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果つる底なき
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果つる底なきの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 41~60 3/6ページ
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池井戸先生といえば、やはり銀行。下町ロケットや陸王、アキラとアキラ、など多種多様な作品だが、最終的には零細企業が大企業を相手に戦う、そして痛快に大企業を打つ任す。池井戸作品は、大どんでん返しで弱者が挑戦し成功する、サクセスストーリー。 文章の構成などで読者をドンドンと魅了していくと思います。 でも、立て続けて作品を読むと話は非常に面白く、どうなるんだろうと読み進めてしまうけれど、結果的には サクセスストーリーであるとわかって読んでいる自分がいました。 でも、この作品はサスペンス。しかも江戸川乱歩賞を受賞している。 現在の池井戸潤は当然だが、ヒットメーカーでこの作品は彼のデビュー作。 しかも、サスペンス。私は意外に思って、この本を読みだしました。 中身はやはり銀行が舞台だったので、やっぱりかと思っていましたが、内容は驚くべき本格ミステリー。 今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの池井戸先生。文章や構成だって当然、抜群にうまい。 でも、この作品は、デビュー作。でも、驚くのは、まったく鮮やかな文章と構成。 今年、書きましたといわれても全く、驚かないほどの巧みさ。 もし、現在の池井戸作品に少し、慣れを感じてしまっている方がいらっしゃったら、一度、読んでみてください。 同じ銀行でも、ミステリーの銀行、犯人捜し、一気に読破することができます。 ほんとうに、違った意味での大ドン返しが描かれています。 | ||||
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若干、推理物にしたててるご都合主義的な面はあれど、派手な展開と銀行絡みの展開は、中々面白いです。 とはいえ、やられたー!と言うほどの展開はなく、上手くまとめたなぁという感じです。 | ||||
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飽きさせず、スピード感のある展開に、人気作家へとのぼりつめる力量を感じました。 | ||||
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人がたくさん亡くなってしまったのが、残念でしたが、続きが知りたくて最初から最後まで、一気に読み終えました。 | ||||
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かなり暴力的な展開が多く、痛そうな描写に引きますが、最後は勧善懲悪な未来が見えてスッキリします。エキサイティングな時間をありがとうございました | ||||
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この手の池井戸潤は面白くない。 ヒューマンドラマに徹して欲しい。 | ||||
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話はそれなりにおもしろいし引き込まれますが、よく考えて見ると何もそこまでって感じです。 | ||||
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こんなにネットやsnsに読み物や情報が溢れてますが、本物のプロの作家が書いた読み物には、ワクワクさせて、物語に夢中にさせる力がある。今回は珍しくバイオレンスやアクションのシーンもあったが、独特の表現で臨場感を感じた。 | ||||
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親友の死を切っ掛けに、事件へと巻き込まれて行くストーリーです。 この親友の死は、偶発的な事故を装う殺人だったのですが、主人公が真相に近づくにつれて、 焦りからなのか、事故や自殺に見せかけながらも手荒な殺し方になって行きます。 何処に殺人者が潜んでいて仕掛けて来るのか、ドキドキしながら読み進めて行くスリルがあります。 また、関わっている人達が信用出来るのか?出来ないのか? 様々な生き方、考え方、性格が浮き彫りになって、思わぬ感動も味わいました。 池井戸作品に興味のある方は、是非、読んでみて下さい。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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池井戸潤の初期の作品ということでさすがに荒さは否めませんが、この隙間を残さない話の作り方は今と通じるものがありますね。本作は江戸川乱歩賞受賞作、いつもの経済小説ではなくミステリー寄りの構成になっているので新鮮でした。舞台は作者お得意の銀行(笑)ミステリー小説とはいえ頭に「金融」がつくので、通常のミステリーとは楽しみ方が違うかもしれません。真相解明のためには金融、経済の知識が必要となってくるので、その方面に明るくない私は解決編を読んでなお理解しきれず、面白かっただけに少し悔しかったです。 もともと人間描写に重きを置くタイプの作者ではありませんが本作はいっそう薄味。登場人物はたくさんいますが個性が乏しいので3~4人くらいしか覚えられませんでした。そのため、ラストで真犯人が明かされ「お前は…○○!」となった時に「○○…誰だっけ?」と主人公と一緒に驚けなかったのが痛かった。ミステリーで一番いいところを…。 総括して☆3。文章は読みやすいし、キャラクター性は薄いもののトリック・ストーリーはそこそこ優秀。よく練られているので、特にツッコミどころはありません。ただ初期作品ということで作りが若干優等生すぎ、読んでいて退屈する場面も多々ありました。全体的な傾向として爆発性やリーダビリティには欠けるので普通に読んで普通に読み終われる、いわゆる普通の作品という印象。 | ||||
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最初は話の中身が見えなくて迷走しましたが、中盤からはハラハラして、あっという間に完読しました。 さすがの金融ミステリーです。 | ||||
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池井戸潤氏による作品。 1963年6月16日生まれ。 岐阜県立加茂高等学校卒。 慶應義塾大学卒。 1988年、三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行。1995年、32歳の時に同行を退職 本作がデビュー作。 1998年9月に単行本として刊行された。 第44回江戸川乱歩賞を受賞。 2001年に果つる底なきの文庫本刊行。 カバーデザイン坂野公一(welle design) 以前どれかの池井戸作品の解説を読んだ時に シャイロックの子供たちの前と後では作風が随分と違うという指摘があった。 それを思い出しながら読んで見ると確かに違うなと思える。 (もちろん本作がつまらないとかそういうのではない) ただドラマ性や映像向きではなく、純粋にミステリ小説の枠内に 収まっている。そういう小説の型を意識して書いていたのかなというのが感想。 本作に登場する坂本だけではなく敵対?していた北川副支店長の死亡(海にダイブ・・) 同僚の古河が刺されて入院したりと・・ちょっと半沢シリーズとか読んでると 違和感を覚える展開だ。 坂本も蜂アレルギーであるアナフィラキシーショックで死亡とかかなり凝った展開やし。 本作は池井戸潤作品の中で最も死亡者が多くないかと思う。 警察、刑事が出て来るというのも他作品ではまずないし。 特に北川が死んだことで敵の正体が見えなくなった辺りは混乱すらする。 いったいどうなるんかと。 謎解き、バトルとハードボイルド展開満載。 ここからの池井戸潤作品の進化、変化というものを楽しむのも良い。 携帯電話は出てこないし、PCも随分昔のモノという感じがある。 時代を感じる作品でもある。 | ||||
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騙す奴が悪いのか、騙される奴が悪いのか? 法に抵触しないならOkではなく、信義則にもとるなかれ。 人は嘘をつくが、数字は嘘をつかない。 見る人間により、異なるグラデーションを奏でる。 人も数字も、見る目を養うには経験が。 色情、金に女に現れる。 女と男が騙しあい。 悪い奴らに、明日はなし。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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いくつかの手法を内包した 銀行ミステリー。 池井戸潤の その後の活躍が よくわかる 処女作。 人の内部の中にある闇。 それを、あぶり出す。 仁科と難波との 不思議な関係。 技術バカが ベンチャーとなり、依存する関係。 それを受け止めながら、誤っていくオンナ。 銀行員だからこそ つかめた 金の持つ魔力。 伊木遥と菜緒。 東京シリコンという会社を舞台にしたやりとりは、 粉飾的説明。融通手形。その金が裏金になる。 仕掛けは アシナガバチとアナフィラキシーショック。 ここでの役回りは 伊木の上司 北川と言う悪役が、 道化のように 立ち回る。 こういう 悪役作りが うまいねぇ。 | ||||
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おそらく池井戸氏は、講談社が江戸川乱歩賞の受賞者を大切に育てることを知っていて、この賞を狙ったのではないでしょうか?鉄の骨や、いわゆる半沢直樹シリーズは非常に面白いのですが、決して同じ人が書いたと思えないぐらい、この作品は記憶に残りません。もともと推理小説を書いて大成しようとは思っていらっしゃらなかったと思います。現在の超売れっ子作家の駆け出しのころの作品として読むには、非常に興味深い本です。 | ||||
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この作品も銀行内部業務を軸に繰り広げられるストーリーですが、人が死ぬという事件?殺人?自殺?といった展開が絡み合いながら、主人公が事件を追うというミステリーでした。池井戸作品で初めて、殺人ミステリーを味わいました。主人公の課長代理の人間味も感情移入出来ます。 | ||||
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池井戸潤の小説は多く読んでますが、テンポも良く、読んだら止まらなくなりました。 銀行員の仕事は全く別世界なので、勉強にもなります。 | ||||
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池井戸さんの作品は2作目。 1作目に空飛ぶタイヤを読みました。 その印象が強かったため、少し私の期待とは違っていました。 池井戸さんは闘う男達の群像を描く事に手腕を発揮される方だと思います。 その意味では本作は違っていました。 本作は推理小説であり、始めから推理小説を読むと思って読めば、楽しめました。 ただ、殺人者の動機がイマイチ私にはリアリティーがありませんでした。 | ||||
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