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精霊の木
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精霊の木の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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SFとファンタジーのあいのこ | ||||
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著者のデビュー作との事。SF色の濃いガジェットや背景を用いている割に、登場人物の特殊な能力や霊的な 現象の描写の方が物語の大きな核となっています。その結果、SFとファンタジーがともに主張し合って違和 感を覚えてしまいます。SFファンからもファンタジーファンからも「あれっなんか変」って言われそうです。 例えば天文学的用語で、SF小説では全く使われていない用語が時々登場しています。この様な言い方はしな いのになーと首をかしげてしまいます。 ある意味、SFとファンタジーは相容れない部分があるのかも知れません。SF色を極力廃してファンタジー に力点を置いたものにした方が、もっと物語に没入できるのではないかと思います(最近の作品はファンタ ジー小説に徹していると思いますが・・・)。 | ||||
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獣の奏者や守人シリーズから入った私には、とりたてて面白いといえる話しではありません。 SF仕立ての部分が妙に鼻につくのと、都合のよすぎるエンディングが、私はだめでした。 児童文学としてはどうなのかわかりませんが、大人が読んで「面白い」といえる話しではありません。物語の見せ方が女史としてはイマイチ。 移住者が先住民を滅ぼし、為政者に都合のいいように事実をねじまげているあたりは、著者の研究テーマであるアボリジニが見え隠れします。 真実はいつか露見する というと勧善懲悪の軽そうな内容に見えますが、虐殺と断種という非常に重いことが書かれています。 | ||||
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後半筆力を感じますが冒頭からナイラ星って何? 地球を住めない星としてしまった人間が新たな星に移り住み先住民を意のままに滅ぼしたお話し。 物語は滅ぼしたはずの過去の民族の精霊の木と夢見の師、そして過去の母達の訪れと興味深い。 私には命がけで届けた”精霊の木の種 ”の意味が解りませんでした。 先進国が後進国を自由にすることの批判かも知れませんが、ならば具体的な方策があれば良かったように思います。 | ||||
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私は、守り人シリーズで上橋 菜穂子さんを知り、上橋さんのほかの作品も読んでみようと思い、これを読み始めました。すると、やはり守り人シリーズのように展開から目が離せなくなり、すぐに読み終わってしまいました。 守り人シリーズと同じように、この作品も上橋さんらしい幻想的な雰囲気があり、守り人シリーズを読んだ人もすんなり「精霊の木」の世界に入り込めると思います。是非読んでみてください! | ||||
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