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時のみぞ知る: クリフトン年代記 第1部



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時のみぞ知る: クリフトン年代記 第1部の評価: 4.20/5点 レビュー 40件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(2pt)

緊張感がない

テンポも早い、あきさせない展開はさすがである。
敵対関係同志の子供がお互いに恋に落ちるというパターンも健在。

しかし、緊張感がない。
登場人物の大多数が主人公にとっては特上級の味方で、
主人公が助けられ「すぎる」。

悪党ばっかりの悲惨な設定がいいというのではないが
少年少女向け読み物では退屈だ。
続編を読みたいとは思わない。
時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.19:
(2pt)

ディケンズファンならいいかも

「遥かなる未踏峰」は途中で読むのを止めた。
これはテンポがはやいから、最後まで読めたけど、
「ケインとアベル」には遠く及ばない。

これだけの困難を克服していくのだから、これくらい優秀な子を
主人公にしないと成り立たないよなぁ〜と思わせてくれないと
つまらないだけ。

登場人物の大多数が善人。
そして良い子の主人公は彼らに助けられてばっかり・・・ではね。

優秀な主人公の困難辛苦物語なら「チャングムの誓い」の方が
まだ感情移入できるし秀逸。
時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.18:
(5pt)

さすが

JAの世界はすごすぎます。大変興味深い本です。おすすめです。
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No.17:
(5pt)

さすが

JAの世界はすごすぎます。大変興味深い本です。おすすめです。
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No.16:
(5pt)

さすがジェフリー アーチャー

元々ジェフリー アーチャーのフアンなのですが、期待以上におもしろいですね、続きの発売が待ちきれません。
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No.15:
(5pt)

さすがジェフリー アーチャー

元々ジェフリー アーチャーのフアンなのですが、期待以上におもしろいですね、続きの発売が待ちきれません。
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No.14:
(4pt)

おもしろい

やはりジェフリーアーチャーの本は失敗がない。夢中になって読めた。
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No.13:
(5pt)

小説に於ける”黄金比”に満ちた作品....

確かに似たような題材を扱った作品は多々存在するが、全部が全部面白い話に仕上がっている訳ではなく、
そこはやっぱり作者の”腕前”に左右されるのだ、と改めて思い知らされた。
主人公<ハリー>の成長を縦糸に、彼に絡む様ような人物の挿話がめくるめく物語を織りなしてゆくのだが、
登場する<嫌な奴>は三人だけで、登場人物の90%は<良い奴>で、主人公の危機に皆が気持ちよく手を差し伸べて
くれるので、当方も本当に気持ちよくページをめくらされた。
最終盤の船乗りたちの話も最初は気難しそうな面々なのだが、わずか三週間後には、誰もがこの主人公を
好ましく思い始めるくだりなど、作者のツボを押さえた書きっぷりに、ああッ面白いと、一人悦に浸ってしまった。
オールド・ジャック・ターの話などは、あのフレデリック・フォーサイスの[戦士の挽歌]を思い出さされ、英国作家はこう言う兵士の友情譚
を、本当にうまく書くなぁ、と感心。
アーチャーという作家は、後書きにある<コールガール・スキャンダル>以降、<ちょっと変な作家>と認識し避けていたのだが、
この本作を外さなくてよかった、というのが正直な感想。
後書きの最後に<フィツジェラルド>に関する記述があるが、本作の今後にも[華麗なるギャツビー]的展開を予想するのは
私だけ....出来るだけ速やかに第二部を読みたい。
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No.12:
(4pt)

面白い

まず、大変面白いということを最初に申し上げておく。
時間をかけて読もうと思っていたが無理だった。
ぐいぐい引き込まれるのでつい夜更かししてでも読んでしまう。

ただ。
あんまり新味はないかと思う。
第一部を読んだ限りでは「ケインとアベル」「チェルシーテラスへの道」を足して2で割った感じか。
労働者階級の少年が苦労しながら最後は成功するというパターンになるのかな。
そしておきまりの大悪人も出て来る。
スノッブで卑劣漢で女たらし。
こういう情状の余地のない悪人、登場させるのが好きですよねぇ。
その他の登場人物たちも類型的ではあるけれど、みな生き生きとしている。

作者はどうも「デイヴィッド・コパフィールド」のような作品を書きたいようだ。
ストーリーテラーを自称しているのだからディケンズを目標とするのは当然と言えば当然。

二部以降、楽しみです。
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No.11:
(4pt)

早く続きが読みたいです。

うまく言えないのですが、はじめ少し物語の進み方に戸惑いを覚えました。 ですが、すぐに引き込まれました。 そしてあの第1部の終わりかた。 第2部が待ち遠しいです。
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No.10:
(5pt)

続きが早く読みたい。

ジェフリー・アーチャーは,ビジネスマンからイギリスの国会議員に,詐欺にあって無一文になり,その経験を本にして作家に転身,印税で借金を返すとまた国会議員に返り咲き,今度は偽証罪で投獄され,現在また復帰しているという波乱万丈の人生を送っている小説家です。
 彼の小説は,生い立ちの異なる二人がそれぞれの人生を絡ませ,運命に翻弄されていく一代記というパターンがいくつかあります。
何となく,キャピュレット家とモンタギュー家の対立の中で人生を翻弄されるロミオとジュリエットのようなパターンを感じるのですが,決して悲劇に終わらず,運命を切り開いて成り上がっていく様子を描いたものが多いです。
 イギリス首相の座を争う「めざせダウニング街10番地」や貧しい商人がウエストエンドに百貨店を築く「チェルシー・テラスへの道」,ポーランド移民の娘が史上初の女性アメリカ大統領になる「ロスノフスキ家の娘」などのサクセスストーリーはとても読みやすく,寝る間も惜しんで読み切りました。
 さて,この「時のみぞ知る」では,イギリスの港町ブリストルで生まれ育ったハリーがその境遇にも負けず,周りの人々の支えを受けながら,人生を切り開いていく物語です。
 天使の歌声を持つことをきっかけに聖歌隊奨学生に選ばれたハリーは,名門の学校に通うようになりました。学校では,故郷の港で海運業を営むバリントン家のジャイズと親友になりますが,ジャイズの父親ヒューゴは息子の親友ハリーに冷たく当たります。息子のみならず,ハリーの母メイジーの人生をも妨害するようになります。しかし,やがて,ハリーはジャイズの妹エマと恋仲になり結婚することとなりました。結婚式の当日,「二人の結婚に意義のあるものは,ここに申し立てなければならない」と呼びかけた神父の呼びかけに「異議あり」の声を上げたのは,ハリーを幼い時から支え続けてきたオールド・ジャック・ターでした。ジャックによってハリーとエマは兄妹であるかもしれないというのです。ジャイズの父ヒューゴとハリーの母メイジーはかつて一度だけ関係を持ち,ハリーはバリントン家の遺伝形質である色盲を持っていたのです。幸せの絶頂から失意のどん底へ,ハリーは学校を休学し,海軍にはいるべく貨物船に乗り込みます。その航海の最中に第2次世界大戦におけるイギリスとドイツの戦争が勃発,ハリーの乗っていた貨物船が撃沈されました。九死に一生を得たハリーは,死んだ同僚の名をかたり,自分は死んだことにして,これまでの人生の不都合をリセットしようとします。アメリカに上陸したハリーは,名前を確認され,いきなり港で警察に逮捕されるところで物語が終わっています。
 この物語は,ハリーの一代記の第1部ということで,本国イギリスでは2部3部が発売されているということです。早く続きが読みたいです。
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No.9:
(2pt)

お暇な方はどうぞ

1-2時間で読み終えますが、1-2時間後には読んだ内容まで奇麗に消えてしまう「読み物本」でした。
暇つぶしにはお勧めします。
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No.8:
(5pt)

「ケインとアベル」「ロスノフスキ家の娘」シリーズの再来?

まさか「ケインとアベル」を超える作品が出てくるとは思ってもいませんでしたが、
上巻の滑り出しは、はるかに分かりやすく、しかも伏線がたっぷり入っていて、
どんどん読み進むことができました。

末端の労働者階級の子供が、周囲の様々な方々の助けをうけながら、
確実に、そして皆の期待を裏切らない成長を遂げていき、
立派な少年に成長し、下巻がますます楽しみです。

下巻および続編を考えると、「ケインとアベル」「ロスノフスキ家の娘」シリーズを超える可能性もあるんじゃないかと思います。
時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.7:
(5pt)

ハリーの成長と葛藤

上巻からうすうすとは感じていましたが、まさか!の線がたくさん散りばめられており、
読者の期待を裏切らない作品だと思います。

まさかあの人が!まさかこの展開になるとは!

この巻の結末や、著者のこれまでの作品を考えると、
第2部を読むのが待ちきれないです。

シリーズが完結したら、本当の意味で、
著者の一番の代表作になるのではないでしょうか。
時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.6:
(4pt)

予想通り

かなり久しぶりにジェフリー・アーチャー氏の作品を読んだ

初めて読んだのは「ロスノフスキ家の娘」だったと思うが
あまりの面白さに「ケインとアベル」を含めて
立て続けに氏の作品を読み漁ったが、
正直言って上2作以外の作品はパッとしなかった記憶がある。

前置きはいいとして
第1部上下刊を読み終えての感想は
『やっぱりね』というにつきる。
内容の濃い薄いとは全く関係のない次元で面白い作品であり
そもそもこの本を読むような人には第2部以降を読みたくなる作品である事は間違いない

物語の中身については言及しないが
勇気や誇りの大切さを子供(少年?)に教えるには
良い本だなと思う。
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No.5:
(5pt)

期待を裏切りません!

「ケインとアベル」を超えるなんて...と思っていましたが...!もしかすると、超えるのかも!?
「ケインとアベル」「ロスノフスキ家の娘」、そして「チェルシーテラスへの道」を彷彿させます。壮大な物語になるであろう「クリフトン年代記」のまだまだ第1部。これからの展開が待ち遠しすぎます。1920年~2020年までの100年間の物語が展開されるとのこと。一体何部構成になるのでしょうか?
我慢しきれずに、2部のペーパーブックを注文。原文読むのは時間がかかりそうですので、悪戦苦闘しながら、和訳出版を待ちます♪
アーチャー先生はこの作品群を集大成としてお考えな気がしますが、ファンとしては、まだまだ20年、30年、書き続けて欲しい!
時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.4:
(5pt)

ケインとアベルを超えたかは判断できないが

入獄以来のジェフリー・アーチャー作品はファンでも質の低下が否めなかったけれど、これは文句なしに全盛期の作品に匹敵する出来です。帯を見るだけで内容は推して知るべしといった形ですが、港湾労働者の息子として生まれおちたハリーの数奇な人生が幾多の人物の視点を経て語られていきます。本書ではハリーの父とされるアーサーの死の謎や、母親の奮闘、ハリーの才能を見抜き育てようとする周囲の人々について語られていきます。幼年時代のハリーが、人との出会いを通じて成長し、違った世界に触れて今までと異なる視点・認識を獲得していく様子が、英国の階級社会と相まって描かれ、アルジャーノンに花束をを思い起こさせるタッチと感じさせました。

幼年時代のハリーにとっての母親は、単に母親でしかなく、学校を抜け出していることを知られてはいけない存在であり、友達に一緒にいることを見られてはいけない存在だった。それは貧しさと無縁ではなかったけれど、服装というものが示す階級という壁に覆われていたからでしょう。ハリーにとって母親の存在は常に変わらないが、幾多の登場人物の視点を経て母親の姿が変化を遂げるのが本書です。これまでのアーチャー作品によく見られた不幸のうちに死す、或いは貧しさに埋没する肉親ではなく、息子以上に貧困や社会の壁と戦っていく知性と勇気の持ち主で、息子の学業成就の為に奮闘します。

この時代のイギリスは、上流階級への門をたたくしか降伏となる道は残されていないのか?、そんなことを考えさせられるのは、「大いなる遺産」や「デイビッドコッパーフィールド」のようなディケンズ作品も好きだったからかもしれません。どことなくハリーポッターを思い起こさせてしまうのは、ジェフリー・アーチャーも時代の趨勢と無縁ではない、むしろ積極的に取り込むタイプの作家だからではないでしょうか。完結まで長そうではありますが、楽しみに見守りたいと思います。
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No.3:
(5pt)

青年時代

この間で描かれるのはハリーの短い青年時代です。大戦前夜の陽の名残りを感じさせながら紡がれる物語は、少年時代の総括として父親の謎が密接にまつわります。読者にとっては見知らぬ古なじみのタレント大尉の視点を冒頭に迎えて語れらる物語にはしばし感慨と涙を禁じ得ません。アーチャーはこのような球のごときキャラクターを物語から取り上げて見せるのが本当に上手だ。その一方で物語のピッチは性急にすぎるようにも感じられます。戦争前のお片付けとばかりに進行する事態、読者の後ろ髪をひきながら途絶える消息。次巻が戦争の真っただ中であることを予感させながら「ここで終わるのか」と言わせる展開。あざとすぎると思いながらも、エンターテイメントとしてはこれは正解なのだろうかという思いが。展開に反発が大きければ大きいほど、すでにジェフリー・アーチャーの術中にはまっているのかもしれません。

誰か人に自分の予想を語りたくてたまらなくなります。次巻の出だしは、誰か予想もつかない登場人物の語りでスタートするのではないでしょうか?順当にハリーが語り始めるのでしょうか? 私は長年のファンとして、ジェフリー・アーチャーの晩節を汚す作品ではけしてないと言えること、むしろ最高に近い水準の作品であることをただひたすらに喜んでいます。
時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)より
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No.2:
(5pt)

一家一門の歴史を系図のように描いた叙事小説として一級品。(なのだが・・・)

まちがいなく一級の作家アーチャーの傑作小説であろう。大英帝国と呼ぶにふさわしい時代のブリストルを舞台に上流階級の一族と下層階級の一家を中心に、繰り広がる様々な関係が描かれる。語り部を次々と変え、単一の事象を複眼でとらえる見事な手法で読み手を飽きさせないのは練達の作家にふさわしい。始まりは主人公ハリー・クリフトンの母メイジーが若き日の<秘密の>冒険の話。ついで主人公ハリーが語る幼年時代からグラマー・スクール入学まで。再びメイジーが登場してハリーが金銭不自由なく通学し続けるための勤労の日々そして襲い掛かる災難。名家の二代目ヒューゴー・バリントンの眼から見た15年が続く。以下下巻へ。
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4102161333
No.1:
(5pt)

次々と起きる問題だけでなく買い続けないと満足できないトリックが仕込まれている。

下巻は<謎>の人物オールド・ジャック・ターことヴィクトリア十字勲章受賞者ジャック・タラント大尉が教える背後の<秘密>の物語。ヒューゴーの長男でハリーの親友であるジャイルズの口からオックスフォード大学合格に至る日々とハリーの恋。そしてハリーが恋に落ちたヒューゴーの娘エマが語る結婚式への道。しかしその時「異議あり!」との声が。終章は再度ハリーが話す絶望の・・・以下ネタバレを避けるため紹介しないが、最後の一語「第一級殺人罪」は読者への信義違反ではないだろうか。
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