えますねw

さて、女の私はこの本にこんな感想を抱きましたが、はたして男性はこの本を読んでどんなふうに感じるのでしょうね?
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.9
(2pt)

全体的に中途半端だった

軽薄な60代男の女性への妄想と現実が淡々と描かれているが、全体的に中途半端だった。

会長秘書のセクハラに対する怒りや、妹夫婦との遺産問題、庭の嫌がらせ、次男の就職、謎の占い師の行方など、どれも「結局どうなったの?」というような感じ。

次はどうなるんだろうと期待して一気に読んだのだが、最後まで掴みどころがなくて残念だった。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.8
(2pt)

最後がイマイチ

色々なことの結末が曖昧。悪い方向にはまっていくエピソードが良い分、最後が残念
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.7
(3pt)

自らの姿が見えていないのは、自分だけ !?

銀行から出向した薄井正明は、アパレルメーカーの財務担当取締役だ。
会長に見込まれての出向、また業績の急速な伸びもあり、薄井は順調な
日々を過ごしていた。
プライベートでは妻以外の女もいながら、会長秘書の美人にも色気を見せる
なかなかのやり手だ。
一方、認知症の母、母の面倒を見る妹夫婦との相続の問題、自らも60歳を
迎え定年後の生活も気になる。
いつまでもこの生活を続けることも出来ないと思いながら、今日と同じ明日の
暮らししか描けない、決断を先送りするオトコの夢と現実を描く。
タイトルは、この主人公のことなのね。
登場する人物それぞれに表と裏の顔があり、どちらが真実か定かでないまま
ストーリーが展開する。
それは主人公の揺れるこころと同じく、正しい進路は誰にも分らないのかも
しれない。
女性の描写に比べオトコの描き方が淡白でストレート過ぎるきらいがあって、
不快ともいえる落ち着かなさがあったのだが、読了後には微妙な余韻が残った。
人は誰も山の尾根を歩きながら、風に吹かれればどちらかに落ちる瀬戸際だと
いうことに気が付かずに暮らしているのかも知れないと、自らを振り返り反省
させられる一冊でもあった。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.6
(2pt)

薄い内容

金額の割には内容が薄く
直ぐに読み終わる。
後味の悪い内容だった。
というより、話の流れ
最終的にどうなるかってのは
現実と変わらなすぎて捻りも何もない。
表紙に惚れて買ったけどこれなら
読まなくても良かった。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.5
(3pt)

ステレオタイプな人ばかりで軽いかな

妻が読むとどのような感想を持つのだろうか。勧めるべきか、よせばいいのか。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.4
(2pt)

愚かな人々

なんだこりゃ、というのが正直な感想です。出てくる人、出てくる人、みんな自分勝手で非常識で感情移入できる人がいない。占い師の長峰がラスボスのように最後をさらうのかと思えば、中途半端に退場して、結局詐欺なんだか本物なんだかわからず。そういえば庭のゴミ投げ入れ問題はどうしたの?
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018
No.3
(3pt)

桐野さんのファンにはお勧めできる、読書中は引き込まれて読んだ

一気読みできる面白さはあるし、最近の出来事、占い師による洗脳や後妻業的な恐さも取り入れていて世相を映している。ただ、59歳主人公とその愛人(こちらの人もキャリアウーマンで重要な仕事をしている様子)のメールのやり取りがキモい。実際そうなのかもしれないが、”みゆたん”、”まあさん”はないだろう。最後の方は、どたばた風の悲喜劇へと。連載が週刊現代なので、それに会わせて、2世代住宅、定年後の生活構想、熟年離婚、遺産相続等の話が出てくるのもご愛嬌。
猿の見る夢 Amazon書評・レビュー: 猿の見る夢より
4062202018