獄中記 地獄篇
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これほど面白くない獄中記も珍しい どうして獄中に入ったかの経緯も書いてないし 何食べたかだらだら書かれてもどうでもいいしw 100年前に書かれたワイルドの獄中記の100分の1も面白くない たぶん本業の小説も面白くないのだろう | ||||
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何が魅力的なんだろう。この作品。時々読み返したくなってしまう。閉鎖環境での人間関係?イギリスの刑務所事情?重罪犯が入れられる刑務所の受刑者たちの姿?議員にまでなって逮捕されて刑務所にぶち込まれても、緊張しながらも作家としての興味を持ち続け、もとはとったるでーといわんばかりのアーチャーのしたたかさ? スウェーデンの「ミレニアム」の作者がこの本読んでインスパイアされた?と思うエピソードもあり。 ジェフリー・アーチャー、この手記だけじゃなくて、刑務内で聞いた話をもとにさらに短編集を書いてるし、十分すぎるほどもとはとっているような気がします。 あとで移送された、より軽犯罪者の多い刑務所での生活を書いた「煉獄編」より、こっちのほうがおもしろいです。 | ||||
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獄中記ものが好きでブックオフで105円で売っていたのでタイトル買い。 イギリスの作家出身の政治家が、刑務所に入り、その始めの移送先であるベルマーシュ刑務所での3週間における記録。 その後の2年の記録が、続編、煉獄編、になるが どうもそちらは、ベルマーシュ刑務所での体験よりは、内容の薄いものの模様。 この本の魅力は、作者の刑務所生活そのものにあるのではなく 作者が接触した、受刑者の話にある。 一家全員が、麻薬売買に関わっている、ウィリアム・キーン たまたま付き合った女性の一家がマリファナ売買を商っていたトニー そして何より、フレッチ。 彼等の話こそ、この本の魅力といえる。 キーンの話を聞いてるときは、まるで独演会に魅了されている聴衆の気分になり、実に楽しかった。 購入額は1ドル足らず(105円)でも、内容は10ドルに値する一冊。 | ||||
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初めて読むジェフリー・アーチャー…知人に勧められて、でした。 ”イギリスの刑務所を実際に服役した人物が描いている”その事自体が興味深く、軽い読み物として面白く読みました。 作者は本人の弁によればまったくの冤罪である刑に服しています。 身近な人に裏切られ母親の死に目にも会えず、どれほどの心痛を奥底に秘めていることか…。 恨み骨髄…なんて言葉では足りず、また私ごときに理解できる感情でもないのですが 読み始めてまずその事に思いをめぐらせました。 刑務所内の自分の目にかなった人物を内閣のそれぞれの役割にたとえるなど いかにも政治家らしい発想に感心させられもしました。 アイルランド人に対する尽きせぬ不信感も ”こうやって書く事の出来る自分は出来ない人たちより幸せ”と思い込んでいる優越感も 包み隠さず発言しています。 ある意味本当に”オシアワセ”な人物だと思います。 識字障害であったりなんらかの理由で読み書きの出来ない人たちが 出来る人たちより必ず劣っていたり不幸であるとは限らないはずなのですが…。 今でこそ学習障害のある人たちが社会参加を進めるための手立てがわずかながらも存在します。 自分や世間の通念とは異なっていても 必ず生きる道はあるのだとたくさんの人たちが気がついているはずです。 ”犯罪者”や”ホームレス”が人生のどこかでつまずいた人たちである事が これほど明白である以上 完ぺきではなくてももう少し前に遡って 救いの手を差し伸べる事は可能なのではないか? 作者の心のどこかにも、そんな問いがあるはずだと思いました。 努力を続ける人たちに対する作者の熱い応援の気持ちや共感は伝わります。 でも頑張れなかったり、自分とは異なる生き方を生きる人たちに対する想像力の欠如も確かに感じました。 作者の言を借りれば警備に用いられる犬の”シェパードが狂暴化する”ほどの 粗悪な食事を遠ざけ周囲の人たちの手を煩わせてでも ミネラルウォーターとハムの缶詰とコーンフレークにこだわり続けた作者ですから 服役後は刑務所の環境改善に奮闘しているのも納得です。 ぜひとも実力者ゆえの重い責任をしょって軽やかに頑張って欲しいです。 | ||||
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獄中日記としては数々の書物が出版されているが、それらの作品と異なる点は、ただ作者が著名人であるということにすぎない。イギリスの牢獄事情を垣間みるには面白い作品かと思う。しかしながら、作者の数々の小説のファンとしての立場で読むと、どうしてもストーリー展開の迫力に欠け、またワクワク感、次のページをめくる楽しさ、といったものの薄さは否めない。まるでページ数を稼ぐかのような文章の書き方には、実際に牢の中で長い時間を過ごさざるを得ない作者の苦労が残念な形で表現されてしまったとしか思えない。まずは作者の作品をすべて読む事をお勧めします。 | ||||
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