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剣より強し: クリフトン年代記 第5部
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剣より強し: クリフトン年代記 第5部の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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状態とてお良く嬉しいです。すぐに送っていただきありがとうございました。 | ||||
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すぐに届きました、とても綺麗な状態です。ありがとうございました。 | ||||
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面白い!!最終版までの期間が何年もかかり待たされるのが嫌だった。 | ||||
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ジェフリー・アーチャーが、この『クリフトン年代記』に登場させる悪役は、どうしてこうも憎たらしい人物として描けるのか、とにもかくにも見事としか言いようがない。 ヒール役のアレックス・フレッチャー少佐などは、ハリー・クリフトンと友人で義兄であるジャイルズ・バリントンの二人が少年時代から敵役として二人の行く手を阻む存在である。 フィツシャー少佐よりあとに登場したレデイ・ヴァ-ジニア・フェンウィツクも、レデイとは名ばかりの狡猾な手段を弄する悪女である。 よくもまあ著者が次からへと悪役たちが、読者のムカつくようなエピソードを、デティールに拘りながら創作できるもんだと感心してしまうのだが、このヒールたちの存在があってこそ、この大河小説を読者が読み続けるのだろう。 マルチネス一家の脅威が去った後、バリントン海運には、獅子身中の虫ともいえるデズモンド・メラーという悪役も新たに登場し、類は類を呼ぶ狡猾な男として登場するのがエイドリアン・スローンである。 悪役ばかりが登場するように書いてしまったが、強力な味方ハキム・ビシャラ(トルコ人銀行家)も登場させ著者ジェフリー・アーチャーは、読者を楽しませることを忘れない。 下巻でハリーがソビエトへ行くのは危険極まりなく、ストーリーに無理があるような気がした。 が、ソビエト官憲の囚われの身となっているアナトリー・ババコフの禁書になった小説『アンクル・ジョー』を、アメリカに亡命したババコフの妻から、一冊だけの隠し場所を聞きだし、この『アンクル・ジョー』を持ち帰り出版することが自分の使命だと思い、やむにやまれぬ決死の旅なのだと、読者がページを繰るごとに納得させてくれている。 今一歩というところでハリーもソビエト当局に逮捕され、裁判の最後に証人として呼び出されたババコフが同じ監房で夜を過ごすことになった。 ババコフと過ごした監房での4夜が鍵となって物語は進むのだろう。 あまりネタバレを書くとこれから読む読者の興味を削ぐから、この辺で物語の内容をレビューで書くのを止めますが、ババホフのスターリンを描いたところの文章は、フィクションではなく、かなり真実に迫っていると思いながら読んでしまったのです。 ハリーの裁判とエマの裁判をパラレルで描写する著者のプロット構成の上手さには、さすが手練れと感心してしまった。 卓抜したストーリーテラーであるジェフリー・アーチャーの虜になって本書『剣より強し』上・下巻を読み終えました。 | ||||
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内容は男の世界(メインメンバーに女性も入っていますが)の物語ですが、読むほどに面白くなります。 | ||||
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続きが出るまで間があくので前の話を忘れてしまいます(笑) パターン化してるのは作者の味でもあるけど それに慣れているせいか少し飽きました。 でも面白いのは間違いないので最後まで読むつもりです。 | ||||
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早く前作読破したい(新作が出るたび、旧作を読み返し、ストーリーを頭に入れなおさなくちゃいけないのが、ややなんだが、最高の暇つぶし | ||||
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早く前作読破したい(新作が出るたび、旧作を読み返し、ストーリーを頭に入れなおさなくちゃいけないのが、ややなんだが、最高の暇つぶし | ||||
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物語は、どこまで続くか分かりませんがジェフリーアーチャーに拍手。 | ||||
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妻がジェフリー・アーチャーのシリーズ本を愛読している。以前、岡崎武志氏の読書ブログで、文庫解説を頼まれたということで、えっちらえっちら読んでいた大著シリーズの一冊ではないか。その中の一冊である 『剣より強し クリフトン年代記 第5部 上巻』 (新潮文庫)に、あんたの好きそうな(?)面白い美人局シーンがあるわよと教えてくれた。153頁から156頁あたり。そこだけ拾い読み。ホテルで眠りかけた時にピンポーンと? 「二十年前に恋に落ちた女性、二十代前半のエマと生き写しと言っていい娘が、黒豹の外套を着て----たぶん、その下には何もみにつけていなかった----、片手に煙草、もう一方の手にシャンパンのボトルを持って、目の前に立っていた。抜け目のないロシア人のやりそうなことだな、とハリーは思った。……」 僕の場合、「片手に煙草」というだけで、「売女め! ノー、サンキュー」とドアをピシャリと閉めることになっただろうが? タバコ・ゴルフ、マージャン、カラオケ嫌いというだけで世の中の危機から遠ざかることができる。なにしろ、愛読書は長谷川慶太郎氏の『麻雀・カラオケ・ゴルフは、おやめなさい これからの日本経済とサラリーマンの戦略』 (PHP研究所)だから……。でも、 「二十代前半の南沙織と生き写しと言っていい娘が、超ミニのピンクのワンピースを着て…」となったら(「南沙織」は「酒井和歌子」「松原知恵子」「いしだあゆみ」「アネット・ヘブン」でもいいけど?)「プリーズカムイン」とか「ユーアーウェルカム」「ハウマッチ?」とか言ってしまうかもしれない。共産圏(自由圏も含めて)の美人局に負けない強い精神力を10代の時から養っている我が身なれど……。ネバーセイネバー? ともあれ、小説の主人公は、そんなソ連型新兵器「誘惑光線」に照らされながらも、それを拒絶し続ける。女は自分の体が相手にされずに、「それで何が欲しいの?」と問い質す。すると、男は「ノーベル文学賞だ--」と。そういうシーンがあるのがミソ。村上春樹さんが誘惑されたらどうなるか? 面白そうだ。 | ||||
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前部に劣らず、大変素晴らしい作品でした。是非、第一部からご一読下さい。お勧めです。 | ||||
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本作も素晴らしかった。一時期影が薄かったハリーが脚光を浴びて、第6部が待ち遠しいです。当初予定されていた5部作が、7部まで延長されて喜んでします。 | ||||
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これまでの主役たち、作家ハリー・クリフトンとその妻エマ、息子セバスチャン、その婚約者サマンサ、エマの兄で労働党議員のジャイルズ、ファージング銀行会長のハードキャスルなどが<善玉>とすれば、<悪玉>はジャイルズの前妻レディ・ヴァージニア、フィッシャー少佐、武器商人マルティネス、ファージング銀行不動産部のスローンなどの面々。新登場はスターリンの通訳であり秘密の伝記を書いたババコフと東ドイツの通訳カリン・ベンジェリー。 物語は第四部の最終節に続き処女航海の豪華客船バッキンガム爆破から始まり、1964年から1970年初頭までをカバー。この巻でのエポックの一つはジャイルズが陥る東ベルリンでの禁断の不倫、外相就任目前の練達の政治家が犯すはずのない不祥事である。ワタクシ的にはこの設定は相当に無理があると思うのだが。大臣辞任どころか議員の席を失うまで。以下下巻に。 | ||||
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主役は<善玉><悪玉>とも変わらず、新登場はソ連KGBのマニンキン大佐くらいか。 下巻のエポックは、隠されたババコフのスターリン伝を探しにレニングラードへ向かうが逮捕され裁判に付される事件。 ここでもワタクシ的にはまだ語られてはいないウラがあるように思う。というのも逮捕されて一夜同房に留められるのが当事者のババコフで、しかも供述書を改ざんして英語で読み上げ創作上の人物名でサインしてもソ連側にはわからなかったとされるが車中のマニンキン大佐との会話はロシア語だったのか。 もう一つのエポックは宿敵フィッシャー少佐の自殺、これも果たして<自殺>か<他殺>か疑問が残る。アーチャーの<罠>は手が込んでいる。 | ||||
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前巻より時間が長く経過したが、相変わらず面白い。続巻の早い内の刊行を望む。 | ||||
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クリフトン年代記第5部がでるのが待ち遠しかったです。期待通りのおもしろさでいっきに読み終えました。ジェフリーアーチャーらしさ満載の作品です。 | ||||
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ジェフリー・アーチャーは,イギリスを代表する小説家で,これまで数多くの作品を生み出しています。この小説は,イギリスの西部の港湾都市ブリストルで造船工の息子として生まれたハリー・クリフトンの波乱万丈の人生を,彼を取り巻く人々の物語を交えて描いたクリフトン年代記シリーズの最新作です。これまで「時のみぞ知る」,「死もまた我等なり」,「裁きの鐘は」,「追風に帆を上げよ」に続く第5弾として,前作から1年半ぶりに日本語版が発行されました。 プロローグは前作の続きで,1970年主人公ハリーの妻であるエマが会長を務めるバリントン海運が,その社運を賭けて建造した豪華客船バッキンガムの処女航海において,マルティネスの陰謀でIRAが仕掛けた爆弾をハリーの機転で発見,間一髪で船の破壊を免れるところから始まる。この爆発未遂事件を隠ぺいすることでバリントン海運の重役会は,新たな火種を抱え込むことになる。 ハリーとエマの息子セバスチャンの物語では,勤務先のファージングズ銀行で,不正な取引によって私腹を肥やそうとする上司スローンとの攻防,セバスチャンとバリントン海運の恩人である会長セドリック・ハードキャッスルの死とスローンによる乗っ取り,コーフマン銀行に移籍しての逆転劇,セバスチャンの不義に失望したサマンサとの別離。 エマとレディ・バージニア・フェンウィックとの間の名誉棄損裁判,バリントン海運の重役会におけるエマの追い落としをはかる乗っ取り造反の動き。 エマの兄でハリーの友人,イギリス下院議員を7期務めたジャイルズ・バリントンの落選。ハリーたちに仇名してきたアレックス・フィッシャー少佐の成り上がりと失意の死。 そして,ヨシフ・スターリンの通訳者で,スターリンの伝記を発行してソビエト当局に捕まってしまったアナートリイ・ババコフを救い出そうとするハリーの活動など,登場人物フル活躍の複数の物語が同時進行していく。レニングラードの書店に隠されたババコフの著書「アンクル・サム」取りに行ったハリーがソビエト当局に逮捕され,裁判の中でババコフに再開し,アンクル・サムの内容をすべて記憶に収め,ソビエトから持ち出すくだりはなかなか爽快です。 エピローグはエマの裁判で,エマの弁護士が評決のカギとなるフィッシャー少佐の手紙を公表する直前にすられてしい,裁判の行方やいかにというところでto be continuedとなります。 相変わらず,読者を一時も飽きさせない物語が展開されます。ウィットにとんだ会話劇,壮絶な報復劇,イギリス社会の根幹をなす階級意識,イギリス政界や財界の様子など,これまでのアーチャーの経歴が思う存分発揮されています。さて,物語はまだまだ続きそうですが,アーチャーも既に76歳,同じイギリスのミステリーの巨匠フォーサイス77歳とともに健康状態が気になりますが,頑張って書き上げてほしいと思います。 | ||||
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ジェフリー・アーチャーのシリーズがここまで長くなるとは思わず、覚悟もせずに手を出してしまいました。 第4部がドキドキの終わり方だったので、臨場感を取り戻すため、第5部を読む前に第1部から読み直してみました。 改めて大作だと思います。 20世紀の時代背景も描写され、ケン・フォレットの「百年三部作」に似ている気がしますが、こちらの方がソフトで人間的かな。 一人の人物の成長物語だと思っていたら、その息子や孫、その友人や敵たちと、どんどん話が広がり、注意していないと「これは誰だっけ?」ということがよくあります。 でも、どの人にもドラマがあり、山あり谷あり、弱みも強みもあるところが面白いです。 物語の行き着く先はわかりませんが、正義が最後に勝つと信じて、その過程を楽しみたいです。 それにしても、クリフトン家の男性陣は、肝心なところでツメが甘いというか、 あとちょっとだったのに、という残念なことが多いので、ハラハラさせられどおし。 それに、ハリーにはこんな凄い才能があったのか、と驚きます。 また、タイトルの通り、物語でも裁判でも交渉でも、言葉の力や技を感じる内容でした。 第7部まであるそうですが、これからまだどれだけの波乱があることやら。 ハッピーエンドを期待して、最後まで覚悟して追いかけていきたいです。 | ||||
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前作からの時間経過が長すぎて、登場人物の背景や相互の心情が思い出せずあんなに盛り上がった前作の興奮が冷めてしまった。 もう一度前作から読み直す方が、すんなりと物語に浸れると思う。 | ||||
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「ジェフリーアーチャーだ」と叫んで第1部「時のみぞ知る」を買って数年、ツンドクになっていました。2部以後も買っていましたが、 ツンドクでした。第5部の本書まで出てきて、アマゾンで原書第7部が2016年秋に出版されることがわかり、ようやく最初から 読み始めましたが、面白い。でも、読むのは、全部出てからにします。壮大な人間ドラマは途切れてはいけないという私なりの 拘りです。今回は時のみぞ知るだけ読了したら、一度離れます。全14巻だと思いますが、完結したらもう一度読み直します。 だから、新潮社さん、はやく出版してください。待っています。 | ||||
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