(短編集)

怪談のテープ起こし

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評判

怪談のテープ起こしの評価:

3.69/5点 レビュー 32件。 C ランク

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平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(5pt)

不条理

何も悪いことしてないのに怪異にゆっくり襲われていくのって良いよね・・・
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.18
(4pt)

短編をまとめて一つのお話になっているのが面白い。

短編は基本あまり好まないのですが、その短編を序章や幕間などを使ってつなぎ合わせ、一つの物語にするというアイデアはなかなか面白かったです。短編で語られるホラーはバラエティーに富んでいて飽きなかったですし、実際に私たちの身近で起こり得る話ばかりで、読んでいるこちらも危ないのかも!?というような怖さもあり、なかなか夜中に読むとトイレに行くのが怖くなりそうな感じではありました。
怪談のテープ起こし (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こし (集英社文庫)より
408745830X
No.17
(4pt)

ホラーではなく、面白い

普段、ホラー小説はあまり読みません。
小説に限らず恐怖心が希薄なので、全然怖いと思えないのです。

本作に関してもそれは当てはまっていて、恐怖という感情はあまり湧きませんでした。
ただ、作品の構成は興味深く独特で、読んでいて楽しかったです。

映画に例えると「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のコンセプトそのもの。
擬似リアルな不気味さが面白く、「幽霊出ました~!」みたいなモロ出しは無い。

私にとってホラーとは、恐怖そのものではなく、そこに至るまでの過程に焦点をあてた作品のことです。

いい例が「エクソシスト」。
原作小説も映画も、物語の大部分は悪魔憑きなんて有り得ないという、あくまでも科学的な視点を貫きつつ、それでもどうしても説明がつかない事象が次々と現れて・・・という段階的構成が素晴らしい。

本作はどちらかといえばこういう作品群に当てはまるものかと思います。
本音を言うと、もっと思い切りその方向へ振りきって欲しかったとは思いますが。
怪談のテープ起こし (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こし (集英社文庫)より
408745830X
No.16
(4pt)

短編をまとめて一つのお話になっているのが面白い。

短編は基本あまり好まないのですが、その短編を序章や幕間などを使ってつなぎ合わせ、一つの物語にするというアイデアはなかなか面白かったです。短編で語られるホラーはバラエティーに富んでいて飽きなかったですし、実際に私たちの身近で起こり得る話ばかりで、読んでいるこちらも危ないのかも!?というような怖さもあり、なかなか夜中に読むとトイレに行くのが怖くなりそうな感じではありました。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.15
(4pt)

ホラーではなく、面白い

普段、ホラー小説はあまり読みません。
小説に限らず恐怖心が希薄なので、全然怖いと思えないのです。

本作に関してもそれは当てはまっていて、恐怖という感情はあまり湧きませんでした。
ただ、作品の構成は興味深く独特で、読んでいて楽しかったです。

映画に例えると「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のコンセプトそのもの。
擬似リアルな不気味さが面白く、「幽霊出ました~!」みたいなモロ出しは無い。

私にとってホラーとは、恐怖そのものではなく、そこに至るまでの過程に焦点をあてた作品のことです。

いい例が「エクソシスト」。
原作小説も映画も、物語の大部分は悪魔憑きなんて有り得ないという、あくまでも科学的な視点を貫きつつ、それでもどうしても説明がつかない事象が次々と現れて・・・という段階的構成が素晴らしい。

本作はどちらかといえばこういう作品群に当てはまるものかと思います。
本音を言うと、もっと思い切りその方向へ振りきって欲しかったとは思いますが。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.14
(4pt)

自殺者の録音テープがこわかった

怪談の作家としての本人?とそこに寄せられた怪談。そして、編集に起こる不思議な出来事。
短編ながら、つながっており、現実と想像が入り混じる。
映画でいえば、パラノーマル・アクティビティのような現実と虚構の区別がないようなものが昔流行った。
少し前から現実と虚構を入り混じらせ、恐怖を加速させる手法がちらほら出てきている。
本作も、そのようなものであり、リアリティがあった。
しかし、自分はホラーにリアリティをあまり求めないので、もっと主人公なりが追い詰められるほうが、エンタメ的には面白かったかな。
少し中途半端な怖さで終わった。中で秀逸だったのは、自殺者の死ぬ前の録音テープの巻である。
これは、想像すると怖すぎる。
今では、自殺ライブなど映像で残してしまう時代であるが、声のみの録音テープというのは妙に迫力があり怖かった。
怪談のテープ起こし (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こし (集英社文庫)より
408745830X
No.13
(4pt)

自殺者の録音テープがこわかった

怪談の作家としての本人?とそこに寄せられた怪談。そして、編集に起こる不思議な出来事。
短編ながら、つながっており、現実と想像が入り混じる。
映画でいえば、パラノーマル・アクティビティのような現実と虚構の区別がないようなものが昔流行った。
少し前から現実と虚構を入り混じらせ、恐怖を加速させる手法がちらほら出てきている。
本作も、そのようなものであり、リアリティがあった。
しかし、自分はホラーにリアリティをあまり求めないので、もっと主人公なりが追い詰められるほうが、エンタメ的には面白かったかな。
少し中途半端な怖さで終わった。中で秀逸だったのは、自殺者の死ぬ前の録音テープの巻である。
これは、想像すると怖すぎる。
今では、自殺ライブなど映像で残してしまう時代であるが、声のみの録音テープというのは妙に迫力があり怖かった。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.12
(5pt)

著者らしい一冊

著者らしいホラー観が溢れ出す一冊。
日常と隣り合わせの世界観が堪りません。

単行本を買っていた上で文庫版も買いました。文庫版だけを見られた方は、是非単行本版も併せて購入を。
怪談のテープ起こし (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こし (集英社文庫)より
408745830X
No.11
(5pt)

著者らしい一冊

著者らしいホラー観が溢れ出す一冊。
日常と隣り合わせの世界観が堪りません。

単行本を買っていた上で文庫版も買いました。文庫版だけを見られた方は、是非単行本版も併せて購入を。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.10
(4pt)

怪異もミステリ要素も楽しめる

いつも通りに各話がエッセイ風の作者本人の語りから入って紹介される、6話からなるホラー短編集。
最後にミステリ的なオチが来たり、謎解きが行われる短編がある――超自然が否定されるわけではないです――のも、この作者に私が期待している要素で良かったです。
さらにこの本の制作に関しての編集者とのやり取りと、そこで生じた怪異を全体の枠として使うメタな仕掛けもあります。
たださすがに3年ほどの連載をまとめたものであるせいか、こちらでは全話に共通点があると説明される部分の内容が、
連作短編集だった「どこの家にも怖いものはいる」や「作者不詳」の時ほど見事に決まってはおらず、少し弱いように思えました。
また文庫化に際して、この枠部分の終章に加筆も行われています。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.9
(4pt)

怪異もミステリ要素も楽しめる

いつも通りに各話がエッセイ風の作者本人の語りから入って紹介される、6話からなるホラー短編集。
最後にミステリ的なオチが来たり、謎解きが行われる短編がある――超自然が否定されるわけではないです――のも、この作者に私が期待している要素で良かったです。
さらにこの本の制作に関しての編集者とのやり取りと、そこで生じた怪異を全体の枠として使うメタな仕掛けもあります。
たださすがに3年ほどの連載をまとめたものであるせいか、こちらでは全話に共通点があると説明される部分の内容が、
連作短編集だった「どこの家にも怖いものはいる」や「作者不詳」の時ほど見事に決まってはおらず、少し弱いように思えました。
また文庫化に際して、この枠部分の終章に加筆も行われています。
怪談のテープ起こし (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こし (集英社文庫)より
408745830X
No.8
(4pt)

こわい

もう年なのかホラーがツライです
ネットで流行りの「自己責任で」というタイプですね
編集さんが体験したようなおかしなことが読者にも起こるかもしれないので、
もし何かあれば一度休憩を挟むようにと、序章の締めに書かれています

それぞれは独立した短編ですが、その合い間に本書の編集者が遭遇した異常体験をドキュメントチックに描かれています
短編一つずつが実話を元にした創作、合い間に挟まるのはドキュメンタリー、という体裁なので、どこからどこまで実話なのか、
ともすれば、全て実際にあった話なのか、と想像すると、いい年こいてトイレに行くのも怖くなります

他のレビューの方に元になった事件の話をされてる方がいらっしゃるので
調べてみると実際の録音テープを文字起こししたページもヒットしました
(こちらは実際にあった事件の話です
テープやMDも少し懐かしく感じます
最近だとこれがmp3等になるのでしょうか)

そのためリアリティが増してより怖いと思ってしまいます
作者の思惑に思いっきり引っかかった感じもしますが、怖くて疲れるのでもうホラーは当分いいかな・・・
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.7
(5pt)

怖くて面白い❗

三津田信三ファンは必読です。『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』と合わせて読んだ方がいいです。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.6
(5pt)

どこかで見聞きしたような怖さ でもゾクッとする

怪談、或いはホラー映画というものは不思議なもので、文章や映像の未完成度、拙さが
必ずしもマイナスの効果につながらない、むしろ場合によっては、より怖さを増幅すること
に寄与する場合があるようです。

文章で言えば主客の混同、つながりにくく唐突な登場人物の入場・退場、オチの無い結末。
映画で言えば露出の過不足、手ブレ、ピント不調、音量とバランスの悪さ、などなど。
どれもこれも、完成度を目指す者、完成度を要求する者にとっては目のカタキ、有っては
ならない不純因子なのですが、それらが意図されてか、無意識にか、(或いは理知外の
奇妙な力の作用によってか)、読者や観客に対して怖さを増幅する方向に効果してしまうのです。

この本においても読了後、しばし悩んだ後、このような持論を当て嵌め納得するに至りました。
この本は小説として、物語としては欠陥もあり、目新しい発見も少なく、突っ込み処が多く存在する。
しかし、怪談として俎上に載った場合。意味不明のぞくり、とする怖さを包括していて、ある種の
完成度を有しているようだ。 と

この本は作者の三津田信三と女性編集者が怪談の連載を始めるいきさつを語る序章から始まり、
怪談の連載中に関係者に起こる不穏な出来事を記載する幕間の章、
そして連載が終わったあとでの結末を語る終章を六編の怪談を括弧で括るような形式でメタ形式の
実話怪談連作とでもいうような構造を採っています。

括弧で括る共通の公約因子は、タイトル:怪談のテープ起こし、にあるようにテープやMDに保存された
体験談や自殺者の死際に吹き込まれた気味の悪い遺言からネタを聴き起こし怪談に仕立てるといった
もの、です。一話一話は誰かが体験したり、死際に遭った怖いコトを、聴く。といった行為を通じ、
文章といった異なる形態に変換を強いたことによってか寄らずか、怪異が拡散する・・・・・
といった好ましからぬ事態になってしまうわけです。
それぞれの話は、

人の怪異を聞いていたはずが自分に怪異がふりかかってくるはなし。
閉じ込められた屋敷に怖いものがいるはなし。
ひとり多いはなし。
夢が現実を浸食するはなし。
伝染るはなし。
怖いものがだんだん近づいてくるはなし。

と何処かで見聞したような話かもしれません。しかし、知っていれば怖くないか?というと
さにあらず、知っているからこそ、「さあ・ここの先に、こう来る!」とびくびくしながら
怖さを満たせながら先を読み進めざるおえない愉しさ・を喫することができるのです。

家人が寝静まった寒い冬の夜中に、たったひとりで暖かい布団の中で怪談を体験する娯楽。
なんともいえない素適なものがございますよ。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.5
(5pt)

ありがとうございました。

内容もよく期待通りで大変満足しました。ありがとうございました。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.4
(4pt)

面白かった!けどちょっと尻つぼみかな・・。

どこまでが実話でどこからが創作なのかよくわからん曖昧なところが、下手に『実話ですよ~』と名を打ってほんとかよ!と思ってしまう実話怪談より全然面白かった!
ただ、後半になるにつれ何だか尻つぼみになっていった感が。

最後に各話の共通点が解き明かされるのだけど、はっきり言うて『え?ソレ??だから何なんだ??』てな感じであった。
表紙のイラストも今までの著者の本に比べてイマイチで、もっとおどろおどろしい絵の方が良かったなぁ・・と個人的に思う。

でもカタチとしては斬新だと思うし、著者のこういう手の話もどんどん読みたい。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.3
(5pt)

芯から冷える恐怖短編集

いつもの三津田恐怖短編集です。
どれも体の芯からしみじみと冷えていくような恐ろしい内容で面白かったです。
ただ、最後に明かされるこれらの短編の共通点がかなり肩透かしでした。
「どこの家にも怖いものはいる」みたいな衝撃的真相が明かされるのかと思いきや「え、それだけ?」みたいな。
それともあえてはっきり描いてないだけで何か別の真相があるのでしょうか?
しかし短編自体はどれも本当に素晴らしいのでお勧めです。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.2
(5pt)

怪談6編のクオリティが高い

ライトなTHE・三津田信三といった本作。
「どこの家にも~」よりは怪談の切れ味というか、気味の悪さが増していてよかった。
特に「死人のテープ起こし」は設定が面白い。
テープ起こしという「行為」そのものを、序章・幕間・終章に入れることで、全編を通しての繋がりを持たせている。
その分ミステリ要素がよりなくなっているけど、中途半端な作品よりも怪談+メタというシンプルな構造のほうが好き。
読み終わった後にゾワゾワ気分を味わえます。

刀城シリーズの新作を待ちつつ、この手の怪談ならいくらでも読みたい。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686
No.1
(5pt)

夏、畳に寝転がって読めれば至福

ふとした瞬間に、自分の身に振りかかりそうで、想像もしないアプローチなので、ぞっとします。
いつも新刊が出ると読んでますが、今回も面白いです。
怪談のテープ起こし Amazon書評・レビュー: 怪談のテープ起こしより
4087716686