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砂漠
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砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 41~49 3/3ページ
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この小説の一番の見どころは、上手に描き分けられている大学生たちのキャラにあるのだろう。 個性的に仕上げられた主要登場人物のキャラが魅力的だと主張する人がいるであろうことは私も認めるところである。 しかし、ただそれだけだ。一時期流行したクドカンのドラマみたいな薄っぺらさを感じた。 特に、この作品の魂とも評される西嶋というキャラに、あとがきでも大絶賛されている西嶋に、一切共感できなかった私としては、もりあがりのない淡々とした日記のようで、読み進めるのがつらかった。 おそらく、この小説を楽しめるのは現役学生世代ではなく、ノスタルジーに浸って楽しめる、大学から離れて相当経過している世代なのだろう。 だから、遠く離れた所から見て西嶋のキャラを微笑ましく感じることができるのだろう。私は正直こんな人種には我慢がならない。同世代で身近にこんな人間がいたら、迷わず迫害する側にまわるだろう。 最後に、青春小説として読むと、ストーリー的に面白みに欠けるし、キャラの内面の描き方は平板。はっきりいって二流。たいした作品ではない。 | ||||
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昔から伊坂作品は好きで必ず読んできたが、 どうも最近のは面白みをあまり感じません。 最初から、最後までノンストップで盛り上がる伊坂作品が好きでした。 でもこれは、淡々と日常が語られる。 もちろん、特徴のある5人の行動や言動は、気が利いてたり、教訓めいたり、 その都度ちょっと面白かったりするけど、ただそれだけ・・・ 何しろ先に読み進めたい、という気持ちが起こらない。 いつでもやめられるって感じです。 なにより、最近の伊坂作品の登場人物は、 「自分が世界を回してる」ような、 若者のくせに、何でも知っている、というテイで、 少し鼻につきます。 とにかく最近の、「浅く広い」伊坂作品には 興味が薄れつつあります。 | ||||
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昔から伊坂作品は好きで必ず読んできたが、 どうも最近のは面白みをあまり感じません。 最初から、最後までノンストップで盛り上がる伊坂作品が好きでした。 でもこれは、淡々と日常が語られる。 もちろん、特徴のある5人の行動や言動は、気が利いてたり、教訓めいたり、 その都度ちょっと面白かったりするけど、ただそれだけ・・・ 何しろ先に読み進めたい、という気持ちが起こらない。 いつでもやめられるって感じです。 なにより、最近の伊坂作品の登場人物は、 「自分が世界を回してる」ような、 若者のくせに、何でも知っている、というテイで、 少し鼻につきます。 とにかく最近の、「浅く広い」伊坂作品には 興味が薄れつつあります。 | ||||
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ショックです。 “あの”伊坂幸太郎がこのレベルを文字にして、世に送り出すなんて。 伊坂作品ならではドンデン返し、結末の付け方はまったくなし。 作者名を見なければ、ぽっと出のライトノベル作家が書きました、と言われても信じたかもしれない。 これを読んだ大学入学予定者が大学生活に大きな期待をかけ過ぎないことを祈りたい。 あぁ、本当にショック。 | ||||
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ショックです。“あの”伊坂幸太郎がこのレベルを文字にして、世に送り出すなんて。伊坂作品ならではドンデン返し、結末の付け方はまったくなし。作者名を見なければ、ぽっと出のライトノベル作家が書きました、と言われても信じたかもしれない。これを読んだ大学入学予定者が大学生活に大きな期待をかけ過ぎないことを祈りたい。あぁ、本当にショック。 | ||||
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伊坂幸太郎作品で唯一の駄作です。 ストーリーが大分わざとらしくて辛いです。 | ||||
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伊坂幸太郎作品で唯一の駄作です。 ストーリーが大分わざとらしくて辛いです。 | ||||
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伊坂作品唯一の駄作 文体や話の流れが本当に伊坂が書いたのか?と 疑問を持つ内容。 高校生が読むには、ちょうど良いライトノベル。 人物設定や話の流れに無理がある。 内容は、大学4年間を春夏秋冬に分け、話が進行する。 また非常に分かりやすく男女がくっつく。 麻雀とラモーンズが好きな人は まあそれなりに楽しめるだろう。 | ||||
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著者の小説を数作既読していますが、物語の筋と運び方が非常に軽快で、登場人物たちもキャッチーです。作劇技術に関しては非常に見所があり、現代の若手作家としては稀有な実力を持っていると思います。 ただ、如何ともし難いのが、登場人物たちの社会や他者に対する洞察力が余りに低すぎるということです。これがとても気になります。 端的に言って、登場人物全て(の思考)が幼稚で低俗なのです。 これは伊坂作品においてよく形容される「青臭さ」とは本質的に異なったものだと思います。単に視野が狭かったり、思考能力・判断能力が低いだけです。 とりわけ、エンターテイメントに徹していない作品だと、その濃度が増す傾向にあり、この「砂漠」以外にも「魔王」や「重力ピエロ」で顕著だと思います。 その「洞察力の低さ」が、登場人物の青臭さを引き立てる要素として機能しているならば、こんなことも言わないのですが、そんなことはまるでなく、この問題は作者自身に通ずるのではないかと思えるから、問題なのです。 インタビュー等を見ていると、「え、もしかしてあれってマジで言ってたの?」と思えるような受け答えが多くあります。40代に近い壮年男性の社会洞察力がこれだと思うと、小説の方も楽しめなくなってくるから不思議ですね。 「考えろ、考えろ、考えろ」などと他作品で連呼しているわりには、何も考えていないことが伝わってきます。 余談になりますが、西尾維新と伊坂幸太郎には親和性があると思っていましたが(登場人物の洞察力の低さ=幼児性と、結局はキャラ萌え小説である点)、本作品は特に西尾維新の戯言シリーズ、クビシメロマンチストあたりを彷彿とさせられる内容でした。 | ||||
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